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スタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest 2」が国内向けにオンラインと量販店で発売へ 64GB版は3万3800円(税別)



Facebook Technologiesは9月17日、スタンドアロン型VRヘッドセットの新製品「Oculus Quest 2」(以下Quest 2)を発表しました。同日から予約受付を開始し、10月13日に直販サイトとAmazonのオンライン販売、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、GEOなどの量販店で発売。ヘッドセットとコントローラー2個を含む構成で、64GB版は3万3800円(税別)、128GB版は4万4800円(税別)です。


人気機種がパワーアップして国内で本格展開



外部センサーを設置しなくてもX・Y・Zの3軸とそれぞれの回転動作の6DoF(six degrees of freedom)に対応し、パソコンや携帯電話に接続しなくても単体で動作するスタンドアロン型のVRヘッドセット「Oculus Quest(以下Quest)」の後継モデル。前モデルは昨年の発売以来、増産しても売り切れ状態が続いていたという人気で、Quest 2では日本語対応やOculus製品で初の店頭販売など、日本市場への本格的な展開を開始します。


CPUはQualcomm Snapdragon 835からQualcomm Snapdragon XR2にパワーアップし、RAMは4GBから6GBに増強。最大90Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかな表示を実現しています。ディスプレイのピクセルは50%増加し、片目あたり1832×1920と解像度が向上。従来のQuest向けコンテンツを、よりきれいに表示することができます。


さまざまな改良で使いやすさを向上




発売前に実機を触らせていただきました。ヘッドセット本体は503gと約10%軽量化し、ストラップに柔らかい素材を使用して女性でも着用しやすくしています。装着感は軽く、サっとかぶってカジュアルにVRを楽しめる印象です。



瞳孔間距離(IPD)を調節する機構は、スライダーで調整していたQuestと比べてシンプルに。ヘッドセット内のレンズの位置を3段階、手動で水平方向に動かして調整します。現在のIPDの設定はレンズの間に「1」「2」「3」の数字で表示。



ヘッドセットにスピーカーとマイクを搭載。背後から忍び寄る音やチームメイトの声など、指向性のある音を聞くことができます。3.5mmジャックにヘッドホンやイヤホンを接続することも可能。




コントローラーは、左右で対になった「Oculus Touchコントローラー」が付属。Questと比べてボタンやスティックを操作する面が広くなり、操作性と持ちやすさが向上しています。細かい話ですが、左コントローラーのXYボタン、右コントローラーのABボタンの列の隣に、“親指を置くスペース”があるのがポイント。操作せずに持っている状態のときに落ち着きます。左右それぞれ単三電池を1本使用し、電池寿命は4倍に。




USB Type-Cポートを搭載し、約2.5時間でフル充電できる10WのUSB充電器が付属。バッテリー持続時間はゲームで約2時間、動画視聴で約3時間です。USB-Cケーブルで互換性のあるPCと接続できる“Oculus Link”により、「Oculus Rift」や「Steam VR」向けのPC VRゲームがプレイ可能になります。


充実したコンテンツを用意



Quest 2の発売に合わせて、日本語にローカライズされたコンテンツを含む多数のコンテンツをラインアップ。プレスキットで公開されたホーム画面には、「東京クロノス」のシリーズ作品「ALTDEUS: Beyond Chronos」(My Dearest)、「Rez Infinite」(Enhance)、「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」(グランディング)、「リトルウィッチアカデミアVR ほうき星に願いを」(UNIVRS)といったタイトルが表示されています。ホーム画面を表示する空間は日本向けにカスタマイズされ、畳敷きの日本家屋のようなデザインになっている点にも注目。コントローラーを使わず手によるジェスチャー操作にも対応し、公開されたホーム画面でも操作中の手が表示されています。



中でもキラーコンテンツになりそうな注目作が「POPULATION: ONE」(BigBox VR)。最大18人のプレイヤーから最後の1人になるのを競い合うバトルロイヤル系ゲームですが、中指ボタンのつかむ操作で壁をよじ登ったり、高い場所から滑空して移動したり、壁や足場を作ったりと、自由度の高いプレイができるのが特徴です。ボイスチャットで近くにいるプレイヤーの声ほど大きく聞こえたり、拳をタッチするとフレンドになったりと、ソーシャル要素も魅力のひとつ。武器の操作はマガジンを装填してレバーを引かなければ撃てないなど、リアルな操作感が楽しめます。


Facebook Technologiesが米国時間で9月16日に開催したイベント「Facebook Connect」で発表されたコンテンツに関する情報は別記事でご紹介します。


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