元お笑いコンビ、プラス・マイナスの兼光タカシ（45）が、23日放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け！」（火曜深夜2時34分）に出演。コンビ解散の舞台裏を赤裸々に明かした。
兼光は相方の岩橋良昌（45）が今年2月に吉本興業を契約解除となり、同時にコンビを解散。ピン芸人として活動をスタートさせた。
兼光はVTR出演し「大解散しました」と報告。「21年コンビやってて、こんな終わり方ある？ みたいな。うそやろ？ 何でなん？ みたいな」と心境を語った。
番組には「解散した芸人からのお願い」と題した手紙も寄せた。文章の中では、コンビ解散を「青天のへきれきだった」と表現。岩橋からは「ごめんな、やめるわ 今までありがとう がんばって」とLINEがあり、慌てて電話をかけるも岩橋が出ることはなかったという。
SNS上では岩橋が「プラス・マイナスも解散です」などと一方的に投稿。電話は変わらずつながらず、「あのラインが彼との最後の連絡だった」と直接対話することなく解散に至ったという。兼光は「21年コンビを組んでてライン1通で終わりって、、」と吐露し、「寝耳に水だった。寝耳に水どころか 寝耳に硫酸ぐらいだ」と衝撃を語った。
吉本の上層部からは岩橋の契約解除を告げられたが、マネジャーからは「『岩橋さんの吉本契約解除を明日発表するのですが、プラス・マイナスさんも解散なのでしょうか？』と聞かれた」と問い合わせがあったという。唯一岩橋と連絡が取れていたマネジャーを通じてコンビ継続の意思を確認してもらうと、「岩橋さんは『解散で』と言ってます」と告げられたという。
SNS上では「絶対に解散させない」「2人でフリーになれば」「吉本に謝ってまた漫才を見せて」などとさまざまな声が寄せられたが、兼光は「プラス・マイナスの事を思って言ってくれてるのだろうけど、僕からしたら『ふざけんな！』だ」。また「振り回されすぎだし 無責任にも程がある。こんな身勝手な終わり方は絶対に納得いかないし 許せない」と怒りをにじませた。
最後は「僕はもう切り替えて前に進んでいる。生きていかなければならないのだ。大切な家族を守らなければならないのだ。これからの兼光タカシに期待してください！」と締めくくった。
