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【12月1日より】新4K8K衛星放送開始!「観たい」けど「準備不足」という実状


フルハイビジョンの約4倍キレイな映像が楽しめる4K放送。いよいよ12月1日からBS・110度CS「新4K8K衛星放送」がスタートしました。高精細で色鮮やか。より一層、テレビに釘付けになってしまいそうです。

さて、ケーブルテレビのJ:COMは新4K8K衛星放送開始を前に、全国2,062人の20〜60代男女に対し「4K放送に関する調査」を実施。視聴者が観たいコンテンツなど、様々な実状が分かりました。

4K放送の実状

まず、4K放送を見てみたいと思っている人。これは当然多くの人が「見たい」と思うでしょう。J:COMの調査でも、68.3%が「見てみたい」と回答しています。

ところが、「見たいけれど準備をしていない」という人も多数。その理由は「4Kテレビが高いから(56.5%)」や「今のテレビ放送で満足しているから(44.4%)」「準備の仕方が分からないから(28.4%)」、「アンテナや配線の工事が面倒だから(16.4%)」など。やはり一番のネックは、4Kテレビを観るための環境づくりに手間やコストがかかることです。

ちなみにどんな手間やコストがかかるかというと、実は4K放送を見るには、4K対応テレビの他に、「4Kチューナー」や「アンテナ」が必要になるのです。4Kテレビにチューナーが内蔵されている場合は、4K対応のBS.CSアンテナ、チューナーが内蔵でない場合は4Kチューナーと従来のBS.CSアンテナと宅内配線が必要になります。アンケートで「準備の仕方が分からないから(28.4%)」、「アンテナや配線の工事が面倒だから(16.4%)」という結果なのも頷けますね。

4K対応テレビは2011年頃から販売されています。「民生用電子機器国内出荷実績(JEITA)」によると、4Kテレビおよび4K対応テレビの出荷台数は累計で481.6万台(2018年8月現在)。国内世帯数5,800万世帯(2018年7月公開「住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数調査(総務省)」)に対し、約7%という普及率です。

さらに、J:COMの調査によると4K対応テレビ所有者のうち、実際に視聴できる状態にある世帯はわずか18.5%。全体を見ると「視聴できる状態にある」人は6.6%です。しかし「今後検討したい」と回答した人は約4割に上り、興味関心の高さは伺えます。

そんな「今後検討したい」という方々にオススメなのがケーブルテレビ。ケーブルテレビはアンテナが不要なので、比較的簡単に4K放送を視聴することができるのです。個人でチューナーやアンテナを用意した場合よりも視聴できる番組が限られてしまいますが、すでにケーブルテレビに入られている方は、ケーブルテレビ事業者が提供する機器の交換だけで4K放送が楽しめます。設置後のサポートをしている場合も多く、メンテナンス等も安心なので、すでに4Kテレビを持っている方は要チェックです。

映画・ドラマが根強い人気!

そもそも、12月1日からBS・CSで4K放送がスタートしたことは認知されているのでしょうか。この質問は、4Kテレビおよび4K対応テレビ所有者とそうでない人の間で大きな差がありました。

4K対応テレビ所有者は60.1%が「知っている」と答えたのに対し、非所有者で知っていたのは34.2%です。テレビ画面とは思えない色彩美や臨場感あふれる演者の動きは4Kならでは。知らないのはもったいない!

 

観たい4Kコンテンツについても聞いてみました。圧倒的1位はやはり「映画」で53.5%。2位は「ドラマ(海外ドラマ含む)」で30.6%でした。確かに、この2大コンテンツを4Kで観れば、映画館さながらの迫力を味わえることでしょう。

次いで「旅・紀行番組」、「自然風景・動物の映像・番組」がランクイン。美しい日本や世界の風景、癒される木々や生き物を捉えた映像はとてもリアルに感じます。

テレビが大好きという人は是非、億劫にならずに準備してみましょう!

AVレビュー(AV REVIEW) 2019年1月号(vol.271) (2018年11月19日発売)
Fujisan.co.jpより
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