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1950年代に、白黒テレビや冷蔵庫と並び、"三種の神器"と称されて久しい洗濯機。日常生活に不可欠な家電製品ではありますが、当たり前の存在すぎて意外に間違った使い方をしているというケースもあります。

そこで今回は、パナソニック株式会社主催のセミナーで紹介された洗濯のコツを紹介。同セミナーは、ライオン株式会社のお洗濯マイスターとして活動する大貫和泉さんを講師に招いて行われたものです。

洗剤を多めに入れる人は約25%、しかし……

ライオンが20~50代の主婦を対象に行った調査によると、約25%の人が洗剤を規定量よりも「多めに入れる」と答えています。しかし、大貫さんによると、「適量を超えると、洗浄力は頭打ちになる」という衝撃の事実が明かされました。

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ライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さん。知っているようで知らない、"お洗濯のコツ"を解説

今まで割と適当に目分量で、「まぁ多い分には問題ないだろう」と思っていた筆者でしたが、適量を超えた分は洗浄力に反映されないどころか、そのぶんをムダに使っていたのだと軽くショックを受けました。

洗剤が多くても少なくてもデメリットが

しかも、多すぎると逆にデメリットまであるとのこと。洗剤がムダになるだけでなく、泡切れが悪くなるため、すすぎが長くなってしまい、水や電気代までムダになってしまうというのです。確かに言われてみれば理解できるものの、そこまで考えて洗剤を入れている人は少ないのではないでしょうか。

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「洗剤・柔軟剤は多すぎても少なすぎてもNG」という大貫さんもオススメのパナソニックの縦型洗濯乾燥機「NA-FW100K7」(6月25日発売)。ドラム型に続き、液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載した同社初の縦型洗濯機

逆に洗剤が少なすぎる場合には、汚れ落ちが悪くなるというだけでなく、一度落ちた汚れが洗濯機の中で再び衣類に付着してしまうことがあるとのこと。洗剤には「再付着防止剤(分散剤)」と呼ばれる成分が含まれており、少ないとこの効果も不十分というわけですね。

また、現在の洗濯事情は、綿100%の素材だけではなく、ポリエチレンなどの合成繊維や混紡のものが増えており、以前よりも汚れが付きやすく落ちにくく状況が変化してきているとのこと。ゆえに、洗剤の使用量もよりシビアになってきていると言えます。

ちなみに柔軟剤に関しては、入れすぎると香りが強くなりすぎるのはもちろんのこと、洗濯物が乾いた後の衣類の吸水性が悪くなってしまうそうです。

パナソニックの新製品は「自動投入機能」搭載

そんな状況を反映して、最近の洗濯機の最先端のトレンドは「自動投入機能」。洗剤や柔軟剤をあらかじめタンクにセットしておくと、洗濯機が洗濯物量を検知してそれに応じて自動で最適な量を適切なタイミングで投入してくれるという機能です。筆者自身は「洗剤を量るぐらい大した手間ではない」と、正直今まで個人的にはあまり必要のない機能かなと思っていました。

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濃縮液体洗剤・柔軟剤の詰替え用パウチが1本分入る容量のタンクを備える。センサーが洗濯物量を判断し、毎回適切な洗剤量を計量し投入軽量の手間を省ける他、収納場所も不要になりサニタリールームもスッキリ!

しかし、適切な量でなければいくら多すぎてもムダになってしまうどころか弊害があるということを知り、少々考えを改めました。自動投入機能があれば、詰め替え用のボトルやパウチを別の場所に保管しておくスペースも省くことができ、毎回の洗剤の計量・投入時にこぼしたりすることもなく、掃除の手間も省けます。そう考えると、マストではないものの、あるとベターな機能。買い替え時には、付加機能として検討したい要素だと思います。

情報提供元:トクバイニュース
記事名:「洗濯洗剤「多めに入れる」が約25%--多くても少なくてもよくない理由とは