交通違反の取り締まりでは、運転者本人には違反したという認識がなくても違反キップを切られるケースがあります。なかでも、一時停止違反は本人がしっかり停止したつもりでも、白バイ隊員に呼び止められることが多い交通違反のひとつ。白バイ隊員が教える覚えのない交通違反の対処法を紹介しましょう。

ノルマ稼ぎで取り締まられる交通違反

交通ルールをしっかり守っているのに取り締まられやすい交通違反に、交差点での「一時停止違反」や「横断歩行者等妨害違反」があります。身に覚えのない交通違反でキップを切られそうになった時、どう対処すればよいのかを元白バイ隊員に聞きました。

「一時停止違反」は月末によくノルマ稼ぎで取り締まられる交通違反。「一時停止違反はたいていの場合、交番勤務の警官か、ノルマを達成するべく必死な白バイ隊員が1人で取り締まりをしていることが多い」といいます。

元白バイ隊員によると、一時停止違反は「いったん停止した」「していない」という言い争いになっても、証拠がないので警察は立証できないとのことです。

ただし、近くのコンビニなどの防犯カメラで実際に一時停止できていなかったか確認できてしまうこともあります。こういった場合、徹底して自身のプライドを盾に戦おうとする白バイ隊員だと、違反を立証されてしまうこともあるのです。

一時停止違反はバイクが特に捕まえやすいので、片側の足を停止ラインのところへ出しておけば、ある程度見逃されることもあると元白バイ隊員は話してくれました。

交差点で白バイが取り締まる交通違反

「横断歩行者等妨害違反」は、道路を横断しようとしている歩行者などの横断を妨害する行為です。交差点で歩行者信号が赤になる前に右左折したクルマを、白バイ隊員などが横断歩行者等妨害違反で取り締まるケースがあります。

元白バイ隊員によると、横断歩行者等妨害違反は歩行を妨害されたという当事者が現れないと、警察は立証することができません。青キップを切られないようにするには「妨害されたという被害者が訴えを起こさないのはおかしい」と頑なに突っぱねるのが効果的だそうです。

とはいえ、警察官が2名以上いる場合は1人が証人となってしまうので、頑なに突っぱねても100%回避できるわけではありません。「歩行を妨害した覚えはない」など、意思を固くして挑む必要があります。ただし、交通違反したと認識した時は素直に取り締まりに従いましょう。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「覚えのない交通違反でキップを切られない対処法