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1日3食? それとも1食? ダイエットに最適な食事回数は?








多くの人が信じる「1日3食」は成長期の子供に対するもの




始めに、多くの人が知っている「1日3食」朝昼夜と3回食べる事が、最も健康的で、体のリズムも整うため痩せる為にも適しているというもの。

朝ごはんを抜くと「太りやすくなる」なんていわれる事もありますね。



実は、この1日3食というのは体を作るための栄養素が最も必要な成長期の子供に対するもの。

子供の場合、体を成長させるために夜中に栄養が大量消費される事から、しっかりと1日活動するためには十分な朝ご飯、昼ごはんが必要で、夜も体の材料を取り込むためにちゃんと食べた方が良いといえます。

また、学校という共通の生活リズムをしっかり身に着けて生活する訓練としても、1日3食というものが役に立つ事から、そこまでお腹がすいていなくてもある程度決まった時間に食べる事が必要になるといえます。




大人の場合は「お腹が空いていれば食べる」方が良い



しかし、体の成長が止まった大人の場合は話が変わります。

大人の場合はそもそも体を成長させる必要が無いので消費される栄養も少なくなりますし、生活リズムが人それぞれで大きく変わり、時間がバラバラです。

お腹がすいていないのに食べるという事は、栄養が足りているのに無理に食事するという事ですので、余分な食事が脂肪として蓄積されたり、消化器官の負担が増えてむしろ不健康になる事もあります。



人の体は栄養が必要になれば空腹感を感じるように出来ていますので、栄養に無駄が無く、内臓への負担もかけないという点でいえば、空腹を感じたら食べる事がベストで、無理に「〇時だから食べなきゃ」「1日3食はとらなきゃ」という形で食事をする必要はありません。




ただし「お腹すきすぎてから食べる」はNG




注意点として、お腹が空いたら食べるというのと、強烈な空腹があってから食べるというのは違うという事です。

なんとなく「食べたいな」と思うくらいの時間に食べれば丁度いいのですが、強い空腹の時に食事を取ると、いわゆる「ドカ食い」をしやすくなるため、必要以上の食事をとって太りやすくなります。



これは、一度に多くの食事を取る事で、一回の食事に対する余分な摂取カロリーが増えやすく、この分が脂肪などに蓄積されやすい事や、いきなりフルスロットルで消化器官が働く事になるため、負担が大きくなりやすいからです。

食事は「ドカ食い」したくならない程度の時間に食べるようにしましょう。




フードファイターは何故ドカ食いしても太らない?




ドカ食いは太るというと、大食いのフードファイターは何故太らないんだという反論が出る事もありますが、フードファイターの場合は殆どが食べたものを後で吐いているか、またはそもそも腸の機能が弱くて食事の栄養素を十分に吸収できない人のどちらかとの事。



吐き出しているタイプの人は、吐くために指を使うので「吐きだこ」などが手にある場合が多く、見分けやすいそうです。

このあたりは下記の動画などで詳しく解説されていますので、気になる人はチェックしてみてください。











朝ご飯を軽くでも食べた方が健康に良い面もある




無理に食べなくてよいと紹介しましたが、一方で朝ごはんは軽くでも食べた方が健康に良い面があります。

それはホルモン分泌に影響するためで、朝ごはんを食べる事でトリプトファンなどの栄養素を取り入れると、これが材料となって日中にセロトニンというホルモンが分泌されやすくなります。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、日中を活発に活動するためにとても重要な役割を果たす他、夜にはメラトニンというホルモンに代わり、自然な睡眠をサポートしてくれます。



また、栄養面だけではなく、朝食により体が温まる事は、代謝がアップする事にも繋がるため、痩せやすいからだづくりに役立ちます。



気持ちが悪いくらいの状態なのに朝ごはんを食べる必要はありませんが、味噌汁一杯など適量の栄養素を取り入れる事は、健康にも痩せるためにも良い面がありますので、無理が無ければ取った方が良いでしょう。




1日1食だけでも空腹を感じないならOK



ダイエットのための食事法の一つに、1日1食だけならいくら沢山食べても良いというものがありますが、これは1日に1回しか食事をとらないようにする事で消化器官を始めとした内臓が休憩をする時間を確保して代謝の向上を狙うと同時に、1日の食事量を減らして痩せるというものです。



確かに、人は一度に食べる事ができる分量に限りがあるので、食事を1回しかとらなければ食事の全体量を減らす事は可能です。

ただし、前述の通り極端な空腹状態で食事をすると「ドカ食い」になりやすく、これはむしろ体への負担も大きくなりますし、太りやすくなる性質もあります。



以上の事から、ドカ食いをしすぎない範囲であれば1日1食でも良いといえますが、1食にしたところでドカ食いしすぎる場合はやめておいた方が良いといえるでしょう。

つまり、1回の食事で人と比べてかなり多くの量を食べれてしまうような人は、1日1食にむいておらず、お腹が空いていてもある程度の分量しか食べる事が出来ないというような人は向いているといえるかもしれません。



また、1日1食の方法を取り入れるのであれば、いきなり「今日から1食」という形にせず、少しずつ食事量を減らしていき、自然と1日1食でも強い空腹感を感じないような生活習慣へと変えていく事が重要です。

気持ち的にも無理をせずに1日1食でいられるのであれば、一つの健康法、ダイエット法として取り入れてみましょう。




1日1食が無理なく出来たとしても夜遅くに食べるのは控えたい



1日1食という生活習慣は、言ってみればプチ断食やファスティングと呼ばれる健康法の1つ。

断食は一定期間、食事を全くとらないという事ですが、プチ断食は食べない時間を長めにする事で、内臓を休ませて健康になろうというもの。つまり、内臓をしっかりと休ませる事が重要になります。



食事をしてから2~3時間は胃が働き、そのあとも腸や胆のうなど様々な内臓器官が働く事になるため、食事をしてから少なくとも4時間程度は内臓が働く事になります。

この間に寝ようとすると、なかなか寝付けなかったり、睡眠の質が下がったり、内臓がしっかり休まらず機能を回復しきれないという状態になる事から、夜遅くに食べると不健康になるとか、太りやすくなるとか言われています。

1日1食であってもこれは同じですので、夜遅く、寝る前の時間に食べないようにしましょう。




食事回数ではなく食事をとらない時間を長くする「8時間ダイエット」



食事の回数は何回でもOK。ただし、1日の内で食事を取る時間を、最初の食事から8時間以内にすませるというダイエット法があります。

これは例えば、朝起きてから最初に何か食べた時間が10時であれば、18時までにその日の食事を全て終えるという物で、何も食べない時間を1日16時間確保する事で健康的に痩せるというものです。



これも1日1食と同様、時間を制限する事で食事の全体量を減らしつつ、消化器官を始めとした内臓を休めるという狙いによるもので、1日1食よりは取り入れやすいといえます。



ただし、これも空腹感が強くなりすぎてドカ食いをしてしまっては意味が無いので、ストレスなく続けられそうであれば取り入れるという形が良いでしょう。




逆に食べる回数を増やすダイエット法



ここまで紹介したものは、食事回数を一般的な1日3回から減らすという考え方ですが、ストレス無く続けやすいという点では、食事回数をむしろ1日5回などに増やすダイエット法が良い面もあります。



食事回数を増やすダイエットの目的としては、強い空腹感を感じて余計に食事をしてしまう前に、少しずつ何回にも分けて食事を取る事で、血糖値が急激に上昇するような食事を防ぎ、太りにくい状態を維持するというものです。



身の回りにお菓子ばかり食べているのに痩せているような人がいないでしょうか?

お菓子などちょっとした食べ物を頻繁に食べていると、血糖値が下がりにくいため強い空腹感を覚える事が少なくなり、その影響で1回毎の食事量が減るため、結果として痩せる事ができます。



ただし、この方法で注意しなくてはならないのが小分けにして食べるものの栄養バランスを考えるべきという点です。

細かく間食をする内容が糖質や脂質ばかりの内容だと、空腹感を感じないようにはできる一方で、栄養バランスが悪く不健康になりがちです。

たんぱく質やビタミン、ミネラルといった栄養もしっかりとバランスよく摂取できるおやつを心がける事で、始めて健康的に痩せる事が出来ます。



また、食事回数を増やせば痩せるのではなく、食事回数を増やす代わりに食事量を減らす事が重要ですので、お腹もすかないのに食べようとしたり、毎回の食事をお腹いっぱいになるまで食べていては意味がありません。

常に腹8分目を維持するようなイメージで、少量を空腹感が収まる程度に食べるように取り入れましょう。




自分自身が一番ストレスを感じない食事法がベスト




健康のため、痩せるための食事法をいくつか紹介しましたが、このどれが一番良いかという結論は、実はありません。



これは当たり前の事で、人それぞれ体質も違えば仕事環境や好きな食事も全く違うので、絶対にこれが正解というものはあり得ないのです。



強いて言うなら、一番ストレスが無く、強い空腹感を感じずにいられる食事習慣こそが、健康やダイエットのために向いている方法です。

朝は食べた方が良いとか、夜遅く寝る前の食事は避けた方が良いという点は誰にでも共通している事ですが、それ以外は自分自身で色々なスタイルを試してみて、最もストレスを感じない習慣を取り入れるという事が重要です。



例え家族だったとしても、生活習慣が全く同じで無い以上は理想的な食事習慣も変わってきますので、まずは自分自身にとって最適な習慣を探って見てくださいね。


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