日本テレビ水卜麻美アナウンサー（37）が6月1日付の人事で管理職に昇進することが13日、分かった。一般社員の「主任」から、6月以降は社内で新設される役職「チーフスペシャリスト」となる。
若手時代から「ヒルナンデス！」などで頭角を示し、その後も「スッキリ」サブMC、現在は「ZIP！」の総合司会を担当するなど局の看板番組で活躍。好感度も抜群で、オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」では13年から5年連続1位で殿堂入り。明治安田生命による「理想の上司ランキング」では今年まで8年連続1位に輝くなど、名実ともに“エース”として局を支えてきた。
日テレは取材に「人事の詳細についてはお答えしておりません」と回答した。関係者によると、新設のアナウンス職社員らが入るスペシャリスト職の管理職等級は4区分あり、「チーフスペシャリスト」は上から3番目。1つ下の「リードスペシャリスト」には、これまでも管理職だった先輩の矢島学アナや森圭介アナが職位変更しており、水卜アナは異例の抜てき。今後も「ZIP！」出演継続など働き方にあまり変化はないというが、関係者は「30代での管理職昇進はなかなか珍しいこと」と語っており、今回の人事で“上司”としてもさらに辣腕（らつわん）を振るうことになりそうだ。
