2016年に起きた熊本地震から今年で5年の月日が経ちました。この地震で大きな被害を受けた熊本城は完全復旧までにさらに10年以上の時を要するそうです。
しかし、今年4月に天守閣部分の復旧は完了。内部の公開も行われています。今回、熊本市は天守閣の完全復旧を受け、光のアートの先駆者であるネイキッド社と共に「くまもと 500 年周遊キャンペーン 2021-2022」の第 1 弾、「くまもと500年 光と夢の広場」を 11 月 19 日（金）より開催します。
くまもと500年 光と夢の広場
「くまもと500年 光と夢の広場」は「秋のくまもとお城まつり」と同時に開催となります。お城や紅葉のライトアップ、竹あかりとともに、復旧した天守閣を見ることのできる二の丸広場において、さまざまな光のアート作品を展示。今回実施されるコンテンツは以下の3つとなります。
・体験型アート「DANDELION〜復興と平和への祈り」
「DANDELION PROJECT」は、「平和でいっぱいの世界」をコンセプトに、タンポポのアートオブジェ「DANDELION」を世界中に植樹し、そのアートの体験者たちが平和への願いをデジタルの花として世界中にリアルタイムで届けるというアートプロジェクトです。
その「DANDELION」が「秋のくまもとお城まつり」の開催期間中に熊本城二の丸公園にも登場。そこには世界平和とともに、熊本地震からの復興を願うという想いも込められています。
・感染症予防対策アート「NAKED つくばい
」、「NAKED ディスタンス提灯®」
同じく二の丸広場では、感染症予防対策と光のアートを融合した「NAKED つくばい」と「NAKED ディスタンス提灯®」も実施。「NAKED つくばい」は、手のひらに消毒液を吹きかけると、肥後六花の花々が映し出されるというもの。
また、「NAKED ディスタンス提灯®」は、提灯を灯すと地面に肥後六花の花が照らされ、その花を目印に人との距離を保つことができる仕組みになっており、安全に夜の熊本城を楽しむことができます。また、地面を踏むと肥後六花がランダムに咲くプロジェクションマッピングも用意されています。
・AR フィルター「KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTS」
こちらは特別見学通路から未来の熊本城を見ることができるというAR フィルター。築城から 400 年の時が経ち、これからの100 年も城とともに生きていくことを宣言した「500 年、城と生きる町へ。くまもと」のスローガンの通り、未来の熊本城の姿をスマートフォン上で見ることができます。
くまもと 500 年周遊キャンペーン 2021-2022の今後について
「くまもと 500 年周遊キャンペーン 2021-2022」では、第 1 弾「くまもと 500 年 光と夢の広場」に加え、12 月からは第2弾となる ON THE TRIP による音声ガイドアプリ「くまもと城下町ラストサムライ」、2 月からは第3弾の市内周遊施策「くまもとデジタル年表スタンプラリー」が予定されています。
「くまもと城下町ラストサムライ」は、くまもとの歴史や文化を守るために戦い続ける人々を紹介し、その拠点となる店舗や施設を周遊するためのアプリ。また、「くまもとデジタル年表スタンプラリー」は、城下の町屋からおしゃれなカフェまで、懐かしくもあり新しくもある くまもとのまちを辿りながら、タイムトリップのような体験ができるスタンプラリーとなっています。
熊本市とネイキッド社がコラボレーションした「くまもと500年周遊キャンペーン 2021-2022」第 1 弾、「くまもと500年 光と夢の広場」は 11 月 19 日（金）より開催です。詳細は以下の通り。
「くまもと500年 光と夢の広場」開催概要
会場 ：熊本城（熊本県熊本市中央区本丸 1-1）
二の丸広場／DANDELION、NAKED つくばい、NAKED ディスタンス提灯®
特別見学通路／KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTS
開催期間 ：2021 年 11 月 19 日(金)〜12 月 5 日(日)※期間中無休
※KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTS は、終了後も当面は常設します。
開催時間 ：17:00〜21:00（最終入場 20:30）
入場料 ：無料 ※特別見学通路は別途入場料が必要です。
URL ：https://500nen.kumamoto-guide.jp/digital-art/
【注意事項】
※ご来場の際には、マスクの着用をお願いします。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催期間や時間等を予告なく変更する可能性もあります。
- ホットペッパー熊本版 最新号：11月号 (発売日2021年10月29日) リクルート
Fujisan.co.jpより
