自衛隊の装備品を見ると、陸海空を問わず文字と数字を組み合わせた記号が見つけられるはず。例えば、陸上自衛隊の装備品は頭に「○○式」という2ケタの数字が付いています。具体例でいえば、日本の主力戦車は「10式戦車」です。そして、この数字には陸上自衛隊独特の読み方と意味があるのでした。

10式戦車の数字は「ひとまる」と読む

陸上自衛隊の装備品には、戦車から小銃に至るまで「○○式」という2ケタの数字が、正式名称として付けられています。この数字は装備化された年度を表すもので、西暦の下2ケタです。ただし、ヘリコプターと航空機は除きます。

例えば、最新鋭の「16式機動戦闘車」は、2016年度に装備化されたということ。なお、装備化前の試作車は各種イベントで展示されていましたが、その時は開発名称の「機動戦闘車」と呼ばれていました。

加えて、数字の読み方にも注意が必要です。数字の読み方は、無線の和文通話コードを使用します。「10式戦車」であれば「ひとまる」。陸上自衛隊の1から0の読み方は「ひと・に・さん・よん・ご・ろく・なな・はち・きゅう・まる」となります。

航空自衛隊機に納入年度の下1ケタ

航空自衛隊機にも「2ケタ-4ケタ」の6ケタの数字が付いています。最初の数字は納入年度の下1ケタ(西暦)、次が登録順位(機体ごとの数字)です。具体的には「2」がF-15J/DJ、「3」がF-2A/B、「4」がE-2C/E-767、「6」がT-4、「7」がF-4EJ/EJ改となっています。

ハイフンを挟んだ3つめの数字は機種区分。「1」が輸送機、「2」がその他、「4」が回転翼機、「5」が練習機、「6」が偵察機、「8」が戦闘機を表します。

残り3ケタは製造番号でF-4EJが301~440号機、F-15Jが801~965号機、F-15DJが051~098号機、F-2Aが501~564号機、F-2Bが101~134号機を使用。この数字は機首に記載されている3ケタ数字と同じです。

例えば「32-8080」と尾翼に記されている航空自衛隊機は、機種に「080」と記載。1993年に登録された「F-15DJ」戦闘機であるとわかります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「陸上自衛隊「10式戦車」数字の読み方と意味は?