ゲルマニウムラジオやトランジスタラジオなど、レトロなラジオキットを製造・販売する「シャンテック電子」。その多くが初心者向けで、ラジオの原理と電子工作の基本を学びながら組み立てられます。シャンテック電子のループアンテナキットを電子工作して、ラジオの感度アップを図りましょう。

1辺40cmの大型ループアンテナキット

シャンテック電子のAMラジオ受信用「ループアンテナキット(L-001)」の実勢価格は3,770円です。1辺40cmの大型アンテナで、利得が高く指向性が鋭いので、狙った放送局を受信しやすくなります。

外側の1次巻線とバリコンで希望の放送局の周波数に同調させ、内側の2次巻線をラジオのアンテナ端子に接続します。さっそく組み立ててみましょう。

木製の枠組みは、まず木工用ボンドでしっかり固定。その後でビス止めをするとスムーズでしょう。枠組みが組み上がったら、アンテナ線を巻いていきます。ポイントは線が重ならないようにキレイに時計回りで巻いていくこと。1次巻きは14周と3/4、2次巻は2周と3/4を巻きます。

ループアンテナは接続せずとも効果

そして、巻き終わり部分から線を裏側へ回して支柱にはわせ、下方向に垂らすのです。巻き終わったら結束バンドで固定し、ラグ端子にハンダ付けしておきます。アンテナとラジオは、ワニ口クリップで接続。1次の巻終わり線(白色)と、2次の巻き始め線を(黄色)をつなげます。

付属アンテナを使用した時は、NHK東京とニッポン放送が辛うじて受信できたものの、ところどころ途切れてしまっていました。

しかし、ループアンテナに接続してアンテナの側面(指向面)を送信所の方角に向けてみたところ、ノイズが激減。特にNHK東京はノイズがほぼゼロで音がクリアに聞こえるようになりました。

なお、ループアンテナは接続せずともラジオの近くに置いておくだけでもOK。今回のテストでは、接続時も非接続時も差は感じませんでした。(文/Toybox)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「電子工作「ループアンテナキット」で感度アップ