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5つのポイントを押さえて今度こそ貯める!FPが教える負担なく始められる貯金術



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年始に「今年こそ貯める!」と決意したものの、さっそく貯金につまづいていませんか?貯金上手になるためのポイントをFPが解説します。


こんな理由で貯金に失敗していませんか?

今度こそ!と思ってもなかなか続けられないのがダイエットと貯金。30歳代の金融資産保有額(※1)の平均は640万円、中央値(データを小さい順に並べた時、ちょうど中央にある値のこと)は335万円、40歳代の平均は880万円、中央値は550万円です(※2)。

あくまで平均値と中央値なので、各家庭の状況やライフプランによって貯めるべき額は異なりますが、ある程度の額を貯めておくことは生活や心にゆとりをもたらします。まずは自分が貯め上手かどうかを診断してみましょう。

  • ※1 預貯金や生命保険、損害保険、株式などの金融資産
  • ※2 参照:金融広報中央委員会 家計金融行動に関する世論調査・二人以上世帯調査・令和元年

貯め上手度診断

FPである筆者が、貯め上手度をチェックするために用意した簡単な診断です。以下の質問について、該当するものに〇をつけてください。

質問項目

  1. 貯めていても理由をつけて使ってしまう
  2. 貯める目標・目的がない
  3. お金がなくても幸せ、と現実逃避している
  4. 余ったら貯めようと貯金を後回しにしている
  5. お金がないから貯金できなくても仕方ない、と思っている

診断結果

  • 〇が3個以上…貯金貯まりにくいさん
  • 〇が1~2個…貯金そこそこさん
  • 〇がゼロ…貯金バッチりさん

結果はいかがでしたか?〇が3個以上あった方は、改めて意識や行動を変えていきたいところですね。貯金は意識しないと続けられません。今度こそ貯められるように、実践したい貯金術を5つ紹介します。


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貯金術①:貯める分と使う分を別管理する

せっかく貯めていても、とっさの支出のたびに使っていると、いつまでたっても貯まりません。家電が壊れて新しく購入する、旅行に行く、車検に出す、固定資産税を払うなどの臨時支出には要注意です。

毎月発生することではないので、ついつい生活費として工面しておくことを忘れがちですが、いつ、どんな支出が発生するか、タイミングが決まっているものや予想できるものは事前に用意しておくようにしましょう。

貯めている額から使わないようにするためには、貯金として貯めていく通帳と、臨時支出の時に使う費用の通帳を分けるといった風に別管理にするのがおすすめ。貯金を目減りさせずに貯めていくことができます。

定期的に行く旅行や車検など、1~2年で使うことが予想される費用を試算し、1カ月で割り戻した金額を臨時支出用として毎月プールしておくと、支出管理が楽になりますよ。

例:旅行は毎年1回で年12万円、車検を2年に1回で12万円(年6万円)が必要と予想できる場合、1年あたり18万円が臨時支出費として必要→1カ月あたり1.5万円ずつプールしておく。


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貯金術②:貯める目標を立てる

貯金を続けていくコツは目標を立てることです。何のために貯めているのか、具体的なイメージがわくと貯金意欲が湧いてきます。

1年後にディズニーランドに行きたい、5年後に車を買いたい、10年後に家を買う頭金にしたい、退職記念にクルーズ旅行へ行きたいなど、いつ、どんなことのために、いくら貯めたいのかを具体的にイメージしましょう。

イメージできたら目標金額を期間で割り、1カ月あたりいくら貯めたら達成できるかを計算します。例えば、5年後に海外旅行へ予算30万円で行きたいなら、「30万円÷60カ月=5,000円」となり、毎月5,000円ずつ貯めれば夢が叶えられることになります。

貯金術③:つもり貯金

貯金が苦手な人は、ゲーム感覚で楽しみながら貯めてみるのも手。キャッシュレス決済でポイント還元があれば、その分収入があった「つもり」でポイント分を貯金、地下鉄に乗らず歩いて移動したら、乗った「つもり」で乗車料金分を貯金。クリーニングに出さず自宅で洗ったら、クリーニングに出した「つもり」で代金分を貯金など、少額ずつ、できそうな金額から始めます。

ペースによりますが続けることで、1年で1万円以上貯まることもあり、貯金の楽しさを実感することができます。100円ショップでかわいい貯金箱を見つけ、モチベーションアップしてもいいですね。

貯金術④:先取り貯金

毎月のやりくりで「お金が余ったら貯めよう」と貯金を後回しにしていると、結局あるだけ使ってしまうことになりやすく、いつまでも貯金はできません。お給料やボーナスが入ったら、まず貯める金額を「先取り」し、残ったお金で家計のやりくりをする流れにしていきましょう。貯蓄額は手取りの10~20%が目標です。

とはいえ、自分だけではなかなか実践できないという方は、仕組みをつくってしまうのがおすすめ。勤務先に制度があれば給与天引きしてもらえる「財形貯蓄」、金融機関で手続きして自動引き落とししてもらえる「自動積立定預金」などは自動で引き落とされるので、一度手続きをすれば何もせずとも貯まっていきます。

また用途に応じて解約金がたまる生命保険、個人年金保険、iDeCo(個人型の確定拠出年金)、つみたてNISAなど、自動的に引き落としになる仕組みづくりをしておくとよいでしょう。


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貯金術⑤:貯金残高を定期的に確認する

貯金ができない人の多くは、自分の貯金がいくらあるか把握していません。半年に1回ほど自分の貯金・資産がいくらあるか一覧表にしてみましょう。通帳のお金以外にも、つみたてNISAや保険の解約払戻金など、「換金したらお金にできる」資産額を合計します。

半年ごとにチェックしていくと前回から増えたか減ったか確認できるので、貯金意欲が湧いてきますよ。

貯金に成功するポイントは、お金があったら嬉しいと、まずお金に対してプラスイメージを持つことです。ぜひできそうな貯金術から始めてみませんか?


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