電車の側面中央の下側に記された「クハ」や「モハ」といった車両形式の意味は、鉄道ブームに乗って一般人も知るところとなりました。しかし、機関車の車両形式となると、地域によっては見かけないことも多いため謎めいてきます。機関車の車両形式「英字+数字」の法則を見ていきましょう。

機関車に付いている車両形式の記号

「クハ」「モハ」などの車両形式の意味は「ク」が運転台付きの制御車、「モ」がモーターが付いた電動車、「サ」が運転台もモーターも付かない付随車です。これに続く「ハ」は普通車、「ロ」がグリーン車になります。

一方、機関車に付いた車両形式の記号はあまり知られていません。そこで、国鉄時代の蒸気機関車・ディーゼル機関車・電気機関車と、JRに分社してから製造された機関車の車両形式の謎解きをしていきましょう。

巨大な牽引力を必要とする機関車で重要になるのが、動力を伝える動軸の数。動軸数に応じた英字が割当てられ、動軸数が多いほど牽引力が増します。「B」が2軸、「C」が3軸、「D」が4軸ということ。さらに「E」が5軸、「F」が6軸、「H」が8軸となります。

英字に続く2ケタまたは3ケタの数字が表しているのは仕様。さらに、それに続く数字は機番と呼ばれる個別の数字になります。

ディーゼル機関車の記号は頭がD

蒸気機関車の記号は「D51 498」となっており、4軸を表す「D」に続く2ケタの数字は「10~49」がタンク車、「50~59」がテンダ車、「60~62」がテンダ車(軽減型)ということ。続く3ケタの数字が機番となっています。

ディーゼル機関車の記号は「DE10 1202」となっており、頭にディーゼルを表す「D」が付くのが特徴。この場合、5軸を表す「E」に続く2ケタ数字が仕様です。「10~39」は最高速度が85km/h以下、「50~89」は最高速度が85km/h以上であるという意味です。

電気機関車の記号は「EF81 81」となっていて、6軸を表す「F」の前に電気を表す「E」が付きます。続く2ケタが仕様で、交流や直流などの意味。最後の2ケタは機番です。

JRの機関車は「EH200-4」となっていて、8軸を意味する「H」の前に電気の「E」、続く3ケタが仕様を表しています。そして、ハイフン以降の数字が機番です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「機関車に書かれた車両形式「英字+数字」の法則