シアターカンパニー、AMCとロケーションベースVR、Dreamscape Immersiveがパートナーに！

2017年09月28日 13:38:00
テクノロジー
VR Inside

Dreamscape-Immersive-logo

世界最大級のシアトリカルモーションピクチャー、AMCとロケーションベースVRスタートアップ、Dreamscape ImmersiveがさらなるロケーションベースVRの発展のために戦略的パートナーシップを組むことを発表した。

このパートナーシップはDreamscape Immersiveの共同社長、Walter Parkes氏、Kevin Wall氏とAMCの社長、Adam Aron氏から発表された。

概要

Dreamscape-Immersive

世界中に1000のシアターを所有する世界的シアターカンパニー、AMCがロケーションベースVRスタートアップのDreamscape Immersiveとパートナーシップを契約したことを発表した。

パートナーシップの一環として、AMCは2000万ドル（約 22億円）シリーズBファイナンシングラウンドのリードインバスターとなる。

AMCは1000万ドル（約 11億）ずつをDreamscape Immersiveと分けて、これから18ヶ月にわたって、北アメリカとイギリスのAMCシネマとスタンダローンロケーションのDreamscape Immersive VRセンター6個所の支援をしていく。

この6個所のロケーションは、すでにロサンゼルス、Westfield Century City Mallの中にあるDreamscape Immersiveのフラグシップロケーションに加わる形で2018年にオープンする予定だ。

AMCはこのファイナンシングラウンドに加えて、1000万ドル（約 11億）をコンテンツファンドとしてコンテンツ制作の方もサポートしていく。

Dreamscape ImmersiveはParkes氏、Wall氏、CEOで元DisneyイメージニアリングチーフのBruce Vaughn氏、COOのAaron Grosky氏などが率いるチームがスイスリサーチファンデーション、Artanimが開発した独自のボディマッピングテクノロジーを使用したコンテンツを提供している。

このボディマッピングテクノロジーは、フルレンダーアバターとしてVR内に全身の動きを再現することができ、現実世界と同じような感覚でコンテンツを楽しめる。

他のVRプラットフォームとは違い最大6人まで同時にフルボディでVRコンテンツをプレイできるのも特徴だ。

Dreamscape Immersiveはオリジナルコンテンツも制作する予定で、メジャースタジオのいくつかと話を進めている。

同社はイニシャルインバスターのBold Capital Partners、Warner Bros.、21st Century Fox、Metro-Goldwyn-Mayer (MGM)、IMAX Corporation、Westfield Corporation、Steven Spielberg氏を含むシリーズAファンディングを2017年1月に完了し、同月に正式に設立したばかりだ。

Dreamscape Immersiveについて

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Dreamscape Immersiveは2017年1月に設立されたばかりのカリフォルニア、ロサンゼルスを拠点にするロケーションベースVRエンターテインメントカンパニーだ。

スイスリサーチインスティチュートのArtanimが開発した、今までにないシネマティックVR体験ができる、ケーブルのいらないボディマッピングテクノロジーを提供している。

Dreamscape Immersiveのチームはシネマティックストーリテラー、ミュージック

トレイルブレザーズ、テーマパークアトラクションエキスパート、ゲームクリエーター、テクノロジスト、メディカルリサーチャーなどエンターテイメントのエキスパートはもちろん、それ以外の分野のエキスパートも含むハイブリットなチームとなっている。