ヘナとは?

ヘナとは?
出典:GODMake.

ヘナとは熱帯乾燥地域原産の植物であり、その葉を乾燥させ粉末にし、水で溶いたものを染料として使用します。古くはエジプトのクレオパトラがこれを爪に塗って、現代でいうマニキュアのようにして使ったりしていました。

このように、ヘナは古くからある天然染料として、髪(白髪染めやトリートメント)や体(爪やヘナタトゥ/ボディペイント)といった人体から、生地などの草木染めにも使用されています。

ヘナを使ったヘアカラー

特色

ヘナを使ったヘアカラー
出典:GODMake.

ヘナで髪を染める場合、通常のヘアカラーのように脱色させることはできないので、ベースの色より明るくすることはできません。ヘアマニキュアやカラートリートメントのようだと思っていただけるとわかりやすいはず。白髪や、もともと明るい髪色であるベースに染めることで、ヘナで染めた色が見えてきます。そのため、黒髪にヘナカラーをしたとしても、あまり色の変化を感じることはないでしょう。

通常のヘアカラーは、髪の表面でフタをする役割を持つキューティクルを開け内部へと侵入し、もともとある色素を脱色させて、染料を浸透させていきます。このように髪の内部構造を変化させ、外部を守るキューティクルも損傷させるため、通常のヘアカラーではどうしてもダメージを受けてしまいます。

その点、ヘナカラーはヘナに含まれるローソニアという色素が染料であり、これがタンパク質にくっつく性質を持っているため、髪や爪などを染めることができます。通常のヘアカラーにあるようなダメージをさせず、逆にローソニアがダメージ部分に吸着することで強くコシのある髪にしてくれます。

注意したいこと

注意したいこと
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ヘナの後には、通常のカラーやパーマなどの薬剤が効きづらく、その後のコントロールが難しくなります。また、ヘナは天然物ですから、染まり方は個人差が大きく、同じ人・髪であっても毎回全く同じように染まるとは限りません。

また、気を付けたいのはヘナカラーの種類。美容室で取り扱うヘナカラーの中には100%ヘナではないもの、通常のカラー剤に入っているような化学成分を含むものもあります。

そして重要なのは100%ヘナの場合、髪が染まる色は「オレンジ色」という点です。白髪に染めた場合、鮮やかにそのオレンジ色が発色します。茶色い髪に染めれば、オレンジ味の強いブラウンになります。

応用

応用
出典:GODMake.

ヘナのオレンジ色が好きでない場合、インディゴ(青色系天然染料)と混ぜてブラウンに染め上げることが可能です。染めたてはモスグリーンのように発色しますが、2・3日たつとブラウンへと変色して落ち着きます。インディゴの配合量によって、ブラウン~ダークブラウンといった明暗の調節を行います。

ヘナを使ったトリートメント

特色

ヘナを使ったトリートメント
出典:GODMake.

ヘナに含まれるローソニアという色素がタンパク質にくっつく性質を利用して染めるのがヘナカラーですが、ヘナトリートメントもこの性質を利用します。ダメージのある髪は穴が開いている状態ですが、そこにローソニアを吸着させることで、強くコシのある髪にしていきます。

使用方法はヘナカラーと同じため、黒髪でない髪(明るくした髪や白髪)はオレンジ色に染まります。そのため、白髪の多い方がヘナを使用する場合は白髪染め兼トリートメントとなり、黒髪やダークブラウンの髪をきれいにキープしたい方が使用する場合は、トリートメント効果を目的としたものとなるでしょう。

注意したいこと

注意したいこと
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カラーリング目的で使用した場合と同じく、ヘナ使用後は通常のカラーやパーマなどの薬剤が効きづらく、その後のコントロールが難しくなります。カラーやパーマはもうしばらくする予定がない場合で、体や髪や環境になるべく負担をかけずに髪を染めたい方、とにかくヘナを試してみたい方、通常の薬剤が肌に合わなかった方、ダメージをなんとかして髪を強くしたいという方におススメです。

大切なこと

大切なこと
出典:GODMake.

カラーにしても、トリートメントにしても、ヘナを使用する場合はまずパッチテストをして、肌に合うかどうかチェックしてから試しましょう。天然染料だから安心というわけではありません。花粉アレルギーがあるように、植物によっては肌に合わないこともあります。美容室に行っても、まずはじめはパッチテストをすることをおすすめします。

そしてもし100%ヘナを取り扱っている美容室が見つからない場合、ご自分で挑戦しようと思う方もいるかもしれません。100%ヘナは乾燥した葉を粉末にした状態で売られています。だいたいの場合、商品と一緒に使用方法が書かれているはずですので、しっかりと読んで手順通りに進めましょう。

また、使用する際、粉末にお湯を入れて溶いて塗布していくので、時間がたつとぼそぼそ・ぼろぼろと乾燥し、粉状に戻っていってしまいます。そうなるとどうにも扱いが難しくなってしまうので、作業が終わるまでは乾燥しないように水スプレーを用意しておくと安心ですよ。

ヘアカラー
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ヘナは通常のヘアカラーのようにカラーバリエーションが豊富でもなければ、髪を明るくすることもありません。また、通常のトリートメントのように手軽に短時間でできるものでもありません。

ですが、少し時間をかけてでも、髪や体や環境への負担を軽減させたい方にはとってもおすすめです。もし少しでも気になったら、まずは行きつけの美容師に話してみてはいかがでしょうか?

情報提供元:GODMake
記事名:「天然由来のヘアケア!ヘナによるヘアカラーとトリートメントについて