福本莉子(23)とSixTONESのジェシー(27)が、映画「お嬢と番犬くん」(小林啓一監督、25年春公開)にダブル主演し、初共演することが15日、分かった。累計発行部数310万部を突破した、はつはる氏の漫画の実写化作品で、福本は極道一家の孫娘、ジェシーは過保護すぎるお世話係の若頭を演じる。
「お嬢と番犬くん」は、23年にアニメ版で放送。実写化の期待の声が、配役予想も飛び交うほど高まっていた。福本が演じる瀬名垣一咲は「ヤクザの孫娘ということがバレたら高校生活が終わる」と出自を隠し、平凡な青春と恋することを心に決めた女子高生だ。6月のクランクインを前に「初めてこのお話をいただいた時は、演じたことのない役柄でとっても驚きました。その魅力をどう表現するのか正直、不安もありますが、ジェシーさんや監督と相談しながら一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。
ジェシー演じる宇藤啓弥は、年齢を詐称して高校に裏口入学するなど一咲を守るためなら手段を選ばない瀬名垣組の若頭だ。「オファーをいただいてからすぐに漫画を読み、アニメを見ました。啓弥は何てカッコよくてかわいい、ずるい人なんだと思いました!! 俺がこの人をやるのか! ウソでしょ? と思いながら想像しておりました!」と熱っぽく語った。
ラブコメディーながら、極道を描く任侠ものにも2人は初挑戦する。福本は「極道×青春という一見相いれないテーマですが、原作ファンの方にも初めて見ていただける方にも、一咲ちゃんのまっすぐな恋心の行方を見届けてもらえるとうれしいです」とコメント。ジェシーも「ぜひぜひ、じぇしじぇし見ていただけたらうじぇしーじぇす! いつもと違ったジェシーをあたたかく見守ってくれたらうれしいです」と呼びかけた。