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ダイソーの500円『AC充電器 3.4A出力』をガチ検証してみた結果



100円ショップのダイソーで販売されている『AC充電器 3.4A出力』をご存じでしょうか。


スマホやタブレット用のAC充電器ですけど、同店の商品ではお高い500円アイテムなんですよね。他のメーカー品と比べたらずっと安いんですけど、ダイソーでこの値段はちょっとヒヨる……? お値段相応かそれ以下の性能か、検証してみました。



ダイソー|AC充電器 自動判別機能付 3.4A出力|540円




内部基板




負荷テスト



4.5V降下時の負荷、保護切断時の負荷をチェック。電子負荷回路とデーターロガーを使い、負荷容量と充電電圧を記録。 0〜5.0Aを10秒間でスイープ測定し、200ポイント/秒で記録。1.0A負荷時の電圧が4.8Vほどと、下記のリップル計測時電圧(5.09V)と異なるが、スイープ計測に弱い(数秒サイクルの負荷変動に弱い)電源なのかしれない(実験回路との相性も考えられるが……)。


リップル電圧(ノイズ)



充電時と同じ1.0Aの抵抗負荷を与えた時のリップル電圧(ノイズ)をオシロスコープで計測。電源が発するノイズを示す。


テスト結果まとめ



結論としては、“500円のAC充電器にしては上出来じゃない?” というところだろう。


内部回路の基本構成は前回検証したAndroid / iPhone用2種類の2.4Aタイプとほぼ同じで、そこにUSB充電の自動識別ICが追加された格好だ。回路基板の素材は従来の紙エポキシからガラスエポキシにグレードアップされていた。


負荷テストでは公称値3.4Aに対し、過電流保護は3.86Aで発生した。公称値は満たしている。気になるのは高負荷域で出力電圧が5Vを割ってくる点。2ポート同時充電でも保護断はないものの、タブレット+スマホの2台同時充電など2.0A超えの負荷が続く場合、デバイス側で充電が停止するケースはあるかもしれない。とはいえ、500円(税別)のAC充電器としては妥当な性能と言えるだろう。(ハンダマスターかしま)


※本企画における検証方法、結果の評価は編集部独自の基準によるものです。検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、商品購入前のひとつの検討材料としていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。


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