駐車禁止の取り締まりにまつわる都市伝説にはいろいろあります。外交官ナンバーは駐車禁止を見逃されるという話や、ナンバーを隠すと駐車監視員が確認作業を避ける傾向があるなど。はたして、駐車禁止の取り締まりに抜け穴はあるのでしょうか。そこで、駐車禁止の取り締まりにまつわる都市伝説を検証しました。

外交官ナンバーでも駐車禁止の取締り

外交官特権により外交官ナンバー(青ナンバー)は、駐車違反にならないとよくいわれます。ただし、これは都市伝説。「外」から始まる青いナンバープレートは外交特権保持者ということ。日本の法律の適用対象外ですが、通告は行えます。

駐車違反している外交官ナンバーの車に、駐車禁止のステッカーが貼られていたという目撃情報は多数。また「外交特権を有する者に対する交通反則通告制度の適用」という通達もあります。

ただし、実際問題として駐車禁止の取り締まりを受けても、反則金を踏み倒すケースが多いのが実状のようです。悪質な運転には、ナンバープレートの返却勧告などもあるといいます。

後部座席が極めて濃いスモークガラスやカーテンで目隠しされていると、車内で寝ていたという主張を覆す証拠が提示できず、駐車違反が取り消されたというケースがあるともいわれます。

植え込みに両輪が入っても駐車禁止

ただし、カメラをスモークガラスに接写して撮影するようなツワモノが駐車監視員の中にもいるとのこと。スモークガラスだからいくらでも言い訳できると思うのは危険です。これも駐車禁止の取り締まりにまつわる都市伝説といえるでしょう。

二輪車ではナンバープレートが外される、またはカバーで覆われている場合、駐車監視員が駐車禁止の確認作業を避ける傾向があるといわれています。しかし、これも都市伝説。ナンバープレートが隠れていても、監視員は車体に刻まれた車体番号で確認可能。実際に駐車禁止の取り締まりが行われるのです。

二輪車の駐車禁止には「歩道に駐車している二輪車は違反として処理されるが、街路樹などの植え込みに両輪が入っている場合、違反とはいえず処理することができない」という話もあります。

駐車禁止を取り締まるのは公道のみ、植え込みは公道ではないというわけです。そこで都内では、植え込みに駐車できないよう柵を設けているところもあります。また、植え込みに両輪が入っていても、埼玉県では違反車両扱いでNGになるようです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「外交官ナンバーは見逃す?駐禁の都市伝説を検証