Steamが月一回発表しているユーザーの利用デバイス調査において、OculusQuestを利用しているSteamユーザーの割合が約1.42%増加していることが明らかになりました。

5月の発表でもOculusQuestの利用率は前月よりも増加しており、2ヶ月連続の増加傾向を見せるなど、OculusQuestの勢いが窺える結果となっています。


公開されたSteamユーザーのVRデバイス状況

Steamを運営するValveは月1回ユーザーの利用デバイスに関する調査を実施しており、先日6月分の結果が発表されました。

主要PCVRメーカーは詳細な売上データを公開していないため、このデータはVRデバイスの動向を推測するための重要な手がかりとなっています。

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OculusQuestを使っているSteamVRユーザーは全体の8.87%であり、5月の7.46%から約1.42%増加していることがわかりました。

これはすべてのWindows Mixed Realityヘッドセットを合わせた数(8.35%)よりも多いスコアとのことです。

Quest以外のデバイスを見てみると、Valve IndexがQuestに次ぐ伸び率(1.00%)を記録しています。

また、HTC VIVE、Oculus RiftとRIft Sが前月よりも利用ユーザーの率が減少し、Steamユーザーの中のVRヘッドセット利用者の割合自体も前月よりも減少傾向にあります。



OculusLinkのアップデートの効果によるものか

PCとの接続が不要なスタンドアロンVRとしてリリースされたOculusQuestですが、2019年末にはPCと接続してPCVRが利用できるようになるOculusLinkという機能が実装されています。

しかし、OculusLinkはQuest本体とは別売のUSB3.0ケーブルにのみ対応するもので、評判が悪くOculusが期待するほどの利用者が出たとは言いにくい状況でした。

そこで、Oculusは5月にOculusLinkがQuest本体と同梱されているUSB2.0ケーブルでも利用できるようになるアップデートを施しました。

最近になってSteamでQuestの存在感が増しているのは、そんなOculusLinkに施されたアップデートが要因ではないかと米国のテックメディアUploadVRは分析しています。

実際、アップデートが実施された5月からSteamにおけるQuestのユーザーが増加していることから、この説は信憑性が高いように思われます。

まとめ

SteamでのOculusQuestユーザーが2ヶ月連続で増加傾向にあることが明らかになりました。

OculusLinkのアップデートが主な要因と考えられますが、単純にコロナ禍によりストップしていたQuestの生産が復旧し市場に戻ってきたのが5月頃だったことも一員に挙げられるのではないでしょうか。

いずれにしてもQuestがSteamVRにおいても主要デバイスの一角となりつつあり、Questを汎用性の高いデバイスにするというOculusの狙いは成功しているように感じます。

このQuestを追い上げているのはValve Indexですが、VRデバイスの勢力図も徐々に新しいものになりつつあるようですね。

参考:Oculus Quest Use On Steam Continues To Grow In June Hardware Report[UploadVR]








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情報提供元:VR Inside
記事名:「OculusQuestユーザーが増加中!Steamが6月のVRデバイスの調査結果を発表