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SSFF&ASIA開催!子役が輝ける未来へ…【テアトル代表・白籏政道さん&別所哲也さんインタビュー】


2019年5月29日(水)から14日(金)「ショートショートフィルム フェスティバル &アジア(略称:SSFF&ASIA)2019」が開催されます。米国アカデミー賞公認の“アジア最大級の国際短編映画祭”であるSSFFでは、2016年に企業や団体の広告を兼ねて制作されたショートフィルムを表彰する部門「ブランデッドショート」を開設。4年目にあたる今年は611日(火)から14日(金)まで開催され、初日となる611日(火)には赤坂インターシティコンファレンスthe AIR にて「ネスレシアター」最新ブランデッドムービー『上田家の食卓』のプレミア発表会が行われました。

オープニングトークには、ネスレ日本株式会社代表取締役・CEO高岡浩三さん、テアトル東京アカデミー代表取締役・白籏政道さん、そして人気子役・鈴木福くん、SSFF &ASIA代表・別所哲也さんが登壇。制作までの経緯、上演作品『上田家の食卓』について話しました。

コミュニケーションもデジタル化しつつある現代に合わせオウンドメディアを立ち上げ、コンテンツのひとつとしてショートフィルム制作に取り組んだと話す高岡さんは『上田家の食卓』について、「たとえ同じものを食べたとしても遺伝子や生活環境によって吸収される成分は変わります。そのため、個人に合った栄養を摂取することが大切です。今回はAIを使って“必要な栄養素”を分析してくれる様子を伝えたいと思い、『上田家の食卓』の制作をお願いしました」と経緯を話しました。

このように“製品を知らない人と企業をつなぐコミュニケーション”の手法としても利用できるショートフィルムについて、俳優としても活躍する別所さんは「(自分は)映像側にいるけれど、新しい分野を一緒に開拓させていただいたと思います」と振り返りました。

鈴木福くん

続いて、テアトル東京アカデミー代表取締役・白籏政道さんと鈴木福くんが登場。

自身もショートフィルムの出演経験があり、よく視聴する鈴木福くんは「ショートフィルムとして数多くの作品が作られるということは、“テレビに出たい“という(子役の)夢を叶える場所がたくさんできること。レッスンでの頑張りを見てもらうだけでなく、共演させていただく方から学べる学びの場所が増えるのはいいことだと思います」と人気子役ならではの視点で話しました。

『上田家の食卓』第1話上映会

MEGUMIさん

続いて行われたのは『上田家の食卓』第1話の上映会。『上田家の食卓』とは、上田家の朝の食卓での会話から“ちょっと大切なコト”にたどり着く、個性溢れる家族が贈る愛のコメディシリーズです。1話5分の内容が全5話、「ネスレシアター」で順次、無料配信されます。

イベントでは第1話上映のあと、監督を務めた平林勇さん、出演者よりMEGUMIさん、堀部圭亮さん、筒井真理子さん、子役・木村皐誠くんが登場。撮影時のエピソードを語りました。

主演・MEGUMIさんは“草を食べる”シーンについて「台本を見ただけでは意味がわからなくて(笑)、後にも先にも草を食べるなんてないだろうなと思いました」とコメント。さらに監督を「ドS」と表し「芸歴は長い方ですが、まさか草を食べるなんて思っていませんでした」と笑いを交えながら話しました。

堀部圭亮さん

今後公開される第2話でさらに活躍するという堀部さんは「ドリフターズの時代から目にしているような“あれ”をやらせてもらいました。長いことバラエティをやっていたのですが、見たことはあってもやったことはなく……」と撮影を振り返り、参加者の期待を募らせました。

筒井真理子

美の秘訣を聞かれた筒井さんは「昔は“好きな食べ物がおばあちゃん”と言われていて……、あっ、ここ笑うところですよ!(笑)」と会場を沸かせたあと「一番は年を忘れることなんじゃないかなと思います」とコメントしました。

木村皐誠くん

最後にテアトル東京アカデミー所属の木村くんは、撮影中のエピソードについて「出演者・スタッフの皆さんが優しくしてくださって嬉しかったです。食卓でパンを食べるシーンがあって、パンが大好きなので食べすぎちゃいました!」と発言。場を和ませました。

最後にMEGUMIさんが「(作品の)独特の家族の会話が表現されているのが好きなので、家族のクスッと笑える話の最後に、明日誰かに言いたくなるプチ情報が入っている、癒しショートフィルムだと感じています。ぜひ観てください」と話し、舞台挨拶は終わりました。

白籏政道さん&別所哲也さんインタビュー

最後に『上田家の食卓』プレミア発表会とテアトル東京アカデミー代表取締役・白籏政道さんと「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」代表・別所哲也さんへのインタビューを行いました。

別所哲也さん

――はじめに、お二人が「SSFF &ASIA」をきっかけに“子役俳優”の活躍支援に至った経緯を教えてください。

別所:1999年に現在の「SSFF &ASIA」を主宰し、活動を続けていますが、私も俳優として活動するなかで、子役さんたちの参加のあり方に興味があって。今回はそんな子どもたちに光を当てるプログラムを行いたいと思い、白籏社長にお話させていただきました。

白籏:出演する機会を得ることで実力も発揮できると思い、受けさせていただきました。もともと子役を映画に出演させたい気持ちはあったのですが、チャンスが少なく……。活躍の場が増えるという意味でもショートフィルムに魅力を感じ、プロジェクトが始まったんです。

 

――テアトル東京アカデミーは子役事務所として知られています。子役事務所ならではの強みは何だと考えていますか。

白旗:「全ての子どもに可能性がある」ということで、子どもに応じた独自のカリキュラムを取り込んでいます。その点がいろんな場面での活躍につながっているのかな、と。

 

――お二人は今回完成した『上田家の食卓』を観て、どのような感想を持たれましたか。

白籏:ユニークに仕上がっていて、出演者の年代は分かれているのですがそれぞれの個性がうまく発揮されていて、面白いと感じました。

別所:広告と映画のハイブリッドコンテンツとしての分野で、様々な形で活躍できる場が増えると思いました。今作で描いたのは家族を表現する“食卓”。家族のあり方が見えてくるのではないかと思います。

白籏政道さん

――それでは、今回「子役俳優」に焦点をあてる意図をお聞かせください。

別所:子役たちの瑞々しい感性とショートフィルムという新しいエンターテインメントコンテンツを掛け合わせることで、表現の場としての可能性が広がると感じたからです。また、インターネット上で存在感を示し出しているコミュニケーションムービーという点においては、新しいスターが生まれてくる場所になると思います。

 

――最後に、インターネット上でのフィルム発信についてショートフィルムにおける「子役俳優」活躍の可能性と今後の展開をお願いします。

別所:インターネット上でどのようなブランディングをするのか、さらにショートフィルムをオンライン上でどう表現していくか。この2点が鍵になっていると思います。監督や俳優たちの化学反応が生まれる場を作っていきたいです。

白籏:最近では“自分で発信できる場所”がどんどん生まれていますが、その波に乗って我々が一丸となり盛り上げたいと思っています。そのためにこのようなコンテンツに足を踏み入れ、取り組みを広げていきたいです。

 

GQ JAPAN(ジーキュージャパン)2019年7月号
Fujisan.co.jpより
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