ETCのさまざまな割引サービスには、単にETCカードを持っているだけでは受けられず、事前に登録が必要となるものがあります。その代表的な例が「ETCマイレージ」で、会員かどうかでおトク度が10%近く変わります。ETC割引で事前登録しないと適用されないサービスを確認しておきましょう。

ETCマイレージ登録で還元を受ける

NEXCO3社が提供するETC割引サービスとして代表的なものが、ETC休日割引とETC深夜割引です。ETC休日割引は、NEXCO東日本・西日本が指定する大都市近郊区間以外を土・日曜に利用すると適用されるもので、通行料金が30%OFFになります。

また、ETC深夜割引については曜日に関わりなく0~4時に高速道路を利用した場合に30%OFFとなるもの。こちらは横浜横須賀道路など一部路線を除き、大都市近郊区間も対象です。そして、ETC休日割引・ETC深夜割引についてはETCを利用すればその他の登録は不要で自動的に適用になります。

一方、ETCマイレージは会員限定のポイントプログラムで事前登録が必要です。こちらは、高速道路の利用料金・回数に応じてポイントが貯まり、手続きを行うことで通行料金として還元される仕組みです。

現在、ETCマイレージのポイントが貯まるのはNEXCO3社(仙台松島道路を含む)と本四高速・名古屋高速・愛知県道路公社・神戸市道路公社・広島高速・福岡高速・北九州高速。還元された通行料金はこれらの会社に加え、阪神高速他12社で利用可能です。

ETCマイレージと平日朝夕割はセット

とはいえ、ETCマイレージでの還元を受けるためには、事前の会員登録が必要。登録方法には、Web上から行うもの、SA・PAなどに用意された申込用紙を郵送の2種類があります。郵送は会員登録へ時間がかかるのに対し、Webの場合は申し込み当日からETCマイレージが利用できるので、Web登録がおすすめです。

Web登録の場合、ETCマイレージのトップページにある「新規登録」をクリックすると手続きがスタート。この際、ETCカードのほかに、自家用車のナンバーとETC車載器管理番号の入力が必要で、この両者が車載器セットアップ時の情報と一致しないと登録できないので注意が必要です。

さらに、ETCマイレージに登録することで、別のETC割引サービス「平日朝夕割」が自動的に適用となります。これはNEXCO3社(大都市近郊区を除く)と本四高速が行っていて、平日朝6~9時・夕方17~20時の利用回数に応じて、利用料金の最大50%が利用料金として還元されるものです。

利用回数・還元金額については、NEXCO各社については3社分まとめて計算され、本四高速は1社独自でおこなっています。また、平日朝夕割の還元はETCマイレージとは別計算なので、条件が揃えば両方の割引サービスが同時に適用となります。

NEXCO中日本のETC乗り放題も要登録

また、会員登録することで利用できるETCのサービスとして、NEXCO中日本が販売しているETC乗り放題プラン「速旅」が挙げられます。ETC乗り放題自体は、NEXCO3社がさまざまなプランを展開していますが、会員登録が必要になるのはNEXCO中日本のみです。

速旅の会員登録は同社のWebサイトから行う仕組みで、手続きには、住所などの連絡先と利用するETCカード番号が必要です。手続き自体は、Webでの登録作業が終わり次第、各種ETC乗り放題プランが利用可能になります。

なお、速旅でホテル・旅館やアミューズメント施設などと提携したプランを利用する場合、宿泊・施設利用分は別途クレジットカードで決済する仕組みになっています。そのため、これらプランを利用する場合、申し込み時に利用可能なクレジットカードも用意しておく必要があるので要注意です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「事前登録しないと適用されない「ETC割引」は?