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フケの原因は頭皮の乾燥と皮脂。正しいケアと洗髪方法








フケの種類と特徴




フケというと髪の毛に付着した白くて細かいものを想像しますが、実はフケには頭皮の乾燥によって発生する「乾燥フケ」と、髪にべったりと付着していて櫛などで髪を梳かした時に付着してくる「脂性フケ」という2つの種類に分けられます。




乾燥フケの特徴




乾燥フケは、フケと言ったら想像するような細かく白いフケで、髪からすぐに落ちてくるもの。黒いトップスの肩部分にかかって目立ってしまうものは、大体がこちらの乾燥フケになります。

その名前の通り、頭皮の乾燥が原因となって発生するフケで、乾燥によって荒れた頭皮が剥がれる事で、細かいフケとなります。

乾燥フケを解消するには、頭皮が乾燥しないように適切なケアを行う事が重要です。




脂性フケの特徴




脂性フケは文字通り脂がくっついたフケで、脂分によって髪の毛や頭皮にくっついているため、普段はあまり目立ちません。

量が多くなってきたり、櫛などで髪の毛を梳くとくっついてきて気が付くようになります。

脂性フケは頭皮において皮脂が過剰分泌していたり、清潔に保たれていないために発生するフケなので、脂性フケが出る人は髪の毛そのものがべたついた印象の場合が多いと言えます。

脂性フケを防ぐためには、頭皮を清潔に保つことが重要。ただし、皮脂を過剰に取り除いてしまうと皮脂の分泌がより盛んになってしまうため、適度な洗浄力のシャンプーを利用したり、洗髪後に頭皮の保湿を行うなどの対応が必要です。




頭皮が乾燥する原因




頭皮が乾燥する原因も様々なものがありますが、一番多いのが強いシャンプーの利用や、熱いお湯で洗髪する事によって頭皮に必要な皮脂を除去してしまっているパターンです。

頭皮は通常、皮脂によって潤いが保たれているのですが、過剰な洗髪によって皮脂を除去しすぎてしまうと、保湿する成分なくなるために乾燥した状態になります。

特にシャンプーは洗い上がりのサッパリ感を得やすくするため、洗浄力の強いものを利用しがちなので、乾燥を引き起こしやすいといえます。



洗髪による原因の他では、単純に空気が乾燥していたり、紫外線やエアコンの風といったような刺激を受けたりする事も乾燥の原因に。

顔と比べ、頭皮は髪に守られているというイメージもありますし、そもそも髪の毛が邪魔となって直接ケアを行いにくい場所でもあるので、乾燥に対するケアが十分に行いにくいという事が、知らずに乾燥を進行させている原因でもあります。




乾燥性のフケを引き起こす地肌トラブル




頭皮が乾燥する事によって発生する原因は、生活習慣の乱れによっても引き起こされます。

例えばストレスの蓄積や睡眠不足の状態になると人の体は血行不良が引き起こされますが、この血行不良は頭皮に対しても問題に。頭皮が血行不良となると、細胞が活動するために必要な栄養分の補給が不足するため、頭皮の新陳代謝が低下します。

頭皮の新陳代謝が低下=ターンオーバーが乱れるという事になりますので、乾燥状態になりやすくなり、フケも発生しやすくなります。



また、当然の事ながら食生活も強く影響します。

頭皮も肌の一部ですので、肌のターンオーバーに必要な栄養素であるビタミン類や、亜鉛などのミネラル分。細胞の材料となるタンパク質が十分に摂取できないと、正常なターンオーバーが行えなくなります。

その他、肌のターンオーバーに直接影響するものではありませんが、頭皮は紫外線を浴びやすい位置にあるため、紫外線によるダメージを防ぐ栄養素も多く取り入れたい所。

ビタミンCやリコピンなど、抗酸化作用がある栄養素を摂取する事で、紫外線のダメージを軽減し、頭皮の健康状態も保ちやすくなります。




フケを悪化させるNGケア




フケが出てくると、どうしても頭皮が不潔な状態だと感じて洗髪を過剰にしがちですが、前述の通りこの対応は逆効果のNGケア。

脂性フケの場合はある程度洗髪を行って頭皮をキレイな状態に保つ事は重要ですが、乾燥フケの場合は洗髪をしっかり行うほど状態が悪化してしまう場合もありますので注意しましょう。



また、ヘアトニックなど頭皮ケアの商品の一部も注意が必要で、特に付けた時にスッキリと爽快感が得られるような商品は注意が必要。

中にはエタノールなどが多く配合されたものもあり、頭皮の水分を余計に飛ばしてしまう可能性もあるため、成分表示などをよく確認しれ利用するようにしましょう。




フケを予防する正しい洗髪&乾かし方




フケを予防するためには、正しい洗髪や乾かし方を行う事が重要です。




お湯はぬるま湯で。洗髪前に汚れを落として




まず、フケを予防する正しい洗髪を行うためにはシャンプーを利用する前の準備が重要です。出来れば入浴の前にブラシなどで一度髪を梳かして、大き目の汚れなどを落とすようにしましょう。

そして、シャンプーを利用する前に、シャワーのお湯で髪の汚れを落としつつ、しっかりと水分を含ませます。

シャンプ―は過剰な皮脂などを除去して頭皮環境を清潔に保つためのもので、細かい汚れを落とす役割ではありませんので、シャンプーの前に汚れを落としてしまいましょう。

また、シャワーのお湯は熱すぎるとそれだけで皮脂を過剰に流してしまいますので、38度くらいのぬるま湯が最適です。




シャンプーは泡立てて使う




シャンプーを利用する際は、原液をそのまま頭皮に付けるのではなく泡立ててから使うようにしましょう。

シャンプ―そのものはかなり洗浄力が強いものが多いので、洗顔の時のようにしっかりと泡立て、水分や空気を含ませてから利用する方が、頭皮ケアにとって良い濃度となります。

シャンプ―を泡立てて使うのが難しい場合、髪に水分を十分含ませていれば頭皮がシャンプーによって直接ダメージを受ける事は多少回避できます。



また、シャンプーの際は強めにゴシゴシ洗うのではなく、優しく揉み込むように洗うようにしましょう。

ゴシゴシと擦ってしまうと、健康的な頭皮まで削り取って悪化させてしまう場合があります。



シャンプ―の後はしっかりと濯いで、頭皮に残らないようにしましょう。




トリートメントなどは頭皮につかないように




シャンプーの後にトリートメントなどのケアを行う場合、頭皮ケア用のものでもない限り、頭皮に付着しないように気を付けましょう。

頭皮にくっついてしまうと、それが刺激となって乾燥を引き起こしてしまう場合があります。




ドライヤーでの乾燥は特に根本をしっかり




ドライヤーで髪を乾かす際、髪の毛がしっかりと乾燥しきれていないと、雑菌が繁殖する原因となります。

雑菌が繁殖してしまうと、それが頭皮への刺激となって皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れなどを引き起こしてしまうので、しっかりと乾燥させる事が重要です。

特に髪の毛を乾かす場合、表面は乾いても根本側は濡れた状態になっていたりするので、髪を指で立てながら、根本の方を重点的に乾かすようにしましょう。

根本を集中して乾かせば、自然と毛先の方は乾きますし、乾き方が弱くても毛先の方であれば雑菌の繁殖などには繋がりにくいので、とにかく根本を中心に乾かすようにして下さい。




乾燥性のフケを改善する方法




乾燥性のフケを改善するためには、上記で挙げたような日常生活でのケアと正しい洗髪&乾かし方を継続する事が重要です。

その上で、頭皮の状態を改善するために保湿系のケア用品や、頭皮ケアの医薬品を利用するのも有効でしょう。

頭皮のケア用品の中には水分を飛ばしてしまうようなものもあるので、そういったものは避けて、スッキリ感よりもしっかりと保湿成分が入っていたり、痒みを抑えるような成分が入っているものを選んで利用すると良いでしょう。



フケが出てくるとどうしても気になって過剰な洗髪をしがちですが、正しいケアを心がけてしっかりと根本からの改善を目指しましょう!


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