2020年1月頃、メルカリで家電製品などを購入したユーザーの間で後払い決済システム「Paidy」を悪用した詐欺被害が続出していることが、Twitter上で話題になりました。「メルカリで買った家電製品がビックカメラから直接届いた」「既にメルカリで支払い済みの商品の請求書が届いた」などといったツイートによって事件が発覚したのです。

メルカリ詐欺に後払いサービスを利用

話題となったメルカリ詐欺の手口は次の通りです。犯人はまず、メルカリに匿名配送以外の方法を指定して家電製品などを出品。メルカリ上で商品が売れると、ヤマダウェブコムやビックカメラ.comといった通販サイトで、Paidy翌月払いを使って商品を購入。商品の送付先をメルカリの購入者の住所にします。

「Paidy」は、オンラインショップ向けの後払い決済サービスで、メアドと携帯電話番号で決済ができます。翌月の1~3日にメールとSMSで前月分の請求が届き、コンビニや銀行振込で支払う仕組みです。

商品は通販サイトから購入者の元に届き、購入者は商品が届いたということで、受け取り通知を送信し、メルカリでの取引を完了。犯人には購入者からの売上金が振り込まれます。

メルカリ詐欺で翌月払いの利用を休止

当然、翌月には犯人の元にPaidyから商品代金の請求が届きますが、ここで請求を無視。Paidyのシステム上、購入者(犯人)から代金が振り込まれない場合、商品の発送先となった住所に請求が送られるため、既に購入代金を支払ったメルカリの購入者の元にPaidyからの請求書が届き、二重の支払いを求められるというものです。

このメルカリ詐欺の事件で注目されたのが「Paidy翌月払い」システム。アカウント作成に本人確認が不要で、電話番号とメールアドレスだけで簡単に決済できてしまうため、身元が特定できない電話番号さえあれば、すぐに詐欺アカウントが作れてしまうのです。

現在、メルカリ詐欺の事件を受けて、ヤマダウェブコムやビックカメラ.comでは、Paidy翌月払いの利用が休止されています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「メルカリ詐欺「Paidy翌月払い」を悪用した手口