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「東京ゲームショウ2017」はVRの強化に加えAR、MR分野も拡充へ!


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昨年20周年を迎えた「東京ゲームショウ2016」の来場者数は過去最多の27万1,224人を記録。ドワンゴが提供するニコニコ生放送での動画配信も84万8,537回も観られ大成功で終わった。


今年も、一般社団法人コンピューターエンタテインメント協会(以下:CESA)は日経BP社との共同開催により「東京ゲームショウ2017(以下:TGS2017)」を9月21日から9月24日まで千葉県千葉市・幕張メッセで開催する。


2017年2月22日に催された『東京ゲームショウ2017発表会』ではCESA会長・岡村秀樹氏、日経BP社代表取締役社長・新実傑氏が登壇した。岡村秀樹氏は「昨年は出展社数・来場者数が過去最大だった。象徴的だったのは海外から多く出展され、最大級のパフォーマンスを出せるようになった。」と昨年の熱狂ぶりを語った。


新実傑氏は「昨年の印象に残ったのは仮想現実であるVRであった。テクノロジーの進化が私たちの目の前に具体的に現れた。この1年間を振り返っても目に見える形で技術が進化している。ARでは『Pokemon GO』、人工知能の世界では最も強い棋士を破った『アルファ碁』など、新たなテクノロジーが私たちの生活レベルまで浸透し始めた。」と技術の進化について触れた。


 


東京ゲームショウ2017のテーマ『さあ、現実を超えた体験へ。』


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2017年度のテーマはずばり『さあ、現実を超えた体験へ。』に決定。テクノロジーの進化によりますますリアルな表現ができるようになった。VRはもちろん、Pokemon GOを筆頭としたAR技術など新たなテクノロジーの進歩によって私たちが体験出来る幅が大幅に広がっている。今回のテーマではTGS自身も新たなる体験を提供出来るイベントになろう、という思いも込められている。


今年の強化点は4つ


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TGS2017の強化点が4つ紹介された。「ネット動画配信で世界に発信」、「e-Sports本格普及へ」、「VRに加えAR/MR分野も拡充」、「出展・来場はさらにグローバルに」の4つだ。この4つについて細かく解説していく。


ネット動画配信で世界に発信


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ネット動画配信では、国内向けに番組を配信するドワンゴ、海外向けにはTwitchとTokyo Otaku Modeの協力を得て番組制作していく。昨年のTGSでは主催者と出展社含めて計81番組がドワンゴのニコニコ生放送によって放送され、合計439万人の方が視聴している。


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内訳をみると、視聴率と実際の来場者の男女比率はほぼ同じとなっている。また、ネット動画配信を視聴している65%が1都3県以外のユーザーに対し、実際の来場者の73%は1都3県からTGSに訪れている事がわかった。


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ネット動画配信の年齢分布として30代が35%となっているが、実際の来場者の37%は20代となっており、対照的な結果となった。TGSに行きたいけれど場所が遠い人がネット動画配信を視聴している傾向にあるという。


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そんなこともあり、ネット動画配信の一層の強化を図っていくとしている。


昨年のネット動画配信の来場者数は439万人だったが、TGS2017では目標を500万人にした。動画配信は会期前の7月・8月や会期中の9月に行い、視聴者数の多い土日や出展左記の先出し情報の強化、コーナーごとの特集企画から、e-Sportsの予選大会の中継を行っていくようだ。


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また、中国向けにも動画配信をスタートさせるTGSでは、DOUYUと協力し配信を行っていく。


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e-Sports本格普及へ


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日本ではまだまだ普及していないe-Sportsを本格普及させる事に特に力を入れている印象を受けた。世界のe-Sports市場規模は2015年から2016年では市場規模が3.25億ドルから4.93億ドルと52%も増加した。これが2019年までには11億ドル規模まで成長する予想がされている。


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e-Sportsを普通のスポーツのように、プロ選手を目指したりできるよう弾みをつけるためにTGS2017ではスマートフォンや家庭用ゲーム機の大型ゲームタイトルによるe-Sportsの大会の開催を予定している。これについては詳細は後日発表されるそうだ。


VRに加えAR/MR分野も拡充


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TGS2017ではVR(仮想現実)に加えてAR(拡張現実)、MR(複合現実)を新たに追加。TGS2017から昨年の「VRコーナー」を「VR/ARコーナー」に改称することになった。


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VR/AR/MR対応のゲームソフトだけでなく、開発ソリューションなどBtoB目的の出展も広く募集していくそうだ。ゲーム分野だけに限らず、様々な取り組みや技術がTGS2017では体験することが出来そうだ。


 


出展・来場はさらにグローバルに


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TGSスタッフは世界中のゲームの主要イベントを回り、TGSの出展の促進を図っている。欧米におきましては、ゲームコネクションやゲームデベロッパーズカンファレンスといったゲーム関連イベントに参加し、直接出展などの招致をしている。


2017年、インドで初開催されたインドゲーミングショーではゲーム産業関連企業および政府関係機関への出展誘致活動を実施。このほかにも世界各国のイベントに参加しTGS2017の出展誘致活動を促進していくそうだ。DSC09187


東京ゲームショウ2017 開催概要


主催:一般社団法人コンピューターエンタテインメント協会


共催:日経BP社


特別協力:ドワンゴ


後援:経済産業省(予定)


会期:ビジネスデイ 9月21日(木)・22日(金)

一般公開 9月23日(土)・24日(日)


会場:〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬2−1 「幕張メッセ」

展示ホール1~11/イベントホール/国際会議場


入場料:一般(中学生以上)当日1,200円

前売り 1,000円(小学生以下は無料)


出展社募集スケジュール


出展締切日:2017年6月2日(金)


小間位置選定会:2017年6月23日(金)

※40小間以上(隣接小間がない形状)の出展社

2017年7月4日(火)

※40小間未満(隣接小間がある形状)の出展社


出展社説明会: 2017年7月4日(火)


公式サイト:TOKYO GAME SHOW 2017
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