杉野遥亮、フジ７月期主演ドラマ「マウンテンドクター」で山岳医役「責任感を持ちながら挑戦」

カンテレ・フジテレビ系「マウンテンドクター」に出演する大森南朋、杉野遥亮（C）カンテレ

杉野遥亮（28）がカンテレ・フジテレビ系の7月期ドラマ「マウンテンドクター」（7月8日開始、月曜午後10時）に主演することが6日、分かった。山岳医療にスポットを当てたオリジナル作品。杉野は若き山岳医、大森南朋（52）が先輩医師を演じる。

山岳医とは、山と医療知識の双方に精通する医師を指す。近年の登山ブームで日本でも注目を集める医療分野だが、欧州などに比べると遅れており、国内の山岳医の数はまだまだ少ない。ドラマは長野・松本市を舞台に、山岳医療の現場で青年医師が成長していく様子や、医療現場の課題と未来を描く。標高3000メートル級の山々が連なる山岳地帯で撮影される、緊迫感ある救命シーンも見どころ。

主演の杉野は、医療作品に以前から興味があったといい「山岳医療はこれまであまり扱われてこなかったジャンルだと思うので、しっかり伝えるんだという責任感を持ちながら挑戦してみたいと思いました」と使命感を持つ。大森とは過去に共演経験もあり、互いに信頼を寄せる。大森は「これからの山岳医療の在り方を僕ら自身も探しながら、演じていきたいと思っています」とした。