私たち日本人にとって、毎日の食生活には欠かすことができないものとなっているお米です。
ご飯を炊くときに無洗米であればそのままお米を洗わずに炊飯器に入れてしまいますが、通常のお米の場合はご飯を炊く前にお米を何度かすすぎ洗いするのが一般的となっていますよね。
お米を洗うことでお米の成分が出て白く濁っているとぎ汁ですが、このとぎ汁は普通にそのまま流し捨ててしまうといった方がほとんどだと思います。
毎日お米を洗うときに何も思わずに捨ててしまっているお米のとぎ汁ですが、実はこのお米のとぎ汁は女性の美容にとても良い効果をもたらしてくれるということから、女性たちの間でも話題となり注目が集まっています。
いつも何気なく捨てていたお米のとぎ汁を使った美容法は、高い費用がかかることもなく、自宅で簡単に試すことができるというのも魅力的ですよね。
簡単な方法で誰でも手軽に試すことができるお米のとぎ汁を使った美容法とは一体どういったものがあるのか、お米のとぎ汁にはどんな成分が含まれているのかご紹介します！
お米のとぎ汁に含まれている成分と効果
お米のとぎ汁にはビタミンCやビタミンB1、B2などといったビタミンB群が含まれており、お米のとぎ汁を使うことによって美肌効果を期待することができ、さらにオリザノールという成分も含まれていることから、紫外線の吸収を防いでくれる効果もあります。
またセラミドや天然成分による保湿効果、システインやアルギニンなどといったアミノ酸、ビタミンEによるシミ予防効果などといったいろいろな美容効果をもたらしてくれるお米のとぎ汁です。
抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEの働きによって老化を防止してくれるのも嬉しいですね。
お米のとぎ汁を使った美容法
洗顔
- お米のとぎ汁をぬるま湯と混ぜておく。
- クレンジングをしたあとに顔全体になじませる感じで優しく洗っていく。
- 最後にすすぎ洗いをする。
パック
- お米をたっぷりの水を使ってサッと洗う。
- ざるに入れたお米を2～3分程度しっかりともみ洗いしていく。
- お米3合に1カップの目安で水を入れてよくかき混ぜ、白く濁ったとろみのあるとぎ汁ができたら別の容器にうつす。
- ラップをして冷蔵庫で一晩ほど冷やし、下の方に溜まった沈殿物を顔に塗る。
- 3分から5分ほどパックし、ぬるま湯で洗い流していく。
お米のとぎ汁は髪にも良い？
髪のパサつき＆抜け毛＆白髪防止にも
お米のとぎ汁はお肌の美容だけでなく、これから冬の季節で乾燥によって傷みやすくなっている髪の健康にも良い効果をもらたしてくれます。
お米のとぎ汁に含まれるビタミンBやミネラル成分、セラミドによってお肌と同じように髪にも保湿効果や老化防止の効果をあたえながら、冬の季節に特に気になりやすい髪のパサつきや抜け毛などといった髪トラブルを防いでくれる役割もしてくれます。
お米のとぎ汁を使うときの注意点は？
保存期間に気をつける
お米のとぎ汁を使うときはなるべく早めに使い切るようにしましょう。
お米のとぎ汁は生ものなので、お米を洗ってから使うまでは冷蔵庫に入れて保存するようにし、1日以内かできる限り半日以内に使いきるのが良いでしょう。
使う前には一度パッチテストをしてみる
美容にとても良い効果をもたらしてくれるお米のとぎ汁ですが、体質に合わないという方もなかにはいらっしゃるかもしれません。
今までお米のとぎ汁を使った美容法を試したことがないという場合は、まずひじの裏などといった皮膚が柔らかい部分で一度パッチテストをしてみることをオススメします。
パッとテストをしてみて赤くなってしまったりかゆみが出た場合には、お米のとぎ汁を使った美容法は避けましょう。
パックは長時間しすぎないこと
お米のとぎ汁を使ってパックをする場合は、5分以上パックをし続けてしまうとお米のとぎ汁で作ったパックが乾いてしまい、肌の水分を奪い取ってしまう可能性があります。
洗顔時は肌をこすりすぎないこと
お米のとぎ汁にはピーリング効果があるので、お米のとぎ汁を使って洗顔をするときに顔をゴシゴシと強く洗ってしまうと、肌を傷つけてしまう原因となってしまうので要注意です。
お米のとぎ汁を使った美容法でもっと綺麗に
いかがでしたでしょうか？毎日お米をといだときにそのまま捨ててしまっていたお米のとぎ汁は、女性にとって欠かすことのできない美容効果をたくさんもたらしてくれるものとなっています。
お米のとぎ汁を使った美容法は、お米を洗う時に出たとぎ汁をぬるま湯に混ぜて洗顔時に使ったり、とぎ汁でそのまま髪を洗ったりと、難しい作業をすることなく自宅で手軽に試すことができるのも良い点となっています。
お米のとぎ汁は美白効果や保湿効果、髪の毛のケアなどといった美容目的で使うこともできますが、掃除の時に使ったり植物の水やり用の水として使ったりといろいろな使いみちがあります。
活用法がたくさんあるお米のとぎ汁なのでなるべく捨てないようにし、毎日の生活の中に取り入れてみてくださいね！
大谷翔平・野球ニュース