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TVCMでもおなじみ、「モバサカ」「モバプロ」のモブキャストの決算発表をみてみた!


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超リアルな(完全なる主観ですが。。。)サッカーゲームの「モバサカ」、野球ゲームの「モバプロ」を展開しているモブキャストの決算発表が気になったので今回はこちらの資料をみながら今期業績、今後の展望をひも解いていきたいと思います。


 


まずどういった会社か?というところから。。。創業は約13年前で当時は携帯向けゲームの開発から始め、平成22年にモバイルエンターテインメントプラットフォームである「mobcast(モブキャスト)」を開始しています。そこから「モバプロ」「モバサカ」のリリースを経て今に至っており、主にモバイルゲームの開発運営をしている会社です。


現在では上記の2タイトル以外にも自社開発および共同開発タイトルも続々開発リリースしています。


ではその成長はどのくらいなのか?決算資料やIR情報をもとに見てみましょう。


※引用・参照元:


2017年12月期2Q決算説明資料:https://goo.gl/Rj7x1t


IR情報:https://mobcast.co.jp/ja/investors/


 


mobcast_売上


過去4年を遡ってみると2013年をピークに売上、営業利益とも下降傾向になっています。


こちらについては主にタイトルリリースの遅延やそれに伴う開発費増、および期間固定のタイトルプロモーションの大量投下などが要因のようです。しかし、現在にいたるまでプロジェクト管理やタイトル運用の効率化・プロモーションの見直しにより赤字幅は縮小している状況です。


mobcast_売上利益QonQ


では今期の売上・利益の動きにフォーカスしてみましょう。


まず、売上げですが、1Qに比べると2Qは101%と微増いったところです。こちらはネイティブゲームの売上拡大が寄与しているようです。


下記のブラウザゲームとネイティブゲームの売上推移位を見てみると、今期2Qについてはブラウザゲームの売上は減少しているものの、ネイティブゲームの売上が150%ほどに拡大しています。そのためブラウザゲームは振るわないものの、1Qより売上げが増している状況です。


ゲーム売上


ネイティブゲームの売上拡大については「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」の中国での売上に係るロイヤリティ売上の計上と、「モバプロ2 レジェンド」の配信開始に伴う新規タイトルの売上が大きく寄与しました。


そして、営業利益についても赤字幅が若干縮小された程度といった動きのみです。人件費の削減などを引き続き実施し販管費の削減をしてはいますが、今期は新規タイトルのロイヤリティや広告宣伝費がかさみそれほど大きな赤字解消とはならなかったようです。


諸費用一覧


今後の展望として、国内についてはなんといっても強力IPタイトルである「キングダム 乱‐天下統一への道」(https://lp.mobcast.net/kingdom_ran/)のリリースになります!しかし、今期3Qリリースとなっていましたが来期1Qにずれ込んでしまっているようです。いずれにしても人気マンガIPものですので早いリリースが望まれます!その他にも、開発中タイトルが2つあるのでこちらにも期待です。


 


また、海外展開については「モバサカ」の海外展開として韓国版とグローバル版の配信も今期4Q以降で随時計画されているのでこちらもうまくいけば業績へのインパクトは大きいものになると思われます。


 


ざっくりと見てきましたが、3Q以降の開発の遅延等がなく計画通りにいけば来期の1Qには、黒字化も見えてきそうですねー!



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