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【準備編】海外でロードトリップ!経験者が事前準備や注意点を解説


みなさんは、国内・国外でロードトリップをしたことがありますか?

筆者は以前、イタリアからドイツまで車を運転しながら旅行したことがあります。今回はそんな自身の体験談をもとに、ヨーロッパでロードトリップをする際の事前準備や注意点を紹介します。

ロードトリップとは?

最初にロードトリップの一般的な定義を説明すると、長距離を自分で車を運転して旅行することです。ツアーや団体旅行と違って、自由気ままに旅行をしたい人達にはおすすめです。ロードトリップは一人でする人もいれば、友達同士、カップル、家族でする人達もいます。

私が行ったロードトリップの場合、予め決まっていたのは5日間の予定であること。そして、イタリアのチヴィタヴェッキア(Civitavecchia)出発とドイツのデュッセルドルフ(Düsseldorf)到着だけで、宿泊場所やレストランは、現地に到着してから探しました。

事前準備

出発地と到着地の周辺情報を検索

最初に、出発地と到着地を決めます。決まったらGoogleマップやGPSを使って、ルートや周辺情報を検索して、自分(達)が運転できそうかどうかを考えてみます。

レンタカーと保険会社探し

出発地と到着地が決まったら、借りるレンタカーを事前予約します。携帯やスマホがあればいつでも予約ができますが、日本を出発する前に予約しておいた方が無難だと思います。それから、運転中の車の故障や事故が起きた時のことを考えて、保険に加入することもおすすめします。

国際運転免許証の申請は忘れずに!

*プライバシーの関係上、画像の一部を編集しています。また、アメリカで申請当時のものなので、最新情報については下記の公式サイトでご確認ください。

国外で運転する場合、必ずと言ってもいいほど必要になってくるのが、国際運転免許証です。国際運転免許証は、日本あるいは外国の運転免許証、自身の写真1枚、パスポートや渡航を証明する書類等を持って、日本国内の運転免許試験場、運転免許更新センター、指定警察署のいずれかに行きます。そこで申請用紙に記入して、提出したものに問題がなければ、発行手続きをしてくれます。急ぎの場合は、運転免許センターや運転免許試験場で即日発行が可能のようなので、ぜひそちらを利用してみてください。

日本で申請・取得予定の人は、こちらのサイトをご覧ください。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai01.html

私は、日本とアメリカの運転免許証を持っています。渡米する前に日本で国際運転免許証を取得して、渡米後に現地で州の運転免許証を取得しました。アメリカで運転免許証を取得する場合も、日本と同じく学科(パソコンを使います)と実技試験があります。

今回私が国際免許証を申請したのはアメリカだったので、最寄りのアメリカ自動車協会(American Automobile Association)のオフィスへ行きました。日本の申請方法と同じく、アメリカの運転免許証、自身の写真2枚、念のために日本のパスポートとレンタカーの予約情報も持っていきました。オフィスでは、申請書に記入。その時の申請料金は、20ドルぐらいだったと思います。申請中、日本のパスポートの提示や旅程については聞かれませんでした。

アメリカで申請・取得予定の人は、こちらのサイトをご覧ください。

https://www.aaa.com/vacation/idpf.html

日本でもアメリカでも、現時点で申請した国際運転免許証の有効期間は、発行日から1年間です。更新制度はないので、有効期限後に外国で運転する場合は、再度申請が必要です。

レンタカーを運転する際の注意点

ここからは、ヨーロッパでレンタカーを運転する際の注意点をいくつか挙げてみます。

ヨーロッパはATよりMTの車が多い

私はレンタカーを予約する際に気付いたのですが、ヨーロッパでは日本と違ってMT車が多いです。私が日本で運転免許証を取得したのはだいぶ前ですが、当時からAT車が主流でした。今でも日本では、AT車の方が多いと思います。

私がイタリアのレンタカー会社のサイトでAT車とMT車の利用料金を比べたら、MT車よりAT車の方が高かったです。外国人観光客向けのレンタカー会社であれば、AT車の選択が色々できるかもしれません。でも、私が利用したレンタカー会社は、予約可能のAT車がとても少なく、料金もMT車と2倍近く違いました。

交通ルールや道路標識が日本と違う

日本は左側通行ですが、ヨーロッパではイギリス、アイルランド、マルタ、キプロスといった国々以外は、みんな右側通行です。もちろん、国によって交通ルールや道路標識が違います。

観光シーズンはローマ市内で運転しない方がいい

私は日本やアメリカで長い間運転していますが、大変だと思ったのはローマ市内でした。私の知人にローマ出身のイタリア人がいますが、「ローマに帰った時に運転はしない!」と言っていました。その理由が、実際に行ってみて分かりました。

私がローマへ行った時期が5月下旬で、ちょうど観光客が多い時期と重なりました。そのためか、市内にはたくさんの人達がいて、車を運転するにも駐車するにも一苦労。他の運転手さん達もみんなイライラしていたようで、運転マナーが悪くクラクションが鳴りっぱなし!日本やアメリカにもマナーの悪い運転手はいますが、ローマ市内を運転中は、かなりの忍耐力が必要でした。

1年中観光客が多いローマですが、新年が終わった後ぐらいから少し減る傾向です。ローマ市内での運転に挑戦してみたい人は、1月中旬以降をおすすめします。

ヨーロッパは外で利用できるトイレの数が少ない

私が個人的に思ったことですが、日本やアメリカと比べると、ヨーロッパでは外出先で利用できるトイレの数が少ないです。日本やアメリカの場合、ガソリンスタンド、コンビニ、ファーストフード店等、いつでも立ち寄ることができます。でも、ヨーロッパの国々の場合、観光地以外は、全体的にお店の数が少ないように感じました。そのため、私は時々スーパーで買い物した際にトイレを利用したり、サービスエリアでトイレ休憩をとったりしていました。

一度ローマ市内を運転中に、急にトイレに行きたくなった時があります。その時は近くのカフェへ行って、ペットボトルの水とカプチーノを購入。お店の人がカプチーノを作ってる間に、トイレを借りました。もちろん、お店の人には一言伝えました。

最近、日本でもアメリカでも、「トイレだけの利用禁止」としているお店が増えてきています。どうしてもトイレに行きたい時、お店の人に「トイレを貸してください」とだけ言うと、気分を悪くされる場合があります。でも、お店で何かを買ってから言うと、拒否られることは余り無いと思います。

ロードトリップから得られる経験は数知れず!

ロードトリップには、常に新しい発見と経験があります。別の記事では、実際のロードトリップのルートと訪れた場所について紹介しています。ロードトリップを計画中の人は、ぜひそちらも参考にしてみてください♪


Mari

余暇プランナー

アメリカ合衆国・フロリダ在住の日本語講師兼フリーライター。学生の頃から旅行が好きで、国内はもちろん、海外は25か国以上の国に行きました。渡米後の最初の3年間は、現地レストランでの勤務やツアーガイドを経験。その後は日本語講師になり、多国籍の人達と接してきました。最近ハマッていることは、ペスカタリアン料理めぐり。10年以上前から、ペスカタリアンの食生活を送っています。

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