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Zenfone ARで物体を3Dスキャン!『Scandy Pro』が2017年初頭に登場予定


Scandy Pro


業務用の3Dスキャナは、高価で巨大だ。家庭用の3Dスキャナではあまり精密な3Dモデルを作れないし、スキャンできる対象の大きさにも限界がある。Scandy Proは、そんな不満を解消する高速、正確、軽量、そして安価な3Dスキャナの実現を目指して作られている。


Scandyとは


Scandyは、3Dプリントと3Dスキャンに関連する製品・サービスを提供する企業だ。大きく三つの関連ブランドを展開する。


Scandy


社名がそのまま使用されたブランドだ。3Dプリント技術を使用した二つの製品を提供する。


一つ目は、Sphereと呼ばれる球体だ。この球には、全面に写真がプリントされている。球体の全面を利用して、360度映像を含むパノラマ写真を印刷しているのだ。



もう一つが、Objectと呼ばれる立体物のプリントサービスだ。3Dスキャンデータを元に、フィギュアを作成してくれる。


3Dプリントされたフィギュア


Scandy Core


VR/ARといった3Dアプリケーションの開発を容易にするSDKだ。習得の難しいOpenGLよりも簡単に、一般的なプログラミング言語によって3Dアプリケーションが開発できるようにしてくれる。


開発に用いる言語としてはC++をサポートしている他、JavaとUnityにも対応を予定している。作成したプログラムを動作させるオペレーティングシステムはAndroid 5.0以上とMax OSX、Linuxをサポートし、Windowsには非対応だ。開発用OSとしてもWindowsには対応していないが、対応も視野に入っているらしい。


Scandy Coreは2017年の1月にIndieGoGoで早期購入キャンペーンを行い、同年初頭に発売される予定だ。


Scandy Pro



物体をスキャンして3Dオブジェクト化するためのソフトウェア(とそのためのセンサー)だ。専用の3Dスキャナを使うことなく、Android端末で高精度のスキャンを可能にする。


これまでの端末では、「Pico Flexx」と呼ばれる板ガムのような形と大きさの3Dセンサーを装着していた。しかし、Tangoに対応したASUSのZenfone ARならば端末に内蔵されたセンサーのみで3Dスキャンが可能だ。


このScandy ProはScandy Core SDKを利用しており、Java、JavaScript、C++での開発に対応するという。


Scandy Proは2017年初頭にIndieGoGoで早期購入キャンペーンを行い、同じく初頭には発売が予定されている。


Scandy Proの特長



公式サイトの情報によれば、1万ドル以上のプロ向けの3Dスキャナに並ぶ正確性を持つ、ワイヤレスで使えるスキャナになるという。さらに、リアルタイムスキャンが可能と紹介されている。


手頃な価格も特長とされているが、残念ながら販売価格の情報は公表されていない。IndieGoGoで早期購入すれば割引価格で手に入るようだが、まだIndieGoGoにも情報が出ていないのでどの程度安くなるのかも不明だ。


公式サイトで見られる3Dモデルを確認した限りでは、かなり高い精度でのスキャンが可能なのは事実らしい。「モデリングができないけどはやりの3Dアプリケーション開発がしたい」という開発者は注目のプロジェクトだ。


 


参照元サイト名:Scandy公式ブログ

URL:https://scandy.co/blog/scandy-pro-turns-new-asus-zenfone-ar-into-3d-scanner/


参照元サイト名:Scandy公式サイト

URL:https://scandy.co/


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