衛星放送やCATV、最近ではネット配信の普及によって、地域ごとのテレビ格差は小さくなりつつあります。とはいえ、やはり地デジの受信環境は最も重要でしょう。関東圏は5大キー局の他に独立U局も放送していて実感がないかもしれませんが、地方では多くのマニアが地デジ遠距離受信に挑戦しているのです。

地デジ遠距離受信に用意する基本機材

「自分の住んでいる地域では放送していないアニメやドラマが見たい」というのが、テレビマニアたちのモチベーションの根源。長きにわたり、それを実現するための方法を研究し、技術を磨いてきました。

地元局とは遠く離れた送信所の電波を受信できれば、地元では放送していない番組を見られるということ。お金さえ払えば誰でも視聴できるBSやCSの有料放送より、むしろ隣県の地デジの方がレア度が高いといえるのです。

とはいえ、地デジの遠距離受信は近隣の局で使用されている周波数、電波の出力、周囲の環境など地理的な条件に大きく影響されます。絶対に受信できるという方法はありませんが、地デジ遠距離受信を成功する確率をアップさせるテクニックはあります。

地デジ遠距離受信は「高性能アンテナ」を使用して向きを調整、受信感度の高い「チューナー」と「ブースター」を用意するのが基本テクニックです。

地デジ遠距離受信の奥の手チューナー

一般的なUHF帯アンテナは14素子程度。これを20~30素子のアンテナに変更します。素子数が多くなれば、それだけ指向性が強くなるということ。方向調整はシビアになりますが、弱い電波をキャッチできる可能性が高くなります。

ここで用意しておくと便利なのが「レベルチェッカー」です。電波の強さとともに品質も視覚化できるため、ベストポジションを探しやすくなります。

弱い電波を増幅するために使うブースターは、地デジ遠距離受信では使いどころの見極めが肝心。というのも、ブースターはノイズも増幅させてしまうので、近隣局に悪影響を与えてしまう可能性があるからです。特定の局の弱い電波を増幅したい時に活用。0を1ではなく、10を15にするイメージです。

また、地デジ遠距離受信の奥の手としてクルマ用の地デジチューナーもその筋では使われてきました。感度が高いものが多く、自宅で利用しているマニアもいるほど。ワンセグでも確認するため「PT3」などのTS抜きチューナーを活用している達人もいます。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「マニアが実践する地デジ遠距離受信テクニック