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中学校家庭科講師が生徒に「死ねばいいのに」 講師は「感情的になってしまった」 当該講師は自主退職へ


愛知県稲沢市の中学校に勤務する非常勤講師が、授業中に生徒へ「死ねばいいのに」と発言し、保護者面談で謝罪していたことが、教育委員会への取材でわかった。

一体、何が原因だったのか。

手順を守らなかったことに…

稲沢市教育委員会によると、先月19日、市内の中学校に勤務する50代女性の家庭科非常勤講師が、1年生の授業中に「死ねばいいのに」と発言。

実は、この授業の前に実施した別のクラスの生徒が、講師が指示した調理手順を守らなかった。

このことに、当該講師が腹を立てており、その生徒たちへの非難の言葉だったという。

その後、複数の生徒から学校へ相談があり、この事案が発覚。

講師も発言を認めたため、本人が保護者面談で説明し、謝罪した。

退職を申し出

講師は、聞き取りに対して「感情的になり、軽率な言葉で子どもたちに嫌な思いをさせてしまった。申し訳ない」と話したという。

この講師は、すでに家庭科の授業を外れており、今月中の退職を申し出ている。

なお、各地で起きている教師による暴言事案。

取材していると、教師が精神的に病んでしまい、児童・生徒に暴言を浴びせているケースが目立つ。

事案発覚後、教師が休職するケースも多い。

あってはならないこと

稲沢市教育委員会は、トレンドニュースキャスターの取材に「あってはならないことで、申し訳なく思っている」と話す。

その上で、「この事案を教師同士でケーススタディし、二度と起こらないように努めていきたい」と語った。

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