アイキャッチ画像:Road to VR

2020年8月5日、Oculusは最新のソフトウェア開発キット(SDK)(v19 / 1.51)を公開しました。

この開発キットはOculusGoに対応しておらず、改めてOculusGoの販売終了を意識させるものとなりました。


Oculusのソフトウェア開発キットの最新版はOculusGoに対応せず

Oculusのソフトウェア開発キットの最新版はOculusGoに対応せず

OculusはSDKの開発者向けリリースノートで、Oculus Goに対するUnityとUnreal Engineの両方のサポートが正式に廃止されたと述べています。

2020年6月にOculusGoの提供を終了することを発表していましたが、Facebookによると開発者は引き続き開発キットのバージョン18とそれ以前のものを利用することが可能です。

そのため、開発者としては進行中のプロジェクトをそのままOculusGoで続行するか、OculusQuestに移るかの選択を迫られることになります。

バグ修正とセキュリティパッチなどOculusGoのシステムサポートは2020年まで継続される予定です。

しかし、2020年12月にコンテンツパイプラインが完全に停止するのを皮切りに、ヘッドセットの段階的な廃止に向けて動き出すとしています。

初期スタンドアロンとして活躍したOculusGo

初期スタンドアロンとして活躍したOculusGo

OculusGoはOculus(Facebook)による最初のスタンドアロン型VRヘッドセットとして、2018年に登場しました。

現在では当たり前となっている位置追跡とモーションコントローラーがないにもかかわらず、安価で使いやすい3DoFのVRヘッドセットとして親しまれてきたモデルです。

2019年のOculusQuest発売後も、豊富なコンテンツと「最も安価なVRヘッドセット」というポジションにより多くのVR初心者にVRの楽しさを教えてくれました。

FacebookによるとOculusGoは同社としては最後の3DoFデバイスであり、今後は6DoF
のQuestに注力していくとのことです。

まとめ

Oculusのソフトウェア開発キットの最新版がOculusGoに対応していないことが明らかになりました。

すでにOculusGoの販売は終了しているので、開発者の多くは混乱もなく対処していくものと思われます。

とはいえ、改めてOculusGoが「終わった」と感じさせる出来事であると感じました。

初心者向けデバイスとしてTVで紹介されたり、企業向けの研修コンテンツなどで利用されるなど触れる機会の多いVRデバイスだったので一抹の寂しさがあります。

逆に考えるとVR業界が「とりあえず体験してみる」のところから「よりクオリティの高い体験を提供する」というフェーズに移ったと言えるのではないでしょうか。

前向きに考えて、今後もVR業界の動向に注目していきたいですね。

参考:Beginning of the End – Latest Oculus SDK Version Drops Support for Go[Road to VR]

参考:Oculus Developer Release Notes: v19.1/1.51.1[Oculus Blog]








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情報提供元:VR Inside
記事名:「Oculusのソフトウェア開発キットの最新バージョンOculus Goへの対応終了