10月29日は「世界乾癬デー」です。

乾癬(カンセン)とは、赤い発疹が頭皮・膝・肘など全身に現れる免疫系の疾患。痛みやかゆみ、出血などの症状や、表皮から白銀色の角質が剥がれ脱落する鱗屑(りんせつ)を伴いますが、感染することはありません。

現在、日本には50万人ほどの患者さんがおり、モデルの道端アンジェリカさんや音楽家のヒャダインさんらが乾癬を告白したことをきっかけに、病名を知った方も多いのではないでしょうか。

この「世界乾癬デー」にあわせ、バイオ医薬品企業のセルジーン株式会社(以下 セルジーン社)が、人気漫画『はたらく細胞』の原作者清水茜氏とコラボレーションした『はたらく細胞』<乾癬編>を制作し10月21日に一般公開しました。

公開日当日には『はたらく細胞』<乾癬編>を西武鉄道 池袋駅イベントスペースにおいて先着2,000名に無料配布し、駅を行き交う人々に乾癬という病についての理解を求めました。

乾癬(カンセン)は感染しない!

日本国内における乾癬疾患に対する認知率は一般的に低く、皮膚に現れる症状の見た目から精神的にも負担を抱えて生活する患者さんは多くいます。特に“カンセン”という響きや見た目から“感染”するという誤解を受け兼ねず、そのような不安が患者さんへの負担を助長しているのではないかと考えられています。

セルジーン社が世界乾癬デーにあわせ啓発キャンペーンを行うのは今年で3年目。過去には渋谷での野外広告などを展開してきましたが、年を追うごとに関心や反響が少しずつ大きくなっていると実感しているそうです。

実際に『はたらく細胞』<乾癬編>の配布時間になると池袋駅構内には大勢の人が並び、同駅の北口改札外北通路に展開した関連広告の前では、内容を写真に収めたり、足を止め読んだりする人の姿が見られました。

写真)西武鉄道 池袋駅イベントスペースにて

『はたらく細胞』<乾癬編>の制作にあたった漫画家の清水氏は「乾癬という病気が多くの方を苦しめているとはじめて知りました。少しでも理解が広まり、その苦しみがうすれることを願います。はたらく細胞が、乾癬の知識を広めることに役立てればとても幸いです」とコメントしています。

写真)JR池袋駅、北口改札外北通路にて

独りで悩む患者さんに少しでも情報を届けたい

同社では、漫画という親しみやすい媒体を通して複雑な乾癬のメカニズムへの理解を深めてもらうとともに、過去に罹患し治療を諦めてしまっている患者さんらを勇気づけたいという意図もあるそうです。

この10年で治療技術は飛躍的に伸び、その選択肢も症状にあわせて増え寛解率も向上しています。しかし、以前は塗り薬などの限られた治療方法しかなく症状の改善を実感できずに、治療に対して積極的になれない患者さんも少なくないそうです。

このような患者さんへむけ、キャンペーンを通じて少しでも治療再開のきっかけなることや、現在はwebやSNS内で多くの情報に触れることができ、より良い治療法と出会える可能性も増えていることなどを伝えたいとしています。

同社が運営するwebサイト『乾癬パートナーズ』では、患者さん同士のコミュケーションや専門医の紹介をはじめ、乾癬治療に関する最新情報を幅広く提供しています。

漫画『はたらく細胞』<乾癬編>は、webサイト『乾癬パートナーズ』や電子書籍サイト『honto』、『池袋駅構内広告スペース』などで見ることができます。くわしくは『乾癬パートナーズ』 https://www.kansen-partners.jp/ まで。

家庭画報 2018-06-01 発売号
Fujisan.co.jpより

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「池袋駅構内の無料配布に長蛇の列。「世界乾癬デー」にあわせて漫画『はたらく細胞』が公開中!