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“画面の中”に恋をしたら……?『今夜、ロマンス劇場で』がオタクにこそハマる切なさ



現在公開中の映画『今夜、ロマンス劇場で』。綾瀬はるかさんと坂口健太郎さんが共演し、『のだめカンタービレ』『テルマエロマエ』の武内英樹監督がメガホンをとった、ファンタジックラブストーリーです。


バレンタインシーズンということでカップルで観に行くのももちろん素敵なのですが、実は、オタクにこそオススメしたい作品。筆者が鑑賞してみてのオススメポイントと、Twitter上の声をまとめてご紹介します!



【ストーリー】

映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)は、ある日、通い慣れた映画館のロマンス劇場で1人の女性と出会う。彼女は健司がずっと憧れていた映画のなかのお姫様・美雪(綾瀬はるか)だった!モノクロの映画の世界からカラフルな現実の世界に飛び出した美雪は、色のついた世界を体験していく。 そして次第に惹かれあう2人。しかし、彼女には秘密があった……。


【予告編】映画『今夜、ロマンス劇場で』

https://www.youtube.com/watch?v=ADCxJ5ycwcY [リンク]


「恋した相手は画面の中」という時点で、アニメ・ゲーム・洋画……などなど、様々な相手に恋しているオタクにとってはなんとも共感できる設定ですが、映画ではその相手がスクリーンから飛び出してくるっていうんですから、さあ大変。坂口さん演じる健司は驚きあわてふためきます。



しかも、映画の中で“おてんばなお姫様”であった彼女は、スクリーンの外でもおてんばで超ワガママ。健司は憧れの人の美しさに惚れ惚れして、ワガママに辟易して、でもやっぱ惚れ惚れして……の繰り返し。でも、皆さんの好きな人が画面から出てきたとして、実際困っちゃいそうじゃないですか? 筆者の場合、人間じゃない凄腕執事とか、マヨネーズ狂いの鬼の副長とか出てきたらめっちゃ大変だろうなって思います(笑)。


様々な出来事や困難を乗り越えて惹かれあっていく2人。ですが、この2人には「人間」と「画面の中の人」だからこそ乗り越えられない、ある大きな障害が。生きる世界が違う2人の恋愛として、筆者が思い浮かんだのは『魔法にかけられて』(2007)や『ブレードランナー 2049』(2017)、ちょっと毛色が違うけど『her/世界でひとつの彼女』(2014)だったんですが、この『今夜、ロマンス劇場で』の2人がどの様な結末をむかえるのか、ぜひ映画館でご覧ください。アラサーの筆者ですが、恋模様が切なくて切なくて、ホロリとさせられっぱなしでした。



Twitterでは、『今夜、ロマンス劇場』について、


・オタクのみんなは絶対に萌えます!

・「推しがこの世界に現れる」オタクなら割と想像したことあるんじゃないか展開

・『今夜、ロマンス劇場で』、二次元に恋したオタクの話なんだけどすっごく感動

・映画泣きっぱなしだったけど、よく考えたら坂口君って画面に恋するオタクだよね(笑)

・ある意味、綾瀬はるか版『電影少女』


などなど、様々な感想がつぶやかれていて楽しいです。



また、映画の舞台が1960年代ということもあり、綾瀬さん演じる美幸と、本田翼さん演じる塔子のファッションがどれも超絶キュート! ヘアスタイルや帽子、傘とのコーディネートにもご注目を。



そしてそして、劇中で“ハンサムガイシリーズ”の主演を務める昭和のスター・俊藤龍之介を演じる、北村一輝さんのなりきりっぷりもお見事! 北村一輝様、ここまでやっちゃうの?!ってくらいはじけてますので、お見逃しなく。


映画『今夜、ロマンス劇場で』は現在大ヒット上映中。


http://wwws.warnerbros.co.jp/romance-gekijo/


(C)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
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