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そら豆の季節になりました。春から初夏にかけて、スーパーにはさやに入ったそら豆が並びます。塩ゆでしてビールのおつまみにすれば、これからどんどん夏になっていくなぁと思わせてくれますよね。そんなそら豆を今回はひき肉と一緒に、しょうゆベースで炒めます。これ、ご飯に合うんです。
中国語でこの料理は「肉末炒蚕豆」。サンドォウチュウロウモーと呼ぶらしいのですが、「肉末」はひき肉、「蚕豆」はそら豆のことのようです。
材料は豚ひき肉、そら豆、ねぎと調味料
そら豆はさやに入ったものを使います。もし手に入らなければさやを取ったもの、季節外れなら冷凍のものでも大丈夫です。豚ひき肉とさやを取ったそら豆が、見た目に同じくらいの量になればちょうどいいバランス。
しょうがはチューブのものでもいいですが、もしあれば生のほうがおいしく仕上がります。細かいみじん切りにします。あとはいつでもうちにあるような調味料でOKです。
豚ひき肉200gそら豆さやに入ったもの10本 さやを取ったものなら2カップねぎ(みじん切り)大さじ2しょうが(みじん切り)小さじ2醤油大さじ1.5酒大さじ2砂糖小さじ2塩少々片栗粉小さじ1水小さじ1植物油大さじ1そら豆は魚焼きグリルで焼いておきます
そら豆は、魚焼きグリルで、さやに入ったまま中火で7分焼き、さやから出して皮をむいておきます。さやからとったものの場合には、そら豆の背中(黒い部分の反対側)にそって切れ目を入れて、塩ひとつまみを入れたお湯で3分ほど茹でて、皮をむきます。
ねぎとしょうがはみじん切りにしておきます。しょうがは特に細かくします。しっかり香りが出てえぐみを感じにくくなります。
フライパンで順番に炒めて味付けします
1.フライパンに植物油を入れて温めて、ねぎとしょうがを炒めて香りが出るまで極弱火で炒めます。焦げないように火加減に注意してください。
2.豚ひき肉を入れて表面の色が変わるまで中火で炒めます。高温で炒めたり、長い時間炒めるとぱさぱさになるので注意です。
3.空豆を加えて熱が入る程度に軽く炒めたら、片栗粉を入れ全体に合わせてよく混ぜて、醤油、酒、砂糖、塩、水を入れて全体に合わせながら炒めます。豚ひき肉にはこの段階でちゃんと火が入ります。
4.盛り付けたら、ご飯にのせていただきます。好みでラー油をかけてもいいですよ。
片栗粉のおかげで、調味料が具に絡むようになります。
ご飯によく合います。すすみます! 甘辛くって、そら豆の爽やかな香りも感じられて、この季節ならでは。
さてと、Clubhouse参加者のみなさんのできばえです!
©M.MariM.Mariさん、そら豆がほっくり! ひき肉がぽろぽろとおいしそう。
「旬のそら豆が爽やかな甘さでおいしかったです!勝手に炊き込みご飯風を想像しちゃってたので、盛り付けが浮かばなくって丼にしちゃいました。甘辛味とラー油がよくあいました。」
©M.Mariお、やっぱりご飯と一緒がいいですね。ご飯少な目で、そら豆多めというものいいと思います。
©Aya Yamaguchi山口さんはたまごスープつき! こちらもご飯と一緒に盛り付けです。
「空豆の焼け具合が最高すぎました。甘辛味の肉餡と白いごはんとの組み合わせが、色合いも可愛くておいしかったー。お弁当にもよさそう! 今回は豚ひき肉を粗挽き買ってきちゃって、食べ応え抜群だったけど、空豆より肉の存在感が大。次回は普通の豚ひき肉で作ってみたいー。」
これは確かにお弁当によさそう。粗びき肉のにくにくしい感じもありだと思います。
というわけで、今回はご飯にピッタリ初夏のそら豆とひき肉の中華風炒めでした。
次は、「蓮根のはさみ焼きカレー風味」に挑戦です。
[All photos by Atsushi Ishiguro]
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