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ハーブティで美人習慣はじめませんか よくわかる入門ガイド








ハーブティとは





薬効、風味、色、舌触り、茶器・・・五感で愉しむお茶




ハーブとは、食用や、薬用、芳香用など、幅広く役立つ有用植物を広くそう呼びます。いわゆる「植物療法」に使われるような植物のことですね。

ですから、ハーブといえば「香りがいい植物」「健康にいい植物」などと限定的にイメージされがちですが、例えば庭に生えている雑草でも人に恵みをもたらすものであればハーブと言えます。

薬効や、風味、色など、ハーブを使ったハーブティにはそれぞれ違った特徴があり、健康のためだけでなく、香りや見た目の美しさなども含め自由に楽しめる娯楽の側面も大きいといえます。




ドライハーブティとフレッシュハーブティがある




ハーブティは大きく2つの種類に分かれます。一つはドライハーブといって、乾燥させたハーブを使ったお茶です。もう一方はフレッシュハーブといってその名の通り収穫して間もない生の(乾燥させていない)ハーブを使ったお茶です。



ほとんどの場合、ドライハーブの方が水分が少ない分お茶にした時に成分が出やすく、風味も濃く出ます。一方フレッシュハーブは水分が多い分水に成分が溶け出にくいですが、生特有の新鮮な香りや味わいが楽しめます。







ハーブティがもたらす様々な効果





成分を取り入れるだけでなく香りや味などによる体への影響




ホリスティック医療や、ナチュロパシーなど、人間も自然の一部と捉え、自然の力を借りて健康を維持したり、自然治癒力で不調を治したりと言った考え方があります。

ハーブによる健康効果はそのような考えに通じるところがあり、科学技術を使った病院や薬とは違ったアプローチで、健やかな心や体を維持するという目的で飲まれています。



ハーブティは飲むことによって体に取り込む成分の薬効だけでなく、香りや色、味なども心や脳に与える影響があります。




ファイトケミカル成分による効果




また、ハーブの世界では「ファイトケミカル」という成分の捉え方をすることがあります。植物の成長過程で作り出される、いわば自然の合成成分を植物化学(ファイトケミカル)と呼び、科学的に解明されているものから未知のものまで含めて何百種類と存在しています。

代表的なファイトケミカル成分は

・苦味質・・・唾液や胃酸の働きを助け、胃や肝臓を強くする

・粘液質・・・粘膜を保護し、免疫力や熱を保持する作用がある

・精油・・・抗菌作用や保湿作用など様々。ビタミンなどの栄養素を豊富に含み、ほとんどが脂溶性。

・タンニン・・・渋みなどを感じる成分。抗酸化や収れん作用などがある。

・アルカロイド・・・興奮作用、または心の鎮静作用がある

・フラボノイド・・・抗アレルギー、鎮静、発汗、利尿作用などがある

・ビタミン・・・生命維持やあらゆる美容、健康に欠かせない成分

・ミネラル・・・鉄、カルシウム、亜鉛など。土の中にある成分で、代謝など健康維持のために様々に働く。



・・・と、その成分の特徴から人間の体へもたらす作用を関連づけています。おばあちゃんの知恵袋的な感じに捉えていただければいいと思います。




いろんな悩みに効く




ハーブにはそれぞれ、含まれている成分を香りや飲むことで摂取することで、様々な不調や悩みを改善する効果があるとされています。



<美容・女性の悩み>

ダイエット、むくみ、肌荒れ、シミシワたるみ予防、月経、更年期、マタニティ



<体・健康>

疲労回復、生活習慣病予防、免疫、冷え、二日酔い、花粉症、風邪の症状、喉の痛み、消化、下痢、便秘、頭痛、肩こり、疲れ目、口臭予防、夏バテ



<心・ストレス>

やる気UP、リラックス、リフレッシュ、集中力UP、ストレス解消、睡眠

・・・などなど。




同じハーブが正反対の症状に効くこともある!?




ハーブは不調を整える作用を持つものが多く、同じハーブでも全く逆の症状に効果があるものがあります。例えば、レモングラスなどは、便秘にも下痢にも効きます。




ハーブティを生活に取り入れるメリット





病気になる前の予防になる




なんとなく体が冷える、だるい、疲れが取れない、などの不調が、病気に繋がったり、病気になる前のサインだったりします。

そういった不調を整え、病気を未然に防ぐために植物の持つ力を借りる「植物療法」として役立ちます。




娯楽として、日々の生活に安らぎと充実を与える




ハーブティはその味や成分で得られる効果効能だけがメリットではありません。

例えばポットからそっとカップにそそぎ入れる時の音やふわっと広がる香り、リラックスして一息つく時間、グラスの口あたりなど、ハーブティを飲むための時間そのものが日々の生活に彩りと安らぎを与えてくれます。




化粧品やアロマテラピーなどにも通じる知識が身につく




ハーブティを選ぶ際に、様々な植物の薬効や香りなどを知ることになるのですが、ハーブティとしてだけでなく、化粧品やマッサージなどで使われるエッセンシャルオイルや、お料理のスパイス、サラダの具材など、様々な場面で使われるハーブにも通じる知識を得ることができます。




ハーブティはこんな人におすすめ




・毎日の食事や習慣から健康や美を維持したい

・日々の生活を充実させCOLを向上させたい

・ハーブや栄養成分などの知識をつけたい




ハーブティの取り入れ方




ハーブティはハマると色々とやってみたくなりますが、そんなに難しく考えなくてもとっても手軽に始められます。




【初級】健康維持のために毎日手軽に楽しむ方法




・ティーマグ(茶こし・蓋つきガラスマグ)

・ブレンドハーブティ



紅茶と同じく、ポットと茶こしとカップがあれば基本的にはOK。

ですが、利便性の良さや見た目を楽しむことを考えると、茶こしのついた透明なマグが断然お勧めです!

作り方は、マグに茶こしをセットし、ブレンドハーブティと熱湯を注ぎ、蓋をして3〜5分待つだけ。あとは茶こしごと茶葉を取り出せば1杯分の出来上がり。

ブレンドハーブティは、スーパーやデパートなどでも購入できますし、専門店であれば「en herb」などが有名で店舗も多く便利です。

薬効などから選ぶのもいいですが、はじめのうちは純粋に楽しみやすいように、美味しさや飲みやすさなどで選ぶのがおすすめです。




【中級】好みや悩みに合わせて自分でブレンドして楽しむ




・ティーマグ(ポット、茶こしなど単体で揃えてもOK)

・すり鉢(乳棒と乳鉢)



手軽なブレンドハーブティが物足りないと感じたら、自分でハーブを揃えてブレンドしてみるのも楽しいですよ。

花びらや葉を使ったハーブはそのまま使えますが、種子などを乾燥させたものはすり鉢で潰してから使った方がより成分が出やすいですので、すり鉢も購入しましょう。



ハーブはお茶にして飲むのが最も手軽ですが、ブレンドでなく単体で使う場合は、お料理やお化粧品を作ったり様々なアレンジが可能です。ハーブの楽しみ方が広がります。




【上級】自分でハーブを育ててみる




自分でブレンドハーブティなどをしていると、様々なハーブの知識がついてきます。ドライハーブだけでなく、生の植物を使ったフレッシュハーブティなどもまた違った美味しさがありおすすめです。

室内で育てられるハーブも多く、好きなハーブを栽培して見ましょう。




ハーブティは最も簡単でおしゃれな植物療法




薬効や、風味、色など、楽しみ方は人それぞれ。

悩みに合わせたハーブをブレンドしてハーブティとして楽しむのもいいし、味や香りの好みで選ぶのもいいですね。

そして、ティーマグだけではなく、おしゃれなティーセットを揃えて楽しむのもおしゃれで楽しいと思います。



続けることで体も心も豊かになっていく、美人習慣を皆さんも始めてみませんか。



参考:『始めてのハーブティの教科書』著/佐々木薫 発行/PHP研究所




今後のシリーズ記事の予定




■ハーブティの入れ方 基本から応用まで

■ハーブティの選び方

■ハーブティの毎日の取り入れ方 超ライト編

■ハーブティの毎日の取り入れ方 通な人編

■ハーブティの毎日の取り入れ方 マニア編

■ハーブティのハーブごとの効能について

■■ハーブティの目的別選び方

■■フレッシュハーブの楽しみ方

などを予定しております。お楽しみに。


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