日本ではようやく需給が戻りつつあるマスクですが、お隣の台湾でも独自の施策や慣習が生まれているようです。

Twitterにイラストを発表している台湾人のKyo Kaiさん(@kai_chiawei)が、マスク事情についてレポートしてくれています。

久しぶりに台湾に帰ったというKyoさん。一見何も変わっていないように見えますが、駅の女子トイレの前にマスクの自動販売機があって驚いたといいます。お値段は2枚20元(約70円)で、しかも医療用だとのこと。

台湾では、電車・バス・タクシーなどの交通機関ではマスク着用でないと乗れなくなっています。「まるで通行手形」というKyoさんですが、暑くなり感染者ゼロが続いているため、台湾政府として緩和を検討中だそうです。

また、一見すると紐がないように見えますが、三つ折りのデザインになっており、しかも耳に痛くない素材になっているとのこと。

さらに、政府から配布されるマスクは中身が見えないようにランダムになっており、色が違うのだとか。中には派手な柄のスーパーレアなものもありますが、kyoさんいわく「マリファナ柄は謎すぎるね(笑)。でもめっちゃラッキーとも言える」とのことなので、おみくじ感覚で買うことができるそうです。

ちなみに、kyoさんに「好きな色のマスクは?」と聞いたところ、「個人的には色のこだわりがないですが、定番な白が服装に合わせやすいと思います」とのことでした。

マスクの色は社会問題にも。2020年4月上旬に小学生の男の子が「ピンク色のマスクは友達に笑われそうでイヤだ」とテレビに投稿。その翌日に記者会見で全員がピンク色のマスクを着用し、「ピンクが一気に一番オシャレな色になった。あの時、台湾のファミリマートやケンタッキーなどの大手企業のロゴも全部ピンクになった! さらに男女のステレオタイプも話題になった」といいます。
Kyoさんは「政府から配布されるマスクの色は選べないので、青か緑よりピンク色が出る比率は多くないはずです」といい、ピンクマスク事件が話題になった後、テレビの街頭インタビューで何人かの学生の話では「マスクはどんな色でもいいと答えた小中学生が多いので、もしピンクがあれば今は気にせず着けるじゃないかと思います」とのことでした。

現在、日本では再利用可能な布マスクが多数流通していますが、Kyoさんによると紙のマスクをすっぽりと覆うジャケットがヒット商品になっているといいます。「収納用のジャケットではなく、そのまま顔に着けるジャケットです。布製で、使ったら再利用できるので凄い売れています」とのこと。このあたり、国によって違いがあって面白いところなのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/kai_chiawei [リンク]

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情報提供元:ガジェット通信
記事名:「駅に自販機設置&ピンク色のマスクがトレンドに!? 配布されるモノがランダムカラーな台湾のマスク事情