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津田美波、金元寿子らが語る「ID-0」推しメンキャラとは?皆川純子は“演説”シーンに「あそこは号泣だよ!」


津田美波、金元寿子らが語る「ID-0」推しメンキャラとは?皆川純子は“演説”シーンに「あそこは号泣だよ!」

「ID-0」イベントが開催!


 「クライマックス直前!『ID-0』第11話・第12話最速上映会」が18日、東京・シネマート新宿で開かれイド役の興津和幸、ミクリ・マヤ役の津田美波、カーラ・ミラ=フォーデン役の大原さやか、クレア・ホウジョウ役の金元寿子、アマンザ・ボルチコワ役の皆川純子、そして司会も務めたリック・エイヤー役の松風雅也が登壇した。


 『ID-0(アイディー・ゼロ)』(TOKYO MXほか)は今年4月から放送されているオリジナルTVアニメ。谷口悟朗監督と脚本家・黒田洋介氏が再タッグとともに、アニメ制作会社サンジゲンによる美麗なセルルック3DCGで、キャラクターとマシンの魅力を、宇宙を舞台に表現していくSFロボットアクション作品だ。


 物語は学生のミクリ・マヤが、人の意識を移すことができるI(アイ)マシンと呼ばれる大型ロボットを宇宙空間で使用中、事故に巻き込まれ、エスカベイト社の宇宙船に助けられたところから始まる。自身の記憶がないイドを始めとする一癖も二癖もあるエスカベイト社のクルーたちは、Iマシンに乗り宇宙海賊同然に希少鉱石であるオリハルト掘削を行う業者だったが、その掘削中、掘削したオリハルトの中からアリスという謎に包まれた少女が出てきたのだった。そのことが、宇宙全土を揺るがしかねない大騒動へと発展していくなか、マヤは“人間”とは何かを知る成長を遂げていくこととなる。


 上映終了後、場内が賞賛の拍手に包まれるなかキャスト陣が登場。それぞれ、キャラクターに関係あるインパクトあるセリフなどであいさつして盛り上がっていたが、津田は、マヤをイメージしたカチューシャをしてきてアピールする等、作品に寄り添った部分が多く見られ、松風を司会にスタートを切った。


 本作は、今年3月に開催された先行上映会の時点で全12話をすでに作り終えられていたという裏話もありつつ、12話全体を振り返ることに。金元はキャラクター同士が拡張空間に集まって会議する、ブリーフィングルームのシーンが印象的だったそうで「みんなが同じ頭身になっていて。お気に入りは教室のシーンです!」。


 一方、大原はカーラを演じて「美味しい役が来たぞって思いました。やりがいがある役が来て」と難しい表現を楽しんだという話とともに「ソーラン節が流れるシーンは外せない。最初の特報のときに度肝を抜かれたと思うんですけど、クライマックスで流れて、ピッタリですごいなって。そういうものも含めてスタッフさんの遊び心とかも感じます」と、魅力も伝えたり、皆川は、本編中にクレアが演説するシーンがあったことに触れ「あそこは号泣だよ!最高でした!マヤの説得シーンも最高でした!」と、感情が高ぶったというエピソードも。


 続けて、作品に出てきたキャラクターで付き合うなら?という話題では、津田は「イドとリックどっちも好きだなって。リックは一緒にいて明るくなりそうだし、イドさんはちゃんとやると、褒めてくれそう」というと、イドを挙げた皆川は「仲間思いで、冷静でというのが好きなんです」とのこと。大原は「アリスに泣くなよとかオロオロしたりするギャップ萌えかな」ということでグレイマンを推したり、金元は、「誕生日をド派手に祝ってくれそう。いつもあの(高い)テンションでぶつかってきてくれたら嬉しいな」ということで、アダムスをチョイスして会場を驚かせたりと、賑やかなものとなった。


 最後にそれぞれからファンへ向けてコメント。


 皆川は、「私としてもアフレコが楽しかったですし、1つのアニメ作品としてクオリティが高くて、ぜひ、1人でも多く愛してほしいと思います。また『ID-0』の皆川純子としてお会いできれば」と呼びかけると、金元は「印象に残るものがあって、メチャクチャ興奮して、心に残る作品だなと感じています」と、感想を。大原は「本当にSFとして優れているだけでなく、人の生きる意味にも切り込んでいる作品だと思っています」と、自身が感じたテーマを伝えた。


 続く津田は、今年8月29日に発売が決まったBlu-ray-BOXもしくはDVD-BOXのオーディオコメンタリーへ、「谷口監督と黒田さんが、このシーンはなんですかというやり取りをして話を聞いていて、裏話もいっぱいしています!」とPRもしつつ、「放送されるまでが長くて、まだかなと思っていた作品でしたが、始まってしまうとあっという間でした。私、ミクリ・マヤの声優になれて本当に良かったです!」と、万感といったよう。


 そして、興津はこれまでのイベントでは、イドが記憶をなくした謎の存在という設定からあまり深いことをしゃべることができなかったという話を踏まえつつ「今日はいっぱいしゃべろうかなと思ったら、いろいろ詰まりすぎてしゃべれないというか」と、苦笑い。それでも、「いろんな情報もたっぷり詰まっていますし、あらためて完成したものを見ると、(アダムス・フォルテ・シュヴァリエ役の)子安武人さんの演技がすごいな、とかいろいろ思い出せます。自分ってなんなんだって考えさせられる作品になりました。普段生活しているなかで、正しいのか正しくないか考えるきっかけになると思いました。みなさんも自分ってなんだというのを考えてもらえれば」と、思いの丈をスピーチし、拍手にあふれるなかでの終演となった。


 ※記事内画像は(C)ID-0 Project


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