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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/9札幌・8/9新潟)


 今週デビューの注目馬は、8月9日(日)札幌第5R芝1800m戦に出走予定のセカンドエフォート。馬名の由来は「タックルされた後にさらに前進する(アメリカンフットボール用語)。牡、青鹿毛、2013年2月14日生。栗東・村山明厩舎。父ワイルドラッシュ、母ディフィカルト、母父Concern。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額4000万円。半兄には09年ジャパンダートダービー(JpnI)や12年フェブラリーS(GI)を勝ったテスタマッタ(父Tapit)や、ダートで4勝を挙げているダノンクリエーター(Half Ours)がいる。兄弟はダートで活躍しているが、本馬は柔らかみのある歩様をしており芝の適性もありそうだが、走らせてみるとパワフルな走りをしており、やはり血の影響かダートの方がベターだろう。顔つきは凛々しく、兄よりも気性は良さそうで距離も持つだろう。なお、鞍上には吉田隼人騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、8月9日(日)新潟第5R芝1800m戦に出走予定のグレンツェント。馬名の由来は「輝かしい(独)」。牡、鹿毛、2013年4月8日生。美浦・加藤征弘厩舎。父ネオユニヴァース、母ボシンシェ、母父Kingmambo。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2000万円。近親にはダート中距離戦で3勝を挙げたタケルハヤテ(父オペラハウス)がいる。本馬は父ネオユニヴァース産駒らしい馬体の持ち主。良質な筋肉を背負っているが、ストライドが伸びるタイプではないので距離はマイル前後が良さそうだ。なお、鞍上にはミルコ・デムーロ騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

【記事提供:リアルライブ】
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