ダイエットがうまくいかない場合は、生活週間を見直すことをおすすめします。なかでも“睡眠”のリズムを整えることが大切です。夜ダラダラと遅くまで起きている人は、太りやすい体質から抜け出しにくくなりますよ。
夜更かしすると太りやすい
夜しっかりと寝る人は、そうでない人と比べて、代謝がよくエネルギーを消費しやすい場合がほとんど。夜更かしにはこんなにもたくさんダイエットへの悪影響があります。
(1)夜中に食べてしまう
寝ている人は食事をしないような時間でも、長時間起きているとついつい口が寂しくなって食べ物を口にしてしまったり、お腹が空いて我慢ができなくなってしまったりします。
夜は昼間ほどエネルギーを消費しないため、余分なエネルギーは体脂肪として蓄えられてしまいます。つい映画を見たり、スマホやパソコンで作業をしながら、お菓子に手が伸びてしまうという人は要注意です。
(2)翌日早く起きられない
翌日の生活時間が削られてしまうのは、ダイエットにとって大きな痛手。日中は体内がエネルギーを消費するモードに切り替わっているため、運動によるエネルギー消費が活発になります。
一方で夜は体内のメンテナンスタイム。睡眠中に行われてる、疲労回復のはたらきが弱まるだけでなく、体脂肪を燃焼させるタイミングも逃してしまうため、かなりもったいないのです。
(3)生活リズムが乱れやすい
一番の問題は、体内リズムが乱れること。
体内のはたらきが乱れることは、代謝の低下につながります。疲労が回復されないまま、運動をしてエネルギーを上手に消費できなかったり、内臓機能が低下して体脂肪が蓄積されやすくなったりするため、ダイエットは体内リズムを整えるところから始めたいものです。
体内リズムを整えただけで体重が3Kg以上、するっと減る人も多いものです(余分な体脂肪を溜め込むほど、体内リズムが乱れ代謝が低下している場合に限りますが)。
生活習慣を整えることで、よりやせやすく健康的になりますから、ぜひ夜更かし習慣を改善してくださいね。
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