インターネットの広がりとともに、ひとクセある裏グッズの販売ルートは変化してきました。ネット通販が普及し始めた2000年代は、怪しいブツを探すならネットオークションが定番でした。楽天市場やAmazonなど大手ネット通販ではまずお目にかかれない、ギリギリのアイテムの宝庫だったのです。

裏グッズの販売ルートにAmazon利用

しかし、ネットオークションの自由さは運営サイドによる規制強化によって徐々に失われていきます。そして同時に、楽天市場やAmazonへの監視も強化されました。そして、2010年代になって登場した裏グッズの販売ルートが「海外通販サイト」です。

日本語対応も増えてきて、特別な知識を必要とせずにアカウントを作って買い物ができるようになりました。その代表格が、アメリカのオークションサイト「eBay」、中国のアリババが運営する「AliExpress」などです。

日本未発売のガジェットや、同じ機能の製品が格安で販売。しかも注文から1週間~10日ほどで届きます。商品が届かない場合は、公式のサポートから申請すれば割とスムーズに返金されるので、海外通販のハードルはグッと下がりました。

そして今、裏グッズの販売ルートとして利用されているのが「Amazon」です。現在のAmazonは、マーケットプレイスというシステムにより、個人が簡単に出店できるようになっています。そのため、さくらレビューが横行するだけでなく、かなり黒に近いグレーの商品も堂々と販売されているのです。

裏グッズがAmazonでフツーに販売中

例えば、とあるセキュリティ系のカー用品は2012年頃にネットオークションサイトなどの日本市場から消え去りました。それが今、Amazonでフツーに手頃な価格で売られているのです。

このほか、正当な理由の無い所持が禁止されているピッキングツールや、販売規制されたはずの高出力レーザーポインター、映像系の裏ツールもAmazonで販売されています。これらは直接その名称では登録されていないので、販売者はその旨を分かった上で販売しているのでしょう。注文すると、たいていは中国から発送されてきます。

ちなみに、ゲーム系ツールは、海外通販サイトなどより自由な状態で販売されている始末。例えば、日本AmazonではゲームROMが付属しますが、AliExpressでは付属しないといった具合です。

アカウントがバンされても気にせず、売り逃げしようという目論見なのでしょうか。Amazonだからといって安心できる時代は終わりました。一線を越えたアウトな商品を知らずに買ってしまわないよう、それなりの知識を身につける必要があるようです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Amazonでさくらレビューとともに増える裏グッズ