starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

VRがフィットネスを変える!仮想現実によって健康な現実を手に入れよう


VR フィットネス スポーツクラブ

現在のところはゲームや動画といったエンターテインメント系を中心に盛り上がりを見せているVR。


しかし、VRという技術はエンタメ分野だけに留まるものではない


医療や教育といった実用的な分野でもVR活用について研究が進んでいる。


フィットネス分野もそうしたVRの研究が進む実用分野のひとつ


この記事では、フィットネス分野におけるVRの活用事例についてご紹介しよう。


ゲーム感覚だから続けられる!フィットネスをエンタメに変えるVR


大切なのになかなか実行できない「フィットネス」


「フィットネス」という言葉は、日常的に使われている言葉だが、そもそもの意味は「健康の維持・増進を目的として運動すること」を指している。


普段は健康について意識しないが、風邪をはじめとする病気にかかると誰でも健康の大切さに気づくもの。


とはいえ健康の大切さに気づいたからといって、なかなか健康のために運動はしない…というかできない


この記事を読んでいる中にも、「運動しなきゃと思ってはいるんだけど…」という人は少なくないはずだ。


つまり、誰もが大切さを自覚しながら、実行できないのが「フィットネス」ということになる。


VRのもたらす体験が「フィットネス」を楽しいものに変化させる?


VR フィットネス スポーツクラブ

「仕事があるから」「時間が取れない」「スポーツクラブに行く時間がない」などなど「フィットネス」しない人の理由は様々なのだが、根本的に「フィットネス」は辛いだから、なるべくならやりたくないのだ。


でもそんな「フィットネス」もエンタメのように楽しい存在になってくれれば、やりたいと思えるし、継続できるようになる。「フィットネス」が継続できれば人々は健康になって嬉しいし、スポーツクラブもビジネス的な意味で嬉しい!


そこで注目されているのがVR。


VRのもたらす圧倒的な没入体験があれば、「フィットネス」が楽しいものに変化するに違いない…というわけだ。


 


空を飛びながらエクササイズ!これまでにない体験を実現するVRフィットネスマシン「ICAROS」


Icaros

フィットネスにVRを取り入れた事例として最近話題になっているのがVRフィットネスマシン「ICAROS」だ。


ドイツのCAROS社が開発した全身フィットネスマシンで、全身をマシンの上に乗せ、ヘッドマウントディスプレイを被って使用する。


ヘッドマウントディスプレイには、完全ワイヤレスで使用可能なGear VRが用いられる他、今後はHTC VIVEにも対応するとのこと。


利用している状況を客観的に見ると、NASAの宇宙飛行士のトレーニングのように見えてものものしい雰囲気。その一方で、非日常的な未知の楽しさも感じさせてくれる


ギリシャ神話に登場した「ICAROS」=イカロスの名にふさわしく、ヘッドマウントディスプレイ内で再生されるVRコンテンツは、空を飛ぶというものが用意されている


空を飛ぶというまるでアミューズメント施設のアトラクションのような体験をしつつ、同時にフィットネスもできてしまう…。


仮想世界をリアルに体験させてくれるVR技術あってこそのフィットネスマシンといえる。


そんな「ICAROS」は、六本木にあるジム「THE BODY RIDE」で体験可能だ。


 


リアルなサイクリングでは得られない没入体験を実現!VRサイクリングエクササイズ「THE TRIP」




現実には絶対にできない「空を飛ぶ」という体験をVRによってフィットネスに結びつけた「ICAROS」に対し、サイクリングという一見現実でも十分実行可能な体験をVR化させたのがVRサイクリングエクササイズ「THE TRIP」


とはいえもちろん、「VRじゃなくて実際にサイクリングすればいいじゃん」なんてものにはなっていない


「THE TRIP」は前方周囲120度を囲う大型特殊スクリーンを前にして、映画館レベルの映像と音響の中サイクリングエクササイズを行うという内容。


ヘッドマウントディスプレイは使わないため体の動きにシンクロして映像が動くわけではないが、利用者によると、映像に合わせて体を動かすという形でも映像と音の迫力によって十分高い没入感が得られるようだ。


「ICAROS」同様「THE TRIP」も、単なるフィットネスというよりは、新しいタイプのエンターテインメントとして成立している。


 


ゲーム内での運動がエクササイズとなる!VRトレッドミル「Infinadeck」




ここまで紹介した2種のように完全にスポーツクラブでの活用を想定したVR機器もあるが、汎用的に使用可能なVR機器が、フィットネスにもマッチしているというケースもある。


それが、VRトレッドミル「Infinadeck」だ。


トレッドミルとは、屋内でランニングやウォーキングをするための健康器具。ルームランナーという言葉の方がイメージできるという人も多いだろう。


そのトレッドミルを仮想空間での移動用入力装置として使うのがVRトレッドミル


VRトレッドミルによって、ユーザーが現実に歩くと、仮想空間のキャラクターも歩く…という表現が可能になる。


現在ゲーム分野に勢いがあるので、ついついVRアクションゲームでの活用をイメージしてしまうが、もちろんフィットネスにも活用可能。


ジョギングには、ダッシュによる無酸素運動とウォーキングによる有酸素運動を繰り返すメニューが存在しているが、こうしたメニューをこなす際、ダッシュ時には後ろからゾンビが追ってきて、振り切るとウォーキングに切り替わる…なんていう演出が入ると、楽しくフィットネスができそうだ。


「Infinadeck」は専用シューズなしで使用でき、360°全方向に歩いたり走ったりすることができる


大掛かりなデバイスなので業務用として導入されていくことが予想される。いずれアミューズメント施設やスポーツクラブなどで見かける日が来るかもしれない。


 


スポーツクラブじゃなく自宅でエクササイズしたい!をVRで実現する「VR Fit Club」




紹介してきたVR機器はいずれも大掛かりで高額なもののため、スポーツクラブで体験することが前提となっている。


しかし、「今いる場所を別の空間に変えられる」こともVRのメリットのひとつ


だとすると、スポーツクラブに通うのではなく、自宅でのエクササイズを可能にするようなVR機器があってもいいハズ。それを実現するのが「VR Fit Club」


PCとOculus Rift(DK2)、Kinectを使っうことで、自宅でエクササイズプログラムをこなすことができる。


毎回毎回スポーツクラブに通うのは大変だからフィットネスが継続できない…という人にとっては、救いといっても大げさではないだろう。


 


VRによってゲームやアミューズメントとフィットネスは融合する!?


フィットネスが楽しい体験になれば、より多くの人がフィットネスをしたいと思うし、挫折せず継続したいと思える。


また、ゲームなどのエンターテインメントがただ楽しいだけの存在ではなく、プレイすることで健康になるというメリットを持った存在であれば、ゲーム人口もさらに拡大するだろう。


スポーツがまさにそれで、楽しいからこそスポーツをしたいという人もあれば、フィットネスのためにスポーツを楽しむという人もいる。


後VRによってフィットネスのエンターテインメント性が増し、またゲームなどのエンターテイメントには身体性…体の動きが取り入れられていくことで、ゲームやアミューズメントとフィットネスが近づいていくことは間違いないだろう。


最終的にゲームやアミューズメントとフィットネスが融合してしまう…そんな未来が訪れてもおかしくはない。


なので、健康に興味のある人はもちろん、「ゲームや仕事に忙しくて健康まで気が回らない!」という(筆者のような)人にとっても、フィットネス分野のVR活用は注目といえる。



HTC Vive バーチャルリアリティ ヘッドマウントディスプレイ VRヘッドセット [並行輸入品]
HTC Vive バーチャルリアリティ ヘッドマウントディスプレイ VRヘッドセット [並行輸入品]

Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.