体重○○kgは肥満、体重○○は痩せ型など体重だけで体型を判断していませんか？体重だけで判断して痩せても、あまり綺麗に見えないかもしれません。本当に自分にあった体重を把握するには、「BMI」を知ることが大切です。
今回は、女性が綺麗に見えるBMIをご紹介します。
体重だけではダメ！BMIを意識しよう
BMIという言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか？BMIとは、自分が太っているのか痩せているのかを調べる指標のことです。数式に身長と体重を当てはめるとBMIが算出されるので、その数字と肥満度判定基準表を照らし合わせることで知ることができます。
1. BMIを調べる
- 体重（Kg）÷（身長（m）×身長（m））＝BMI
例：身長160cmで体重が53kgの女性
- 53÷（1.60×1.60）＝20.7
2. 日本肥満学会による肥満度測定基準
- BMI18.5未満：痩せすぎ
- BMI18.5～25未満：普通
- BMI25～30未満：肥満度1
- BMI30～35未満：肥満度2
- BMI35～40未満：肥満度3
- BMI40以上：肥満度4
例であげた女性のBMIは20.7なので、普通体型ということになります。
理想のBMIは？
理想というのは人によっても違うかもしれませんが、基本は「BMI18.5～25」の間で設定します。モデルのように細い体型なら「BMI18.5～21.5」、グラビアモデル体型なら「BMI22～25」を目標にするとよいでしょう。
1. BMI18.4以下は危険
女性の中には痩せる限度を設定しない人もおり、痩せれば痩せるほど綺麗になると思っている人もいるようです。危険といわれているBMIが「18.4以下」で、体にさまざまなリスクがある状態になります。
BMI18.4以下によるリスク
栄養不足によって心血管に障害を起こしやすくなるそうです。
- 癌による死亡率上昇
- 呼吸器系疾患（肺炎など）による死亡率上昇
- 虚血性心疾患（心筋梗塞など）による死亡率上昇
- 脳血管疾患（脳梗塞など）による死亡率上昇
2. BMI25.1以上も危険
肥満といわれている体型です。ダイエットをしようとしている女性にとっては通過点かもしれませんが、知識として体への影響を知っておくのもいいかもしれません。
BMI25.1以上のリスク
- 心臓への負担
- 関節への負担
- 睡眠中の呼吸への影響
- 高血糖・高血圧
- 卵巣癌・乳がんリスク
BMI19が一番魅力的
さきほど理想は人によって違うといいましたが、一般的に一番女性としての魅力が高いのが「BMI19」といわれています。痩せていても健康への影響も少ない絶妙なラインで、女性芸能人でも多数いるBMIです。
BMI19の女性芸能人
- 広瀬アリス
- 藤井リナ
- 水原希子
- 大島優子
- 辻希美
- 吉高由里子
- 杉本彩
- 梅宮アンナ
どの女性も魅力的ですね！女性からも男性からも魅力的に見えるのがBMI19なのです！公表しているプロフィール情報から計算したものなので、実際のBMIは違うかもしれません。参考としてみてください。
余談ですが、とあるモデル事務所ではBMI19以下の女性はBMI19以上になるまでステージに上げないそうです。それくらいBMI19は健康的で魅力的に見えるということですね！
どうすれば理想のBMIになれる？
理想のBMIは19といいましたが、人によってはもっと高いBMIの方が魅力的に見える場合もあります。まずは今の体型に近いBMIを目指してみてはいかがでしょうか！
理想のBMIになるためにできること
1. 筋肉を減らさない
人間は脂肪より早く筋肉が分解されます。痩せたと思っても脂肪量は変わらず、筋肉量が減っていることはよくある話です。
筋肉量が減ると代謝が落ち、「リバウンド」しやすい体質になります。週に2～3回でいいので、胸背脚を鍛えるといいかもしれません。
2. 栄養バランスを意識する
タンパク質を中心に各栄養素をバランス良く摂取しましょう。間違っても糖質完全カットのような極端な食事制限をしてはいけません。例えそれで痩せても、魅力がない体型になってしまいます。
3. 1ヶ月で落とす体重は5％まで
早く体重を落としたいという気持ちは誰でもあります。しかし早く体重を減らせば減らすほど、リバウンドしやすくなると思ってください。目安としては「1ヶ月で体重の5％以内」にしましょう。5％以下ならかなりリバウンドを予防することができます。
4. 体脂肪率も意識
理想のBMIになっても満足できないときは、体脂肪率を測ってみてください。「体脂肪率20％～25％」の範囲になれば、だいぶ体型に変化がでます。体脂肪を減らすには食事制限と筋トレをしてください。
理想のBMIを維持するために
女性が綺麗に見えるBMIについてご紹介しました。理想のBMIにするよりも、それを維持する方が大変かもしれません。できるだけ維持ができるように、食事制限に加えて筋トレをしましょう。リバウンド防止や食事制限を緩めたりすることができます。
それでは理想のBMIを目指して頑張ってくださいね！
大谷翔平・野球ニュース