屋根の上に白いボックスの昇降装置が付いたパトカーは、いわゆるパトロール用。赤色灯が直に乗っている交通パトカーは積極的に交通違反を取り締まりますが、パトロール用は街中を巡回して不審な人や物を見つけることが主な任務になります。ただし、同じ昇降装置付きでも攻撃的な姿勢のパトカーがあるのです。

自動車警ら隊のパトカーは攻撃的

同じ昇降装置付きの白黒パトカーが街を走っていても「自動車警ら隊」と「所轄の警ら」とでは、その姿勢が大きく違ってます。自動車警ら隊は警察署の管轄区域を越えて活動できる部署。一方の所轄の警らとは所轄警察署によるパトロールのことで、その地域を管轄している警察署が行うものです。

自動車警ら隊は、道行く人の不審な行動や街のちょっとした異変に目を配って走っています。常に周囲に目を配っているので、パトカー内の私語はありません。乗務中は犯罪の芽を見つけ出して検挙するという攻撃的な姿勢でいるからです。

これに対して、所轄の警らは管轄内を巡回しているだけ。犯罪が起こっていたら対処する受け身の姿勢なので、自ずとパトカー車内の緊張感も違ってくるのです。

自動車警ら隊パトカーは3ケタ数字

自動車警ら隊はいわば職務質問のプロ。挙動が不審な人を見逃しません。そんな自ら隊のパトカーの目印となるのが、車体に描かれた3ケタの数字。警視庁の白黒パトカーには、フロントとリアウインドウの片隅に所属を示す記号を表示しています。

この記号は無線のコールサインと共用しているので、屋根にも書かれています。対空表示と呼ばれ、警察ヘリコプターからの視認性を高めるためです。

ここで所轄の警らパトカーの記号は、所属する警察署名と数字の組み合わせ。これに対して、自動車警ら隊は1ケタの所属隊と2ケタの通し番号による3ケタ数字なのです。

ただし、昇降装置付きパトカーには職務質問に精通した警察官が常務する「遊撃特別警ら隊」も存在。警視庁のパトカーの場合は「遊撃1」などと表記されています。ちなみに、対空表示は「撃1」という表記です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「昇降装置付きパトカーが攻撃的かを見分ける方法