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【ビールと音楽】ビールが飲めなかった人の歌?「ザ・ストロングバブルシティ」が歌うリアルな日常ビアソングに迫る





ビールはおいしい方がいい。楽しく飲めたらもっといい。何かおもしろいことがないだろうかとビール片手にTwitterで流れるタイムラインを眺めていたときに目に留まった「取り急ぎBEER」は、私の心をわくわくさせてくれたのです。



ボーカルのSanojiとSari、ラップのUTからなる3人組都市型POPSユニット「ザ・ストロングバブルシティ」が歌うのは、ドラマチックで心にちくっと刺さる日常のリアルな歌。ビール片手に街のネオンを眺めながら飲みたい「取り急ぎBEER」についてお話を伺っててきました。



  • Sanoji(Vo.) 、Sari(Vo.)、UT(Rap)の3人による都市型POPSユニット“ザ・ストロングバブルシティ”。“日常が一番エモい” をテーマに、現実世界を痛烈かつドラマティックに描くスタイルと、都会的でいてどこか懐かしくエモーショナルなサウンドは、近年増加傾向にあるオルタナティブポップスのそれらの中でも類を見ない。



日常にあるリアルな“問題”を歌にしようとしたらビールに行き着いた


ー「取り急ぎBEER」という曲名とジャケットを見た瞬間、ビビっとくるものがあり聴かせていただいたのですがすごく好きです!この曲はどのようにして生まれたんですか?

UT


ストバブの活動のテーマは、日常にある誰しもが感じる問題だったりトピックを取り上げようということ。それを3人でホワイトボードに書き出していってテーマを決め、イメージを膨らませていって曲を作り出す感じなんです。



ーそれで、最初のテーマが「ビール」だったと。

Sanoji


そう、みんなビールがとにかく好きなんです(笑)。



ー日常にある問題やトピックがテーマということでしたが、「取り急ぎBEER」の一ヶ月後くらいに「マリッジ前ブルー」という曲も出されていましたよね。

sari


そうですね。「取り急ぎBEER」がパッとしないサラリーマンとビールの歌。「マリッジ前ブルー」が同棲してズルズル無駄な時間を過ごすダメカップルの歌です。



ーいやぁ、どちらもどうにかしたいけど抗えない何かと戦っているような感じのテーマ性がありますね。でも、曲がドラマチックというかポップなので、ジャケットとも相まってなんだかとてもエモーショナルさを感じます。

UT


竹内まりやさんの年代の曲やコード進行を参考にしていて。だからサウンド自体は懐かしさを感じてもらえるかなと。ナウいことをやっていそうで、意外と古いことをやっているグループなんです。




ー映像やジャケットでもそれはすごく感じます。とてもかわいいですよね!他に影響を受けた方はいますか?

sari


ストバブとしては山下達郎さんとかかな。あと、昔のアニメなどにも影響を受けたりしてますね。



UT


80'、90'sバックを意識している部分はあると思うんです。だから、ちょっと古いアニメやドラマからインスピレーションをもらったりしますね。あの時代のドラマのオープニングエンディングに合う曲が作れたらいいなっていうのは常に念頭にあるんです。



ー80年、90年代の音楽に影響を受けたのはなぜだと思いますか?

sari


色々な音楽を一通りかじって、改めてこの3人で一緒に音楽をやろうってなったときに、割とそのテーマがハマったんだと思います。声質もだし、この3人でその時代の雰囲気を表現できたらすごいマッチするなと思ったんです。



ーふだん好きな音楽のジャンルは違ったりするんですか?

sari


割とみんな違う音楽のジャンルにいます。私なんかはゴスペルをやったりしていますし。



UT


僕はもっとHIPHOPで。Sanojiは演歌も歌うしね。



ー演歌!本当みなさん幅広い…!

sari


だから、シティポップが特別好きだったわけじゃなくて。今ではすっごく好きなジャンルですが、じつはそれもストバブで曲を作るようになってからですね(笑)。



UT


もともと個人で10年くらい活動をしていたんですが、新しく組んでみるのも面白いんじゃないかってことで始まったんです。



Sanoji


名古屋のクラブカルチャー、クラブミュージックで知り合ったんです。



UT


たまたまSanojiのソロプロジェクトに僕が呼ばれて馬が合ったので、何かおもしろいことできるかもって話をして。そのあとSariを呼んで作ったのが「取り急ぎBEER」です。



ーこの3人だからこそ作りたい、歌いたい世界観がザ・ストロングバブルシティだったというわけですね。

UT


そうですね。あと大事にしているのは、テーマ的なところもなるべく嘘をつかないようにしようとは決めています。じつはもともとレコード会社と契約していたんですが、等身大の歌詞を書きなよって言われて書くのが「恋人に会いたくて会いたくて」とかで。でもそうじゃなくて、もっとリアルな日常を歌いたいなと思ったんです。そう考えていたら、最初のシングルがビールになりました(笑)




ーなるほど!日常に一番近い存在だったのかもしれないですね。

頑張って働く人に聴いてほしい「取り急ぎBeer


ー改めてなんですが、みなさんビールはお好きですか?

sari


3人とも好きです!昨日もビールを飲みました。



UT


Sariは一番飲んべえです。



Sanoji


レコーディングのときは、喉がかれてるっていう(笑)。



sari


私普段は普通に仕事をしているので、定時上がりで飲みに行くことも多いんですけど、絶対一杯目はビールです!



ービール女子だ!みなさんの好きなビールはなんですか?

UT


徳島の上勝ビールです。



Sanoji


僕も徳島の上勝ビールです。



sari


上勝ビールの方が名古屋に来たときに、ビールを飲みに行きましたね。



UT


じつはこの前、上勝ビールさんの工場に行ったんです。そしたら「取り急ぎBeer」を聞いてくれていてすごく嬉しかったですね。それで、何かコラボでもできたらいいなと言っていたところで。



sari


あと私は、白ビールが好きですね。ヒューガルデンホワイト!



Sanoji


でも、一言言わせてください。なんでも好きです。



ーさすが、初めのシングルのテーマをビールにしただけありますね(笑)!ちなみに、「取り急ぎBeer」はどんな人に聞いてほしいですか?


sari


頑張って働いているお酒が好きな人だったら共感してもらえる曲になっているんじゃないかなと思います。



UT


実はこの曲、飲み会に間に合わない人の歌なんです。飲み会に間に合わなくて、みんなが盛り上がりが終わったあとに登場して、お待たせお疲れ、来たよって言ったけど、場はもう終わりのムードっていう。だから、ビールが飲みたかったけど飲めなかった人の話なので、ぜひ激務の人に。



ー共感できそうですね。ふだんはどんなところでビールは飲みますか?




sari


今の季節だったら、外で飲むのもいいですよね。お店とか。あえてテラス席で飲んだり。ビアガーデンも好きだし、家でコンビニで買って飲むのも…。



Sanoji


飲めりゃなんでもいいんか!



sari


(笑)。中華料理屋さんのコブクロが大好きなんです。コブクロとビールのセット。



UT


僕、ふたつあるんですよ。ひとつは高知県ひろめ市場。お酒を飲む人たちが集まるでっかいフードコートのような場所なんですけど、みんなそれぞれにお酒や食べ物を買ったら、相席しながらみんなで飲むんですけど、すごいいいんです!一番は、出張帰りの新幹線。



sari


わかる!!小さい机の上に、どれだけ自分の好みを広げられるかって考えます。



UT


いやいや俺は、ビール一本とビーフジャーキーだけで満足。



sari


私は、お刺身とか買っちゃいますね。



UT


それ、隣座ったら嫌やな(笑)



sari


隣がいないとき。やっぱり、ビールってコミュニケーションのツールというか、仲良くなれますよね。



UT


それを人は、飲みニケーションと言うんですよね。



Sanoji


私は家飲みですかね。





ーみなさんビールを楽しんでる!でもそれぞれの楽しみ方に寄り添ってくれますよね!それこそ、新幹線で一人で飲んだり、お家で飲んだりする、自分のじんわり考えたりするお供にもなりますよね。

今後の活動は?



UT


じつは、月に1曲ずつリリースをしていってる状況なんです。最初が「取り急ぎBEER」。次が「マリッジ前ブルー」。このあともリリースが続いて、秋くらいにはどういった形かはまだわからないんですが、全国展開をしていこうかなと考えています。



ー毎月シングルリリースに、秋には全国発売!すっごく楽しみです!

UT


あとは、取り急ぎBeerのMVを作ろうと思っているんですが…ビール好きな方はエキストラで参加してもらえたらと!



ーえー!ぜひ参加させてください!

UT


あとは、ビアフェスのステージで歌ったりもしたいですね!



ーそれは絶対楽しい!ビールが飲めない人の歌だけど、みんなで飲みながら聴いたらそのサラリーマンの想いも成仏できそうですし!今後の展開がとても楽しみです。この度はありがとうございました!



ザ・ストロングバブルシティ
  • Sanoji(Vo.) @sahnoji 、Sari(Vo.)@sari_nagoya、UT(Rap)@u_toshikiの3人による都市型POPSユニット“ザ・ストロングバブルシティ”。“日常が一番エモい” をテーマに、現実世界を痛烈かつドラマティックに描くスタイルと、都会的でいてどこか懐かしくエモーショナルなサウンドは、近年増加傾向にあるオルタナティブポップスのそれらの中でも類を見ない。


◯Twitter:https://twitter.com/tsbc2019
◯Eggs:https://eggs.mu/artist/tsbc





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