「内面を磨く」のも自分磨きのひとつ
性格を変えるなんて無理な話…。大人になるにつれて、譲れないものや守りたいものが増えていく私たちは、頭も心も頑なになっているのかもしれません。自分の性格を好きになれないまま、生きていくしかないのでしょうか？
「自分磨き」は、ただメイクやファッションに気を遣うだけではいけません。目指したい女性像や、憧れの人をイメージしながら“なりたい自分”を作っていくのです。そして、こうした自分磨きは次第に内面にも影響してきます。つまり、大人になっても性格は変えられるということ！
そこで今回は、内側から綺麗になりたいと願うあなたに、性格を変える方法をご紹介します。キーワードは「自分を好きになる」です。
誰に対しても誠実でいること
性格が良いと言われる人の多くは、共感できない他人の意見に同調することはありません。反対に、いつでも他人の意見を否定するということもありません。誰に対しても誠実でいること。これこそ、性格が良いと言われる所以なのでしょう。
あなたは「そうだね～」と笑顔を作りながら、心の中で反論したり、相手を否定したりしたことはありませんか？大人になるにつれて、言いたいことを言えない場面や、相手に合わせるべきときも増えていくでしょう。しかし、そうした矛盾した行動を続けていると、次第に本当の自分を見失うことになるのです。
まずは、相手を受け入れてみましょう。そして、相手の気持ちに寄り添い、自分ならどう思うかを考えてみましょう。誰に対しても誠実でいることができたら、表情や生き方が変わってくるはずです。
「自分が何者か」を探る
しばしば“アイデンティティーの確立”や“自分探し”といった言葉で表現される行動は、性格や生き方を形作るための大事な作業です。性格を変えたいと思ったときは、自分が何者かを探ることから始めてみませんか？
誰から生まれ、誰に生かしてもらったか。どんな場所で、どのような生活を送ってきたのか。自分が生まれる何代も前、遥か昔に何があって、そのとき先祖は何をしようとしたのか。自立した姿を演出するために高級なマンションに住んだり、10cmのハイヒールを履いたりするのもよいですが、本当に自立した人というのは自分が何者であるかを理解している人を言うのではないでしょうか？
自分探しというと大げさかもしれませんが、たまには故郷へ帰って深く呼吸するのもよいものですよ。
情熱を持つ
「どうでもいい」「何でもいい」なんて言わないで。一生懸命に駆け抜ける日々は、何物にも代えられないほど素敵なものです。そして、情熱を持って生きるあなたは、内側からキラキラ輝いてくるはずです。
努力しても報われないこと、頑張っても評価されないこと…。それらが多すぎて、受け入れられなくなった私たちは無力感を抱くようになっているのかもしれません。何をやっても無駄だなんて高を括るフリをしても、人生はまだまだこれからなのです。
趣味に情熱を注ぐあなたを馬鹿にする人や、仕事に精を出すあなたを疎ましく思う人もいるでしょう。しかし、一生懸命に生きるあなたの真っすぐな瞳は、今まで「どうでもいい」が口癖だった頃のあなたの瞳とはまるで違うはずです。性格は、瞳に表れます。真っすぐな瞳を持ちたいなら、真っすぐに情熱を注ぐ何かを見つけてみませんか？
開放的でいること
性格を変えたいと思ったら、開放的であることが絶対条件です。自分の世界に閉じ籠っているよりも、多くの生き方や考えがあることを受け入れ、広い視野を持ちましょう。
また、楽しい気持ちや幸せな気分を開放してあげることで、あなたの周りの人をもハッピーにする効果があります。そうして集まった素敵な友人と過ごすことで、前向きな性格が形成され、自然と声も大きくなるでしょう。
眉間にシワを寄せていても、良いアイデアが浮かぶことも、内側から綺麗になる方法が見つかることもありません。自分を好きになりたいなら、開放的であれ！
