「VPN Gate」などの中継サーバを使った場合、IPアドレスを偽装することによってアクセス制限は突破できるものの、完全な匿名でネットサーフィンできるわけではありません。完全匿名で情報収集するなら「Tor(トーア)」を使います。Torの入手方法と使い方を詳しく見ていきましょう。

WikiLeaksも推奨するTorブラウザ

VPN経由でIPアドレスを偽装しても、アクセス先となるWebサイトには中継サーバのIPアドレスのログが残り、中継サーバには元となるIPアドレスのログが残ります。このため、IPアドレスの追跡は容易に行えてしまうのでした。

そこで、より完璧に匿名アクセスを目指すなら、世界の機密情報を匿名で公開しているあのWikiLeaksも推奨している「Tor」というWebブラウザを使用します。Torとは複数のサーバを経由することで、アクセス元を隠す技術です。

TorをWebブラウザとして利用すれば、世界中の複数の中継サーバをリレー的に経由(マルチホップ)します。しかも中継サーバにログを残さないため、完全匿名でネットサーフィンができるのです。

Torブラウザ画面の検索エンジン

完全匿名でネットサーフィンする方法は、まず「Tor」の公式サイトから日本語用セットアップファイル「torbrowserinstall-7.5.4_ja.exe」をダウンロード。ダウンロードファイルをダブルクリックしてインストールします。

インストールが完了するとデスクトップにショートカットアイコンが登場。起動すると、Torの接続画面が表示されるので「接続」をクリックします。

Torのブラウザトップ画面では、ユーザー情報を記録しない「duckduckgo.com」という検索エンジンが採用されています。なお、ブラウザのベースとなっているのは「Mozilla Firefox」です。そのため、アドオンもFirefoxのものであればインストールが可能になっています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「完全匿名でネットサーフィンするTorブラウザ