『よなよなエール』『水曜日のネコ』『インドの青鬼』など、個性的な缶ビールを販売しているヤッホーブルーイング。長野県を拠点とするクラフトビールの製造会社なのですが、毎年10月になると『超宴』なるイベントを開催しているのをご存知でしょうか。

昨年は神宮外苑軟式球場で開催され、なんと4000人ものビールファンを動員。そして今年はお台場に場所を移して開催され、動員数は5000人と増えたのにチケットは完売というすごい規模に。もはや日本を代表するビアフェスのひとつと言っても過言ではないでしょう。

本当に楽しいのか? ビール好きのオッサンが参戦

しかしビアフェスと言うとお祭り感がありますが、結局は野外でビールを飲むのがメイン。僕もヤッホーブルーイングのビールは大好きですけど、わざわざお金を払ってイベントに行かなくても、昼間から缶ビールを買って公園で飲めば十分幸せを感じられるタイプです。

こんな貧乏脳の僕でも『超宴』を楽しむことはできるのでしょうか。そんな疑いの感情を抱きつつも『超宴』に初参戦してきたのでレポートさせていただきます。

マジかよ! 開場は10時半なのにビール販売は13時までお預け!

10月27日土曜日。夜中はずっと雨が降り続いていましたが朝には見事に雨が上がり、最高気温は25度まで上がるという絶好のビール日よりとなりました。ウキウキ気分で会場入りし、早速ビールを飲むぞ!と思ったら、なんとビールの販売は13時から。12時からの開会式で缶ビールをいただけるようですが、それまではまさかのビールお預けという状況に。これはつらい……。

仕方がないので入場時に受け取ったパンフレットなどを読んで『超宴』について予習を始めます。

ノーマルチケット4500円を購入すると、入場券のほかに専用のグラス(持ち帰り可能)とグラスホルダー、そしてビアチケット4枚分がついてきます。グラスがもらえるのは嬉しいですが「4杯しか飲めないのかよ……」なんてビールクズなことも思ってしまったり……。

また上記のセットのほかに、参加者同士が交流をしやすいようにニックネームを記入する名札が用意されていたのですが……

うっかり最低なニックネームを記入してしまいました。ビールのお預けを食らってしまい、やさぐれた気分になっていたのかもしれないです。

いよいよ開会式! 5000人で同時に乾杯!

そうこうしているうちに時刻は12時。いよいよ開会式が始まりました! 開会式で司会を務めるのはタレントさんでもお笑い芸人でもなく、なんとヤッホーブルーイングの社員さん。ものすごくアットホームな雰囲気が漂います。

開会式が始まり、イベントの諸注意などが丁寧にアナウンスされ、気がつけば時刻はすでに12時半。いつになればビールを飲めるのかと待ちわびていたら……

ドォォォーーーーンッ!! 会場に大量の『よなよなエール』が運ばれてきました! ようやく酒が飲める……酒が飲めるぞォォォッ……!!

待ちに待ったビールを手に思わず満面の笑みがこぼれてしまいます。

そして青空の下、5000人が一斉に缶ビールを「プシュッ」と開け……

5000人で一緒に乾杯!

あれ、なんだこれ……幸せすぎる……!

お預けされていた時間が長かったからか、参加者全員で一斉にビールを飲み始める幸福感がすごいです。ビール好きな人たちが大量に集まり、全員で幸せを感じるというピースフルな空間……。これは確かに、ここまで規模の大きなイベントじゃないと味わえないかもしれない……!

その後はレアなビールを飲んだり、体験イベントに参加したり……

開会式が終わったあとは会場内を散策しながら、行き当たりばったりで『超宴』を楽しむことに。

13時から発売開始となった生ビールはなんと全16種類。とりあえず期間限定のビールから手を出します。幸せ~!

会場内のテーブルに座ってビールを堪能していると、相席になった人たちと意気投合。どうやらお二人は去年に引き続き二度目の『超宴』参加らしく、イベントの魅力やオススメのビールやおつまみなどをいろいろ教えてくれました。ありがとうございます!

お二人が「絶対飲んだほうがいい」とおすすめしてくれたのは『バレルフカミダス』というビール。こちらはまだ発売になっていないうえに、375ml瓶で1300円するという超レア&高級ビール。これもビールチケットで交換できるというのですから試さない手はありません!

さすがにこちらはものすごい行列になっていたのですが……

他のビールを飲みながら列に並び、数十分後にどうにかゲット!

早速飲んでみるとびっくり。いろいろな味が凝縮されている感じがよくわかります。1年以上熟成させたビールをワインのように木樽に入れ、さらに半年以上熟成させて作るそうで、他のビールとは深みが段違い。これはすごいものを飲んでしまったぞ……!

ほかにも『よなよなエール』の香りを最も堪能できる温度を体感するイベントにも参加してみたり。

ちなみに『よなよなエール』の適温は13度とのことですが、確かに少しぬるめの方がフルーティーに感じられたような気がしました。ビールは奥が深い……。

クイズのイベントに参加してみたり……(結果は惨敗)

美味しい料理をつまんだりしていると……

気づいたらノリノリで盆踊りを踊ってました。僕が『超宴』をどれだけ楽しんだかは、この盆踊りの様子からお察しいただければと思います。

ビールだけでなく平和な空間にも酔える幸せなイベントだった

会場内ではほかにもたくさんの体験イベントやワークショップが開催されていたり、音楽が演奏されていたりして、どこに行っても平和で心地よい空間が広がっていました。晴天の空の下、そんな空間で美味しいビールを飲んだら幸せな気分になるに決まってます。

平和な空間だからビールが美味しいのかもしれないですし、ヤッホーブルーイングのビールが美味しいから平和な空間になっているのかもしれませんし、その両方かもしれません。とにもかくにも、終始幸せな気持ちでビールを楽しめるイベントでした。

居酒屋や家で飲むのも、花見やバーベキューで飲むのも最高ですが、それとはまた違う幸福感を感じられた『超宴』。きっと次回も参加してそうな気がするので、参加される方はぜひ一緒に乾杯しましょうね。

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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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情報提供元:ガジェット通信
記事名:「ビール好きが5000人も集う祝祭『よなよなエールの超宴』に本当に楽しいのかと疑いながらも行ってきた話