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VRのテーマパーク?70分使い放題のVR PARK TOKYO記者発表&体験取材


2016年12月16日(金)にアドアーズ渋谷にて開催されたグリー株式会社はとアドアーズ株式会社らによるVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」の記者発表会・体験会に参加してきました。


VR PARK TOKYO

VR PARK TOKYO記者発表会


アドアーズ株式会社代表取締役社長の上原聖司氏は「約1年前からVR事業の構想を始め、今回6つのアトラクションを各社にご提供いただきオープンとなります」と語った。


上原聖司氏

上原聖司氏


アトラクション紹介


対戦!ハチャメチャスタジアムVR(グリー株式会社)


VR PARK TOKYO

・プレイ人数:1~2人(対戦プレイ可能)

・概要:リアルな“野球盤”VRアトラクション。誰もが一度は遊んだことがある、あの“野球盤”を最新のVR技術で再現。野球のルールは知らなくても楽しめる、対戦型ゲームです。


協力!GHOST ATTACKERS VR(グリー株式会社)


VR PARK TOKYO

・プレイ人数:1~2人(協力プレイ可能)

・概要:協力型ガンシューティングVRアトラクション。

ゴースト退治専門家となり、相棒のドローンと一緒に、洋館に棲みついたゴーストを退治する、協力型ガンシューテイングゲームです。


CIRCLE Of SAVIORS(株式会社PDトウキョウ)


VR PARK TOKYO

・プレイ人数:1人

・概要:VRで表現された魔法陣の中に立ち、剣と盾、そして魔法で、迫りくる敵を次々になぎ倒す爽快な剣技アクションを楽しめるアトラクションです。


ソロモンカーペット VR(株式会社ハシラス)


VR PARK TOKYO

・プレイ人数:1~2人(同時プレイ可能)

・概要:魔法の絨毯に乗り、冒険するVRライドアトラクション。

魔法の絨毯で大空を疾走する爽快感を味わいながら、実際に稼働する絨毯の上でバランスを取りつつ、襲い掛かるモンスターと戦うゲームです。


体感!ホラーVR(株式会社ダイナモアミューズメント)


VR PARK TOKYO

・プレイ人数:1~4人(同時プレイ可能)

・概要: シアター型ホラーアトラクション。

VR技術で再現される最大限の恐怖を、ギミックチェアを通して体感するホラーアトラクションです。


DIVE HARD VR(メディアフロント・ジャパン株式会社)


VR PARK TOKYO

・プレイ人数:1人

・概要:高所脱出型VRアトラクション。

足がすくむ超高層ビルの上で、映画さながらのガンアクションを繰り広げる、ミッションクリア型ゲームです。


バンジージャンプVR(仮)(メディアフロント・ジャパン株式会社)


・プレイ人数:1人

・概要:ハーネス(安全帯)で固定された状態で空中に吊るされ、VRを通しての高所体験を室内で楽しめるアトラクションです。

※2017年1月中旬より稼働開始予定


今後は脱アーケードを掲げ事業展開


アドワーズは約半世紀ゲームセンター中心に事業展開してきたが、2007~2008年の7500億円をピークに業界全体の売上が減退していることを受け、駅前店舗50店の立地の良さを生かし、「ゲームセンター以外のお客様に喜ばれること」をテーマに多様な業態転換をしていく方針だ。


VR PARK TOKYO


実際にアドワーズは14日、秋葉原の店舗で外貨両替所をスタートさせており、VRも業態転換の目玉として展開されていく模様。


今後、体感型アトラクションの差別化としてスマホと連携したマネタイズシステムやオンラインでのユーザ対戦なども実装検討されている。


スマホとの連動部分については課金内容がアトラクションに反映されるような仕組みなどが構想としてあるようだが、実装には時間を要するだろう。


そのあたりは提携先のGREEがVR事業の先端をいく知見を活かし、来期以降に導入される流れかと思うが、2016年8月に発表された業務提携は今回のオープンでひとつの形となった。


アドアーズの狙いとしてはアトラクション単体での収益増よりも、まずはVRアトラクションの先行導入することで得られるさまざまな分野での波及効果に期待をしていた。


アトラクションを体験


雰囲気はテーマパーク


体験してみて感じたのがテーマパークの雰囲気に近いという点。ゲームセンター的な雰囲気はなく、将来的にはアトラクション優先利用チケットなども別途検討しているようだ。


オペレーションのチューニングが課題


今回のアトラクションの利用料金は70分遊び放題で1名3300円(2名以上で2900円)。

施設利用は70分1枠単位に最大30名が収容される。1アトラクションは短くて5分、長くて10分といったところだが、HMDの装着説明やバックパック内のPCの電池交換などに時間がかかり、少し押し気味になっていた。


70分でユーザが6つのアトラクションすべてを回るのは少し難しいかもしれない。3~4つ回れればいいのではないだろうか。


アドアーズとしてもこちらは課題として認識しており、運営するなかでのチューニングをしていく構えだ。ちなみに、スタッフの教育には2日をかけていた。


HMDにはVIVEを使用、一部でGear VR


シアター型ホラーアトラクションを除き、VRアトラクションはVIVEを使用。「協力!GHOST ATTACKERS VR」やSALOMON’s CARPET VRなどのシューティング系アトラクションについてはOculus TOUCHを使用するほうが相性がよさそうな気がしたが、VIVEでも臨場感高く楽しめた。


SALOMON’s CARPET VRやDIVE HARD VRは舞台設計にこだわりがあり、送風機や床揺れなどを上手に実装しており、空中に上昇する・エレベーターで上に上がるなどの縦方向の高速移動に関して体感性が非常に高かった。


特に、DIVE HARD VRはPSVRの体験コンテンツであった「the walk(ザ・ウォーク)」の綱渡り以上の恐怖感と臨場感があり、足がすくんだ。


VR PARK TOKYO


仕掛けとして秀逸だったのが、細い床が両端を踏むとやや傾く設計にしている点。あまりに恐怖を感じるため、2か所のうち1か所は床が固定された初心者設定になっていた。


みんなで楽しむものから個別に遊ぶものまでバランスがとられている


6つのアトラクションすべてに共通しているのは専門知識が不要である点。「対戦!ハチャメチャスタジアムVR」は野球のバッティングが楽しめるコンテンツだが、デフォルメされ野球のルールを知らなくても楽しめる。


立ちプレイで複数人で協力or対戦するコンテンツ、みんなで座って鑑賞するコンテンツ、一人で楽しむアクションと、来場者の参加形態に合わせてある程度求めるアトラクションが散らばるようになっていた。


現在、予約は全体の枠の4割が埋まっているので当日参加も十分に可能だ。


没入感の高い疑似体験ができるので16日のオープンに合わせ、20~30代のユーザの集客を狙う。


VR PARK TOKYO (アドアーズ渋谷店 4F)

東京都渋谷区宇田川町13-11 KN渋谷1ビル 4F

http://www.adores.jp/vrpark/


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