現在、公開中の映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。 女性に絶大な人気がる本シリーズ。まだみていない方、これから観に行く方に、今回は映画デートでチョイ出しすると株を上げれるであろう豆知識をご紹介します。

5部作のシリーズ2作目

イギリスが舞台だった「ハリポタ」。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』はアメリカが舞台。

そして、本作の舞台は1927年のパリと作品ごとに新たな魅力を増していく本シリーズ。まるで「007」シリーズのように様々な街を舞台にしていきます。実は、原作者で本シリーズでは脚本も担当しているJ・K・ローリング(前作『魔法使いの旅』が脚本家デビュー)は、「007」シリーズの主人公=ジェームズ・ボンドのファンを公言しており、その影響かもしれません。

まさかのCG?!

幻想的で異世界観が満載なパリの街並み。実はイギリスのスタジオで撮影された素材+CG。イギリスのワーナーブラザースのリーブスデン・スタジオで撮影されています。このスタジオでは「ハリポタ」シリーズ全作品を20年近く支えた場所。思い入れと使い勝手の良さで本作でも使用されたものと思われます。

そんな本作に豪華キャストが終結しました!!

黒い魔法使いとは?!

前作ではカメオ出演程度でクライマックスに登場したジョニー・デップ演じる悪い魔法使いのグリデルバルド。タイトルの"黒い魔法使い"とは、まさにグリデルバルドの事。

ちなみに、ジョニデが悪役を演じるのは、2015年の『ブラック・スキャンダル』のマフィアのボス役以来3年ぶり。その前は、さらに12年遡って2003年の『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』の暗躍するCIA捜査官役。そう考えると、かなり挑戦的なキャスティングに思えますね。

本作は、冒頭からグリデルバルドの脱獄シーンからスタート。息つく暇を与えないバッチリな掴み。

「ハリポタ」シリーズはイギリス人キャストに限定されていたのですが、本シリーズはアメリカ人キャストも解禁。

ジョニデが数々のティム・バートン作品で演じてきた何を考えてるか分からない表情のキャラたち。その演技はグリデルバルド役とマッチ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズとは裏腹なシリアス芝居をアクセル全開にして、本作のラスボスを色気タップリに演じています。

ジョニデのキャスティングは、原作者のJ・K・ローリングの希望。そんなジョニデもローリングのファンだったそうで、オファーに大興奮。

「ハリポタ」にも出ていたグリデルバルド?!

本作では、ジョニデの演じるグリデルバルドですが、『ハリーポッターと死の秘宝 Part 1』(2010)にも登場してるんです。その時は、ジョニデ主演の『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2015)にも出演したマイケル・バーンという役者さんが演じていました。

『死の秘宝』では、ダンブルドアとの戦いに負け、監獄に収監されていたグリンデルバルド。この『死の秘宝』のエピソードから、どうやら本シリーズのクライマックスはダンブルドアとグリデルバルドの決戦になることが想像できます。

さらに、『死の秘宝』の回想シーンの若年期グリデルバルドを演じたのが、映画『トワイライト』シリーズのジェイミー・キャンベル・ バウアーという役者さん。本作の回想シーンにも若年期グリデルバルドが登場するのですが、なんと同じジェイミー・キャンベル・ バウアーが再度、演じているんです。ここでも「ハリポタ」と繋がる整合性のバッチリさ。

それもそのはず、『死の秘宝』も本作もメガホンをとるのはデヴィッド・イェーツ監督。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 (2007)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 』 (2010)&『PART2』(2011)と「ハリポタ」4作品を監督。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 (2016)も監督した、まさに作品世界を一番、把握しているお方なんです。

そんな安心メンツな中、公開前から話題をさらったのが若きダンブルドア役にジュード・ロウがキャスティングされたこと。

ダンブルドア役にジュード・ロウ!!

「ハリポタ」シリーズでは魔法学校ホグワーツの校長だった人気キャラ=ダンブルドア。本作で、若かりし頃のダンブルドアを演じるのが、ジュード・ロウ。本作では、まだ一介の教職員。生徒たちからの信頼の厚い人気者。"闇の魔術に対する防衛術"という長い名前の授業の先生。

実は、このグリデルバルドとダンブルドアは元々は親友同士だったという設定。所が、今では敵同士。その理由はまだ明らかにされませんが、本シリーズの重要な謎の一つ。

そんなダンブルドアには、さらに気になる設定が!!?

実は同性愛者?!

本作や映画「ハリポタ」シリーズではハッキリと語られていないですが、原作ではダンブルドアは同性愛者という設定。そう考えて本作でのダンブルドアとグリデルバルドの回想シーンを観ると、同性愛者同士の切ないラブ・ストーリーとしても見えてきます。

と、ここまでダンブルドアとグリデルバルドの話をしてきましたが、そんな2人はあくまで脇役。主人公の話はここからです。

主人公のニュートとは?!

そんな状況の中で、ダンブルドアにグリデルバルド探しミッションを与えられた主人公のニュート・スキャマンダー。ニュートを演じるのは、エディ・レッドメインという役者さん。

物理学者のスティーブン・ホーキングを演じた『博士と彼女のセオリー』で初のアカデミー主演男優賞&ゴールデングローブ賞主演男優賞など様々な賞を総なめ。体は男だけど乙女の心も持つという激ムズなキャラを演じた『リリーのすべて』でもアカデミー主演男優賞にノミネートされた演技力に定評のあるお方。

そんなエディは、イングランド・ロンドン出身。父親は銀行頭取。兄は企業家。もう一人の兄も銀行重役というエリート一家。エリートな兄との確執がある本作の設定を考えると感慨深い。しかし、学者であるニュートに対して、エディは、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで美術史を専攻。この頃からアートタイプだったんですね。

3日で動員100万人突破

魔法という荒唐無稽な題材を扱いながら描かれるのは現実社会を踏襲したようなドラマ。魔法の使えない人間たちに代わり、世界統一を目論むグリデルバルド。まるで公民権運動を思い出させます。

それを阻止するべくのニュートの追跡劇。そんな中、オタク系陰キャラなニュートとエリート官僚の兄弟の確執。誤解によるヒロインとのスレ違い。そして、派手なヴィジュアルによる魔法アクション!!

様々な要素がいくつも絡み合うストーリーで観客を魅了。

前作では5日間を要した動員100万人突破を本作は僅か3日間でクリア。最終興収100億円超えも十分に狙える圧倒的な大ヒットスタート。

是非、気になるあの子を映画デートへ誘ってみては?

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GINGER(ジンジャー) 2019年1月号 (2018年11月22日発売)
Fujisan.co.jpより

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「あのキャラは同性愛者?!『ファンタビ』豆知識を映画デートで使おう!