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誰でもできるアイデアのつくり方!脳の先入観を「機械的に」排除する技術とは?



新しいアイデアは誰でも思いつける!


 会社での新しい企画案や新規事業のアイデアなど、ビジネスをする上で新しいアイデアは常に求められるものです。


 特にこれまでの常識的な手法だけではイノベーションが生まれない今、人が思いつかないようなオリジナリティのあるアイデアは、ますます重宝されるようになっています。


 しかし多くの人は、「誰も思いつかないアイデアなんて自分には思いつけない」「そんなクリエイティビティは持ち合わせてない」「面白い企画を思いつく人は、自分とは違う特別な才能があるんだ」のように、自分の発想力になかなか自信が持てないのではないでしょうか。


 私自身、自分は頭がカタい人間で、面白いアイデアを思いつく才能はないと諦めていました。そんな時に出会ったのが『アイデアを脳に思いつかせる技術』です。




アイデアを脳に思いつかせる技術 (講談社+α新書)

アイデアを脳に思いつかせる技術 (講談社+α新書)


 偶然書店で見かけて購入したのですが、これは掘り出し物でした。


 本書は「才能のある人にしか面白いアイデアは思いつかない」という先入観を真っ向から否定し、「誰でも、苦労をせずに」新しいアイデアを思いつく方法を紹介しています。


 「そんな過剰な宣伝文句もう聞き飽きたよ」 と思われるかもしれませんが、ここに書かれているのは単なる精神論や経験則ではなく、「科学的な技法」に基づいて、例外なく、誰にでも再現ができる「技術」です。


 著者は「(週間)視聴率200%男」の異名を持つ放送作家・安達元一さん。手がけた番組は、「SMAP×SMAP」「とんねるずのみなさんのおかげでした」「奇跡体験!アンビリーバボー」「笑っていいとも!」「踊る!さんま御殿!!」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「ぐるナイ」 など、誰もが知る人気番組ばかりです。


 放送作家という職業は、新番組や新コーナーの企画、クイズ番組の新しい問題など、常に新しい切り口で膨大なアイデアを求められるアイデアマンの代名詞とも言えます。


 そんな売れっ子放送作家の「アイデア創出法」というだけでも興味を惹かれる本書から、誰でも実践できるアイデア創出法をご紹介します。



なぜ「誰でも、苦労をせずに」新しいアイデアを思いつけるのか?


 なぜ安達さんは「新しいアイデアは、例外なく誰にでも思いつける」と言えるのでしょうか。


 その理由は、「なぜ新しいアイデアを思いつくことが難しいのか」という点から考えるとよく理解できます。


 人間は何か「あるもの/あること」を理解するために、それ自体ではなく、他の何かから連想する必要があります。


(中略)


 既に自分が知っている、つまり「既知」の情報や知識を利用して、「未知」の情報や知識を「理解」させようとしているのです。これが人間の持っている「想像力」というチカラです。このチカラは人間にとって固有の強力な武器ですが、時として、私たちの発想力やアイデアを制限する「足かせ」になってしまいます。


(中略)


 「想像力」を発揮させるために利用せざるを得ない「既知の情報や知識」が、私たちの「想像を超えた思いがけない発想」の誕生を阻止してしまうのです。


 つまり私たちの脳にある既知の情報や知識が、「思いがけない他のものとの連想」を「無意識に」阻止してしまうから、新しいアイデアを考えるのは難しいということです。


 これは非常に納得のいく説明ではないでしょうか。たとえばあるテーマについてみんなでブレストをする時、いくら「自由に発想をしてもいい」と言われても、なかなか突拍子も脈略もないような発想はしづらいものです。


 「コーヒー」のCM企画で「タコ」とか「イカ」といったワードは連想されないでしょうし、思いついたとしても「何にもつながらなさそうだから却下」と、脳内で判断して片付けてしまうでしょう。


 このような「必然的に生じてしまう先入観」を排除することができれば、思いつくアイデアの幅は格段に広がります。


 本書で紹介されているのは、こうした先入観を「機械的に」排除するための方法です。


 では具体的にどのような方法があるのでしょうか。


アイデアを脳に「強制的に」思いつかせる9つの方法!


 本書で紹介されているのは下記の9つです。



  1. 「しりとり法」

  2. 「シックスハット法」

  3. 「マンダラート法」

  4. 「ブレイン・ライティング法」

  5. 「なぜなぜ」五回法

  6. 「マインド・マップ法」

  7. 「等価交換法」

  8. 「オズボーンのチェクリスト法」

  9. 「NM法」


 聞いたことがあるものから、名前からは内容の想像がつかないものまで様々ですが、他のアイデア本でも似たような手法は取り上げられているので、手法自体に目新しさは感じないという人もいるかもしれません。


 しかし先に述べたように、「必然的に生じてしまう先入観を、機械的に排除できれば、新しいアイデアが生まれる」という点を理解した上で取り組むと、その手応えが大きく違ってくるのです。


 ここでは具体例として、「しりとり法」について紹介します。


「しりとり法」とは?


 「しりとり法」はその名の通り、あるキーワードからスタートして「しりとり」を繰り返していくだけです。


 意味や関連性とは無関係のつながりである「しりとり」という機械的な方法であれば、先入観や偏った見方ではない方法で、テーマに関するキーワードを広げていくことができます。


 無作為な「しりとり」によって生み出されたキーワードとテーマとを見比べ、組み合わせてみると、自分では予想だにしなかったまったく新しいアイデアを生み出すことができます。


 例えば「ビジネス書」に関する新しい商品案、プロモーション案を、「しりとり法」で考えてみましょう。


 ビジネス書 → 夜空 → ランドセル → ルンバ → バイト → ・・・


 ここでは「このワードの方がビジネス書につながりやすいかな」とか、「このワードは全くつながらなさそうだから別のワードを考えよう」などと考えずに、パッと直感的に思いついたものを書き出すようにしましょう。


 そしてしりとりによって出てきたキーワードを、ビジネス書と組み合わせてみます。



  • ・ビジネス書 × 夜空

  • ・ビジネス書 × ランドセル

  • ・ビジネス書 × ルンバ

  • ・ビジネス書 × バイト


 たとえば「ビジネス書(本) × ルンバ(掃除機)」の連想だけで考えると、なかなか意味のある発想にはつながらないと思うかもしれません。


 しかし「ルンバ」について更に思いつくイメージやキーワードを上げていき、それと「ビジネス書」を組み合わせてみると、発想の幅をグンと広げることができます。


 ちょっと自由にやってみましょう。


「ルンバ」から連想されるキーワード


→ 自動掃除機、人工知能、海外製、可愛い、芸能人(がよく使っている)、ロボット工学、アメリカ、ダイソン(競合)、お手伝い、家事ラク、丸い、自動充電、通販、家電量販店・・・


 続いて「ルンバ」とそこから出てきたキーワードで、「ビジネス書」をそれぞれつなげ合わせてみます。


「ビジネス書」×「自動掃除機」

→ 本を入れると自動で全ページデジタル化して、更に紙をリサイクル処分してくれる。


「ビジネス書」×「人工知能、ロボット、可愛い」

→ ユーザーの好みや流行を学習して、今読むべきビジネス書を読み聞かせしてくれる可愛いロボット。


「ビジネス書」×「家事ラク」

→ 読み終えた本をまとめて誰かに配送してくれるサービス。自分が配送した分、誰からか代わりに本が送られてくる。


「ビジネス書」×「家電量販店」

→ 人の手間をなくして時間節約できる家電製品の近くで、「効率化」に関するビジネス書を販売する。


※実際、人気ブロガーちきりんさんの新刊『自分の時間を取り戻そう』を読んで「生産性」の重要さに気づき、食洗機や乾燥機付き洗濯機の購入を決意した人が何人もいるようです。


etc…


 実際にヒットするナイスなアイデアかどうかは置いといて、単に「新しいビジネス書のアイデア」についてブレストしたら却下してしまうようなキーワードも、こうして強制的に結びつけることで新しいアイデアのきっかけになっていきます。


 他のキーワードについても更に関連ワードで結びつけていけば、より沢山のアイデアが得られるはずです。


 このような、アイデアを脳に「思いつかせる」技術が気になる方は、ぜひ本書を読んでみてください!




アイデアを脳に思いつかせる技術 (講談社+α新書)

アイデアを脳に思いつかせる技術 (講談社+α新書)



ライター:渡邊

カメラマン:こば犬


モデルプロフィール



・名前  :引地裕美

・生年月日:1992.2.6

・出身  :神奈川県

・職業  :モデル、タレント、レースクイーン

・Twitter:@ala_vanille


ご協力いただいたお店


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・店名  :「café 1886 at Bosch」

・住所  :東京都渋谷区渋谷3-6-7

・TEL   :03-6427-3207

・営業時間:月-金: 8:00〜22:00

     (Morning 8:00 - 11:00)

     (Lunch 11:00 - 14:00)

     土: 11:00〜22:00

     日・祝: 11:00〜20:00

・定休日 :施設の休みに準ずる


おまけ



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